Archaic Smile

私的な備忘録です。

2011/1/18

2012-01-22 23:36:44 | Weblog
増税と財政再建


修正削除 移動 傑作(0)2011/1/18(火) 午前 0:43無題行政 Yahoo!ブックマークに登録


与謝野さんのスカウトは驚きました。財政全般の事情通、菅さんは苦手な財政問題、プロに任せとけば安心なのかもしれませんが、支持率と景気低迷のなか、国会議員や公務員が身を削ることなく、融通の利かない財政再建一本やりの増税だけでは、国民を納得させることは難しいのでしょう。

今年の新人も就職活動は厳しいようです。どこにも内定をもらえず、年収200万円、給料が増える見通しもない仕事に就いてしまい。一人暮らし、親に頼ることもできず、家賃と光熱費、日々の生活費で貯金もろくにできず、当然破綻しそうな年金など払う余裕もない人にとっては、社会保障、年金破綻を防ぐ為に消費税を増税しますと言われても、ふざけるなということになるのでしょうか。

さて菅内閣は、何の手立てもなく、権力にしがみつきたい一心で与党が、ねじれ国会で予算関連法案の特例公債法案(赤字国債38.2兆円を発行できなくて予算の4割の財源が手当てできなくなる)を通せないまま意図的に居座ったらどうなるのでしょうか?!

夢物語でしょうが、税収見合いの予算枠で、国民の生命と財産を守ることに直結する行政サービス、及び税収増(=国内経済の成長)につながる施策を最優先にして、財務省が不要な議員と公務員をいっきにリストラしてくれたら痛快なのですが。もちろん民主党やみんなの党が掲げるように、無理だと思いますが一律賃金カット(人件費30兆円の2割カット?)の痛みわけでもよいでしょう。

財源は全く捻出できませんでしたが、民主党が唯一評価された事業仕分けのパフォーマンスのなかで、優秀な役人らが、素人が見ても、だれの役にも立たない業務を明晰な頭脳ででっちあげてみたり、規制をつくって集金システムをつくってみたり、予算の大半が、ほとんど人件費で、天下りのポストを作っているのは分かりますが、見ていてうんざりしました。

無能な政治家と役人が積み上げた900兆円の累積債務は、増税が出来たとしても、この時代にそぐわない行政サービスや、収入に見合わない支出の構造を変えないと、(かなり特大の神風でもふかないかぎり)借金はどんどん積み上がっていくのでしょう。1000兆円くらいまでなら大丈夫なのでしょうか?1500兆円くらいまでならまだ耐えられるのでしょうか?少子高齢化、税収を増やすような明確な経済再生のシナリオもない日本株式会社は、いつまで国民(→銀行)に国債を買い支えてもらうことができるのでしょうか?

タイガーマスク運動は、大変ほほえましい運動かもしれませんが、子供達にランドセルといっしょに大きな借金、もしくは破綻というな名の大インフレだけはプレゼントしたくないなあと思います。もう先送りする時間的余裕はない気がします。

役人も早晩、イギリスやギリシャやJALの整理解雇じゃありませんが、追い込まれて(破綻してから)リストラの憂き目にあうくらいなら(もちろん経済再生させて税収増やす手立てが見つけられればよいのですが)自分達の手で、縦割りの壁など壊し人員の流動性を高め、時代遅れで不要なサービスは、思い切ってやめて、ほんとに必要なところに人を回すべきでしょう。民間同様に定年退職で自然減もあるでしょう。退職者の年金も民間同様に見直す必要もあるでしょう。

また、納税者番号の導入とあわせ省力化に資する実のあるIT投資を進めるなど、民間が一昔前にしていた当たり前のことは、公務員の業務全般を見渡しながら進めてもらいたいものです。

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2011/1/18

2012-01-22 23:35:09 | Weblog
通貨の信用


修正削除 移動 傑作(0)2011/1/18(火) 午前 0:50無題通貨、為替 Yahoo!ブックマークに登録


アメリカのQEに対抗し、為替対策で中国も元を刷りまくっている。バーナンキさんの読みどおり?通貨の信用はなくなり、世界中で悪いインフレが始まっている。欧米のソブリンリスク、不良債権ともに解消の目処は立っていない。金は、チャートを見るかぎり史上最高値かもしれないが、中長期でピークアウトしたと言い切るのは早計だろう。
もしかしたらニクソンショック以降、変動相場制最大の危機に直面しているのかもしれない。世銀のレポートもバックアップ通貨を意識し始めている。ゼーリックも金の組み入れ等口を滑らした。

中国は潰れそうなEU債権より金や資源を買いたいのだろうが、元安であるし更に上がると買うに買えなくなるので、金は外で買うのを控えていた。最近、しびれを切らしたのか海外直接投資を解禁にした。インフレは国民の不満を高め、暴動に拍車を掛けるので、共産党にとっても資源確保は死活問題だ。もう元高による輸出競争力の低下と景気減速を気にするよりも、元高による資源確保と供給不安解消のほうが優先順位が高いように思える。

今後は、ドルとあわせ元のじゃぶじゃぶも、世界の波乱要因になるかもしれない。

あと引き続き日中ともに、戦勝国アメリカが刷り込み、中韓が悪乗りしている反日教育、自虐史観世代が両国の権力の中枢を担うので、中国の動きに注意が必要だ。
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2011/1/10

2012-01-22 23:32:40 | Weblog
「無能解散」~死中に活あり?!


修正削除 移動 傑作(0)2011/1/10(月) 午後 11:09無題政党、団体 Yahoo!ブックマークに登録


本日の日経新聞朝刊で総理を補佐するブレーンについての記事があった。うそかまことか分からないが加藤公一氏に対して「俺の目となり耳となり脳となってくれ」と発言されたそうな。手となり足となり、目となり耳となりは、当然だろうが「脳」は部下に預けてはだめだろう。正直笑ってしまった。

年初から小沢さんを意識してか、萎えやすい(すぐ辞める総理は、総理になることがゴールで、総理になってから日本をこう改革したらよくなるとか、信念や具体的なビジョンをはじめから持ってないから行き詰って萎えるのだと思うが)総理の苦労を国民に少しでも理解してもらおうとニュース番組に出演されているのを見たが、キャスターに突っ込まれた返答一つとっても、官僚の書いた原稿を腹心が噛み砕き、やっとのことで理解した内容を、趣旨を逸脱しないように(いつぞやの消費税の所得制限のような失敗はしないように)必死に言葉を選んでいる心理が透けて見えた。応用のきかない発言に自信のなさを曝け出しているようにも感じてしまった。小泉さんは、政策の中身の是非はともかくとしても、アドリブ一つとっても役者としては一流であったように思う。台詞の背景や主旨はしっかり理解していたように思う。

財政(消費税)、外交(対米、中)、農政(TPP)、効果の乏しいマニフェスト、すべての問題に対する方針が、票を数えることができる支持団体と、マスコミが言うところのなんとなく与論の意向を、足して2で割ったような中途半端なものばかり、政権交代を支えた無党派層の期待にまっすぐ向いていないことだけは間違いないから、支持率は上がらない。ブレーンの書いたシナリオもいまいちだし、役者も三流だと目も当てられない。支持率も上がらない、予算関連法案も通らない、このままいくと数ヶ月後に「無能解散」なんて見出しが週刊誌を賑わすのだろうか。

さて起訴待ちなのだろうが、小沢さんを切る決断をされたのなら個人攻撃に止まらず、小泉さん風に農政なんかで票田を意識する小沢寄りの政治家(政治と金の仲間達、実力の乏しい信者)を抵抗勢力にしたて上げてTPPを進めるとか思い切ったことをすればよいのになあと思う。

日本の水源が中国に狙われている、これ即ち新興国の経済的繁栄と人口爆発で水、食料が足らないことを彼らが見越しているからだろう。今は円高だが、財政問題しかり早晩日本が円安に大きく振れる可能性も高い。世界で食料が足りなくなれば価格はつり上がる。農業だって輸出品目として、ビジネスチャンスとして成立する環境は十分整いつつある。
後継者もいないのに現世代の既得権益にしがみつく某農業団体の(票を背景とした)抗議にたじろぐのではなく、世界のマーケットを見ながら商社あたりの発想も入れて、後継者不足、人口減少であまった土地の有効活用など、規制緩和、戦略的な農作物は何か、某農業団体に人を入れて説得するくらいの勢いで、より戦略的な農業政策を考えてもらいたい。(もちろん米など、戦争になったときに輸入できなくなって困る作物は、別格で、輸出も狙いながらも自給できる規模まで一定以上保護すればよい。)

その前に、たのむから水源とか日本の土地を外国が買うときは、許可制くらいにして監視しとかないとその内、自国民の資産を保護するとかわけの分からない言いがかりで隣国に攻めてこられるかも。すくなくとも山林も農地と同じ扱いにすべきだ。早めにシャットアウトしとかないと、やっかいなことになると思う。

勝手な想像だが、本当に無能解散状態に追い込まれたら、民主党員全部が討ち死にして野党となっても再起を図れなくなる。たぶん自民党やみんなの党に政権を明け渡しても、そうそうこの難しい局面をうまいことやれるとは思えない。そのとき野党に期待をする芽を残さないで解散したら単なるアホだろう。

まともな改革を進めようとして法案だけでも投げつけて、内部の抵抗勢力(小沢信者)や野党に阻まれたような形にして解散でもしないと再起はなくなる。どちらにしても、どうせこの局面を乗り切る実力(政策、政局)がないならどんどん日本の為になる正論をぶってから解散するべきだ。前を向いて倒れるべきだ。前を向いて倒れようとしたら支持率上がるかも?!死中に活有り?!

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2010/1/5

2012-01-22 23:26:00 | Weblog
第四の道「日本再生の方法?」


修正削除 移動 傑作(0)
2010/1/5(火) 午前 1:26無題景気 Yahoo!ブックマークに登録

昨年は、リーマンショックあたりからさらに混迷を極める日本経済について何かよいリカバリー策はないかといろいろ思いをめぐらし経済学・社会学関係の本を読み漁っておりましたが、自分なりの解になんとかたどりつき、心新たにすっきりした一年を迎えることができました。

新自由主義批判から始まって格差社会、人口減少、高齢化社会、外需依存体質、中小企業の没落、ニート問題、株価・不動産価格の下落等日本が抱える構造的な問題について、いっきにかたをつける妙案・珍案?(成長戦略)を思いつきました。現政権も、方々から期待されている具体的な成長戦略について、ここ数ヶ月で失業率低減に向けいろいろ出てくるかと思われますが、あまりよいものがなくて、外部環境の好転(海外バブルによる需要持ち直し等)もないままに、さらに行き詰るようなら、またこのブログででも書いてみたいと思います。

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