ザプレ基地の競馬予想奮闘ブログ

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オールカマーと新潟記念の相性について

2007-09-18 18:17:19 | Weblog
過去9年(02年は新潟開催)で新潟記念連対馬は
オールカマーに4頭出走し、全て連対しています。
これは単純に考えると、新潟記念とオールカマーの適性が近いって事ですよね。

新潟記念はグレイソヴリン系が強い。
だったらオールカマーも父or母父グレイソヴリン系を狙えば良い。
こうなる筈なんですが、オールカマーはグレイソヴリンの先祖である、
父ナスルーラ系がかなり不振です。過去9年で1頭しか連対していません。(97ヤシマソブリン2着)

オールカマーと同じ舞台で行われるセントライト記念でもこの現象は起きており、
父ナスルーラ系はサンデーサイレンス産駒が出走する前まで遡らなければ、
1頭も馬券に絡んでいないのです。(ナリタブライアンが3冠した94年にエアダブリンが3着しました。)

これはどう言う事なのか?新潟記念とオールカマーを連対した馬の血統を調べると解ります。

05グラスボンバー 新潟記念2着、オールカマー2着 
父マキャベリアン(ミスプロ系) 母父ヌレイエフ(ノーザンダンサー系)
04スーパージーン 新潟記念1着、オールカマー2着
父サッカーボーイ(ファイントップ系) 母父パーシャンボーイ(ボールドルーラー系)
01エアスマップ 新潟記念2着、オールカマー1着
父デインヒル(ダンチヒ系) 母父ローソサイエティ(リボー系)
99ホッカイルソー 新潟記念2着、オールカマー1着
父マークオブディスティンクション(マンノウォー系) 母父ホッカイダイヤ(??系)

グレイソヴリン系の血を持っていません。
つまり、「ただ単に地力があったから馬券に絡んだ。」
と考えるのが普通でしょう。ですが、こう無理やりこじつける事も出来ます。

グレイソヴリンの血は持っていない。
が、ファイントップ、リボー、マンノウォーなど、
日本のスピード競馬で主流ではない系統の血を持っている。

僕はこれまでブログで競走馬を「瞬発力型」と「持続型」の
二つのタイプに分け、予想してきました。
ですが、このレースは「持続型」より更にスタミナがある馬が勝つレースです。
それこそ、ヨーロッパのレースみたいな感じです。
その証拠に過去9年で、ヨーロッパで種牡馬として素晴らしい成績を収めた、
ノーザンダンサーの血を父系に持つ馬が8回も勝っています。

「持続型」よりもスピードは無いが、スタミナがあるので、
ヨーロッパの競馬のようにスタミナを削り合う競馬が得意。
なので上記の4頭は持続力が要求される新潟記念、
スタミナが要求されるオールカマーで好走出来た。

このようなタイプを、これから「消耗戦型」と名付け、使用する事にします。

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