スプリンターズＳ、札幌2歳Ｓ、シリウスＳ なんちゃって回顧

×スプリンターズＳ
中舘騎手の十八番オーバーアクション逃げがハマり、見事逃げ切り！
おめでとうございます。
結果論ですが、Ｇ１では乗り馬に恵まれていなかったので
勝てなかっただけって事になるんでしょうか。

僕の見解は来年も使えそうな感じです。
アストンマーチャン、サンアディユ、アイルラヴァゲインと、
3頭ともマイルの重賞で勝ち鞍が無く、1200に良積が偏っている馬でした。
カルストンライトオが逃げ切った年もそうでしたが、重馬場になるとこの現象が更に色濃く出るみたいです。


×札幌2歳Ｓ
見解、予想、馬券、全て大外れなので書く事が特に…(苦笑)。
菊沢騎手のホウザンが捲ってレースが一気に崩れましたね。
勝った武豊騎手のオリエンタルロックは最後方で競馬していましたし、
来年以降、参考すべきレースではないかも知れません。


×シリウスＳ
勝ったドラゴンファイヤーはスピードに長けている馬に見えますね。
スタミナが要求されるＪＣダートでは軽視すると思います。



今でもアイルラヴァゲインの単複にすれば良かった！と嘆いていますが、
後ろばかり見ていても仕方ありません。
とりあえず馬券圏内には来てくれたので、良しとしましょう。

来週は重賞が日曜日に２レースありますね、月曜日にも競馬がありますが、
『全く盛り上がらない』に大本命を打たせてもらいます(笑)。

スプリンターズＳ 買い目

アンバージャックを買い目に追加します。
東原さんの本命はやはりと言いますか、アイルラヴァゲインでしたね。

馬連ＦＯＲ
01,10-01,02,06,07,09,10,15,16　13点

シリウスＳ 予想

全く解りません(笑)。ダートって好きじゃないんですよ。馬場状態が良くわかりませんし。
強いて言うなら、ミスプロ系、ストームバード系、ヴァイスリージェント系などの米国ダート血統が走ります。

◎ツムジカゼ
○タガノゲルニカ
▲ドラゴンファイヤー
△ワンダースピード

札幌2歳Ｓ 予想

札幌２歳Ｓ(過去10年)
札幌芝1800の新馬、未勝利を勝ち上がった1勝馬の取捨

4角2番手以内で押し切った馬
1-4-1-14/20
該当馬→

4角3番手以下で差しきった馬
0-0-1-11/12
該当馬→オリエンタルロック、グラーフ、サブジェクト、マイネルスターリー、ヤマニンキングリー

このように、中距離の新馬or未勝利のぬるいペースですら前に行けない馬、
つまりスピードが足りない、もしくは長距離向きのおっとりした
気性の馬はこのレース向きではありません。
だから1200,1500を勝っている距離延長組が強いんでしょうね。
あとは内枠の馬の相性が良いです。


◎ヤマカツオーキッド
○ウイントリガー
▲アモーレヴォレ
☆カレイジャスミン
△ネオスピリッツ
△グラーフ
△ヤマニンキングリー


先週は日曜メインにダンス産駒が2頭出走し、1頭が連対しました。
僕は惨敗したダンス産駒を本命にしていたのですが、
読みは近かったってことにしてください(笑)。
ダンス産駒は瞬発力よりジリジリ伸びるタイプが多いですから、
前でだらだら粘れるような馬を紐(殆ど内枠ですね)にチョイスしました。

スプリンターズＳ 予想

◎アイルラヴァゲイン
○アストンマーチャン
▲コイウタ
△プリサイスマシーン
△サンアディユ
△スズカフェニックス
△キングストレイル

スプリンターズＳでは芝マイル重賞を勝てるような、
距離適性に幅がある馬が生粋のスプリンターを差し損ねると言うのが僕の持論です。
高松宮記念では芝マイル重賞勝ち馬が過去5年で5頭連対していますが、
スプリンターズＳでは去年のボーラーとデュランダル(×3回)のみ。
そのデュランダルも2回差し損ねていますし、テンが速い中山1200では、
マイラー寄りの馬が道中脚使わされて末が鈍るってイメージです。

亀谷さんがnetkeibaのコラムで殆ど書いてしまったので、
このぐらいしか書く事がありませんね…本命のアイルラヴァゲインについてちょっとだけ。

アイルラヴァゲインは前走、ロケットスタートを決め、直線向いて最高の位置にいました。
ですが、そこから伸びず5着止まり。これは瞬発力が足りないので、
他の馬についていけなかったのです。マツリダゴッホの札幌記念と同じですね。
ですが、スプリンターズＳは最終週。もう瞬発力は要求されません。
セントウルＳのとき書いたように血統面の心配もありませんし、
あとは夏負けの影響が気になる程度ですね。
デスノートも一応気にしておくべきでしょうか(笑)。

オールカマー、神戸新聞杯 なんちゃって回顧

○オールカマー

▲○◎で的中。こんな時に限って3連馬券買ってません(苦笑)。
マツリダゴッホをサンデー産駒ってだけで切った血統派の方も、中にはいるのではないでしょうか。

マツリダゴッホは前走、直線で置いていかれました。
スタミナ不足で失速と言うよりは、他の馬のスピードについて行けなかっただけですね。
なので僕はサンデー産駒と言う固定観念を頭から消し、単穴を打ちました。
もし仮に札幌記念で好走していたら、僕は間違いなくここで消していたでしょう。
これが瞬発力型、持続型のサンデー産駒の違いです。

マツリダゴッホは秋天にも出てきますよね。そこではバッサリ行く予定です。
久しぶりに的中したので天狗になっています。すみません。
瞬発力型と持続型の違いのサンプルにはなりましたので、お許し下さい。


×神戸新聞杯

掠りもせず。
一線級のダービー組(休み明け)vs一線級の上がり馬と言う勢力図でしたが、
結果はダービー組の完勝。ダービー組は馬インフルの影響で急仕上げの馬ばかりでしたから、
本番でも逆転出来ないのではないでしょうか…

一つ勉強になった事は、今のスピード競馬では気性さえ良ければ距離持つケースが多いですね。



いよいよ来週から秋のＧ１シリーズです。
去年
スプリンターズＳ　：◎チアフルスマイル(6着/6人気)
秋華賞　　　　　 　：◎アサヒライジング(2着/5人気)複、ワイド的中
菊花賞　　　　　 　：◎アドマイヤメイン(3着/3人気)
天皇賞(秋)　　　　：◎ダンスインザムード(6着/5人気)
エリザベス女王杯：◎スイープトウショウ(2着/2人気)
マイルＣＳ　　　　　：◎シンボリグラン(3着/9人気)複、ワイド的中
ＪＣダート　　　　 　：◎サンライズバッカス(5着/3人気)
ジャパンカップ　　 ：◎ディープインパクト(1着/1人気)
阪神ＪＦ　　　　　　：◎ローブデコルテ(4着/6人気)
朝日杯ＦＳ　　　　 ：◎フライングアップル(4着/3人気)
有馬記念　　　　　：◎ポップロック(2着/6人気)3連単的中

…これよりは良い成績を残したいですね。(11戦3勝)
頑張りますので、温かい目で見守ってくだされば光栄です。

神戸新聞杯 予想

◎マンハッタンスカイ
穴フェザーケープ
紐6,9,12,13,14,15


ハナを主張する馬が3頭いますし、どんなペースになるか想像出来ません。
外回りなんで、恐らくスローだとは思いますが…。
新阪神2400は1000万以上の条件で6鞍組まれており、うち3勝がダンス産駒。
確かラムタラ産駒も馬券に絡んでいましたね。
ステイヤー血統ながら、高速馬場にも対応出来る先行馬を狙うって感じでどうでしょうか。
馬券は買わないと思います。買ってもまた600円とかですかね。

オールカマー 予想

◎エリモハリアー
○シルクネクサス
▲マツリダゴッホ
△サンツェッペリン
×バトルブレーヴ

本命は父ニジンスキー系の欧州丸出し血統エリモハリアーです。
函館専用機やらなんやら言われてますけど、朝日ＣＣ2着、金鯱賞3着など、
函館以外の重賞でも良積を残しているんですよね。
ポイントは上がりが掛かる展開、馬場なんでしょう。
オールカマーは終い5~6Fが12秒前後になりスタミナをかなり要求されるので、
この馬には合うでしょう。

対抗はロベルト系のシルクネクサス。
札幌記念は楽な手応えで先行出来たんですけど、伸びなかったですね。
この馬も瞬発力が致命的に足りません。(陣営は走る気をすぐ無くすと言い訳していましたね)
セントライト記念で同じグラス産駒のスクリーンヒーローが3着
でしたから、今の中山は合うはずです。

地力が足りないとは思いますが、バトルブレーヴを紐に加えてみます。
障害帰りで闘争心が戻ってればいいんですが…。

マツリダゴッホは1回叩いたので、持続力勝負で真価を発揮してくれると思います。
サンツェッペリンはどうでしょうかね。
馬インフルの影響で追い切りの本数足りませんし、ここはトライアル用の仕上げではないでしょうか。

オールカマーと新潟記念の相性について

過去9年(02年は新潟開催)で新潟記念連対馬は
オールカマーに4頭出走し、全て連対しています。
これは単純に考えると、新潟記念とオールカマーの適性が近いって事ですよね。

新潟記念はグレイソヴリン系が強い。
だったらオールカマーも父or母父グレイソヴリン系を狙えば良い。
こうなる筈なんですが、オールカマーはグレイソヴリンの先祖である、
父ナスルーラ系がかなり不振です。過去9年で1頭しか連対していません。(97ヤシマソブリン2着)

オールカマーと同じ舞台で行われるセントライト記念でもこの現象は起きており、
父ナスルーラ系はサンデーサイレンス産駒が出走する前まで遡らなければ、
1頭も馬券に絡んでいないのです。(ナリタブライアンが3冠した94年にエアダブリンが3着しました。)

これはどう言う事なのか？新潟記念とオールカマーを連対した馬の血統を調べると解ります。

05グラスボンバー　新潟記念2着、オールカマー2着　
父マキャベリアン(ミスプロ系)　母父ヌレイエフ(ノーザンダンサー系)
04スーパージーン　新潟記念1着、オールカマー2着
父サッカーボーイ(ファイントップ系)　母父パーシャンボーイ(ボールドルーラー系)
01エアスマップ　新潟記念2着、オールカマー1着
父デインヒル(ダンチヒ系)　母父ローソサイエティ(リボー系)
99ホッカイルソー　新潟記念2着、オールカマー1着
父マークオブディスティンクション(マンノウォー系)　母父ホッカイダイヤ(？？系)

グレイソヴリン系の血を持っていません。
つまり、「ただ単に地力があったから馬券に絡んだ。」
と考えるのが普通でしょう。ですが、こう無理やりこじつける事も出来ます。

グレイソヴリンの血は持っていない。
が、ファイントップ、リボー、マンノウォーなど、
日本のスピード競馬で主流ではない系統の血を持っている。

僕はこれまでブログで競走馬を「瞬発力型」と「持続型」の
二つのタイプに分け、予想してきました。
ですが、このレースは「持続型」より更にスタミナがある馬が勝つレースです。
それこそ、ヨーロッパのレースみたいな感じです。
その証拠に過去9年で、ヨーロッパで種牡馬として素晴らしい成績を収めた、
ノーザンダンサーの血を父系に持つ馬が8回も勝っています。

「持続型」よりもスピードは無いが、スタミナがあるので、
ヨーロッパの競馬のようにスタミナを削り合う競馬が得意。
なので上記の4頭は持続力が要求される新潟記念、
スタミナが要求されるオールカマーで好走出来た。

このようなタイプを、これから「消耗戦型」と名付け、使用する事にします。

野路菊Ｓ、セントライト記念、ローズＳ 回顧

○野路菊Ｓ
自信があったので合計600円(ショボい金額ですが許して下さい)購入し、本線で的中しました。
本命のオースミマーシャルは2戦目で武豊騎手お得意のちょい差しで勝ち上がった馬です。
コーナーで膨れることもなく、レースセンスがずば抜けて良い馬なのですが、
前走は芹沢騎手の下手乗りで惨敗。これだけ思いっきり人気落ちしていました。

ダンス産駒で距離延長は歓迎、阪神1800のステイヤー血統。狙い目ですよね。
鞍上の効果で過剰人気していたキャプテントゥーレを軽視し、
相手にステイヤー血統と新馬戦の勝ち方が良かった馬を選び、
単勝300円、馬連100円的中です。

何故、僕はこのレースで勝負しなかったのでしょう。悔やまれます(苦笑)。


×セントライト記念
ロックドゥカンブが1番人気に応え勝利。これで無傷の4連勝です。
柴山騎手おめでとうございます。(本番では藤田騎手に乗り代わりでしょうか)
相手が弱かったとは言え、横綱相撲でしたね。

本番でも狙いたい…と言いたいところですが、瞬発力が足りないでしょう。
持続力やスタミナ面が優れていたから勝ったのであって、
正反対の能力を要求される天皇賞(秋)や、菊花賞ではどうかと思います。

それより、2着に来たゴールデンダリアのが狙えるんじゃないでしょうか。
人気落ちるでしょうし。この馬はダービーを観たら解るように、瞬発力も優れていますからね。


×ローズＳ
ダイワスカーレットの完勝。特に語ることはありません(笑)
ベッラレイアは福永騎手騎乗のレインダンスに前をカットされましたね。
まあ、それが無くても2着が限界のように見えましたが…。

本番に向けて気になかった事は、
1.ダイワスカーレットの掛かり癖は春のまま
2.格下の上がり馬との差は春より縮まっている
3.けどダイワスカーレットは休み明けなので伸びしろがありそう
ぐらいです。


そうそう、セントライト記念の結果を見て気になったんですが、
ノーザンテーストの血ってかなり持続力勝負に強くないですか？
先週のキングストレイル、今週のゴールデンダリア…
僕の中で、持続力勝負でのノーザンダンサー系の代表格は
リファール系だったんですが、それ以上の適性を持っているのかも知れませんね。