昼の弁当を買いに、コンビニへ行く。
仕事場の近くのこの店は、昼時には行列となって
レジに並ぶ客が店内をグルリと囲む。
その流れに沿って弁当やパン、ドリンク類が並んでいるから
まずは何も持たずに列の最後尾につく。
今日は「ナポリタン」
途中のドリンクコーナーでお茶と、コーヒーもついでに買ってレジを待つ。
オレのすぐ前にいる若い女の子の二人連れは
なにかしら大きな声で話ながら、ときおりゲラゲラと大口開けて笑っている。
デザートのコーナーで品物を手にとり、連れに大声で話しかける。
「この『ジャンボモンブラン』とか、ちょ~喰いたいんだけど」
「でも内容薄くね?」
最近のワカモノの言葉が嫌いだ。
間違った日本語も、いわば「文化」ではあろう。
『ら抜き表現』も、今や認知されつつある。
文章では特に気を付けているが、日常会話では「ら抜き」していたりする。
エラそうに言ってるオレだって、もっと大人に人たちから見れば
間違いだらけの日本語を使っているかもしれない。
それにしたって…
「ちょ~喰いたいんだけど」
「薄くね?」
オマエラの使う日本語はおかしいぞ!
おかしくたって、まだ「美し」ければまだしも
誰がどう聞いたって美しくない。
先日会ったフランス人のトマのほうが、よほど美しい日本語を使っていたよ。
嗚呼…嘆かわしいナゲカワシイ
「ちょ~喰いたいんだけど」
「薄くね?」
大和撫子の使う言葉か?
そういえば先日も、神保町の交差点で女子高生が
「あいつ、マジKYでぇ~」
オレも最近知ったのだが「KY」とは「空気 読めない」の略なのだそうだ。
何年か前、とある有名テーマパークでの事。
人気アトラクションに家族揃って並んでいると
大きな声の元気なおネエさんが、テキパキと客を捌いている。
「はぁ~い!じゃあココで、ちょっと待ってもらっていいですかぁ~?」
あまりも明朗快活に、とびきり明るい笑顔で言われたので
その勢いに圧されてしまったのだが、あとからよくよく考えてみると、
「ちょっと待ってもらっていいですか?」はおかしい。
「ちょっと」「待ってもらって」「いいですか」全部おかしい。
本来の接客でいえば
「少々、お待ちいただいてよろしいでしょうか?」
もしくは「こちらで少々お待ちください」であろう。
こんな小言をいえば「オッサン、うぜぇよ」と言われるのがオチである。
それにしたってなぁ…
20年くらい前だろうか。
通勤時に最寄り駅を降り、改札を抜けると
オレのすぐ後ろから、こんな会話が聞こえてきた。
「ワタシってぇ~、朝、とってもヨワイ人なの。
毎朝、朝シャンしてるしぃ~」
「なんだ?コイツ」と振り返ってみると、女子高生の二人組だ。
こういう語尾を伸ばす、いわゆる「幼児語」はそんな昔からあった。
あの時の高校生も、今では30代半ばくらいになろうか。
当時の自分くらいの娘さんがいたって、おかしくない年齢になっているはずだ。
まさか今でもそんな言葉を使っているとは想像しにくいが、
考えてみると、それは若者の特権であり、一過性のものなのかも知れない。
レジの順番が回ってきた。
勘定を済まそうと、財布を漁っていると
ちょうどピッタリと小銭があったので、それを出す。
「はい、○○円ちょうどのほうからお預かりしまぁす!」
……
それっておかしくね?
※え~と、「お前の文章もおかしいぞ」というご意見はご遠慮ください…
画像も貼れる掲示板『無明長夜もかくばかり…画像BBS』にもお気軽にどうぞ。
短いコメントで恐縮です。。。
と、丸を三つ~四つ打つ文章も、ここ3~4年に癖になったものです。
以前は、・・・でしたのに・・・
何気に、・・・と。。。を区別しているようですが、詳しくは分かりません。感覚の問題でしょう。
って、何の話してるんだか・・・
ワタクシ、本日より三ヶ月の大殺界に入りましたことを、ご報告いたします!(笑)
特に女の子。
口から出る言葉が全然美しくない。
聞くでも無しに耳に入るのですが。
このまま大人になり母親になるのかと思うと「うーん・・・、日本語はこの先どうなるんだぁ」と思います。
BUT
世代が変わり、日本人の大半がこのような言葉を使うようになったら、これが標準になるのでしょうね。
あ~悲しい。
最近分からないのが「短縮言葉」。
先日、初めて知ったのですが
ミュージシャンの「ダパンプ」を「パンプ」というそうです。
略す必要あります?これ(笑)。
みんな気が短くなっているんでしょうかねぇ…
大殺界ですか。
お気をつけて。
間違っていることは、即ち「美しくない」のでしょうが
本文に書いた昔の女子高生は
間違っていながらも、まだ可愛さがありました。
最近の女の子が使う言葉は、かわいげがありませんよね。
言葉は時代とともに移り変わるものでしょうが
今の女の子の使う言葉だけは、歴史から抹消したいものです。