早朝なので、鳥の声、虫の声、いろんな声が聞こえています。
先ほど数分だけ、空が夕焼けのように赤く色づき、幻想的な色合いに息を飲みました。
30歳くらいのときに、オンディーヌという演劇に出させていただいた時、高い声の訓練をたくさんしました。
劇とは関係なかったのですが、劇中に機械で作られた高音の歌声が出てきたので、興味を持ちました。
その訓練方法として、鳥の声をコピーしてみようとして、やってみました。
通常の出し方では出せる高い音の限界が早く来てしまうので、自分の発声法を一度喪失し、もっと高い音がでる生きものの声をコピーする方法を取ってみました。
この試みはとても楽しかったです。
詳しくありませんが、虫は一部、羽をこすりあわせて音を出しているものもいますよね?
声を考えた時、まさに振動そのもので、振動こそ生命の根源なのではないかな、と、思わされます。