しぜんがいいね

ひびきまぐれ

北八ヶ岳を歩く

2020-02-29 | 日記

2020.02 北八ヶ岳縦走記

  このところ、新型コロナウイルスというものが広まり、あの手この手で封じ込めようと

  国を挙げ様々対応しているもののこれといった決め手がないまま、あっという間に世界規模に

  広がる様相、封じ込め妙手が早く見つかって欲しいと願うばかりです

 

  今ほど一般生活や経済活動にまで影響を及ぼすと多くの人が考えられなかったか考えなかった2月中旬、

  あるイベントに出場と同行サポートで参加の予定をしていたところ、おそらく日本で最初の開催中止が

  その主催者から発表されました、いたし方ないこととはいえ、何か空虚感に包まれていたところ、予て

  北八ヶ岳縦走を計画の連れ合いとその友人の誘いで北八ヶ岳を歩いてきた

  

 

  入山地域:北八ヶ岳(横岳~天狗岳)

   1日目:2月23日 天候:曇りのち晴れ(北八ロープウエイ頂上駅9:00-8℃)

   バス&ロープウエイ:茅野駅西口⇒北八ヶ岳ロープウエイ山麓駅前⇒山頂駅

   歩行:山頂駅10:00→11:40北横岳→13:00雨池峠→13:40縞枯山→14:45茶臼山→

   15:10大石峠→15:30麦草峠→16:10青苔荘白駒池キャンプ場(幕営)

 

   前日から今朝にかけて寒冷前線の通過により、山間部は降雪により山麓駅より上は

   白く、山頂駅付近からは残雪(100㎝程度か)の上に新たな新雪に覆われ真っ白に。

   ロープウエイ頂上駅前の坪庭と呼ばれる高原を歩くほとんどの人々がデザインや彩

   りに少しずつ異なる特徴を主張するスノーシューや輪かんじき、中には本格的アイゼンに足元を固め、洒落たディーバックひとつでスノーハイキング満喫中ですよと言わんばかりに楽し気に歩いている。

 

     そんな中、まずは北横岳を目指して

     午前中は、まだ雪雲が残り、時折強風が吹くものの明らかに回復を期待させる

            南峰を越え、北八ヶ岳最北部の北横岳北峰に立つ

           

 

   昼を過ぎ、縞枯山に立つその頃には、空もよく言われる八ヶ岳ブルーに近づいて樹氷の白とよく

   マッチしてくる縞枯山展望台からは、あす目指す中山から天狗岳、更に南八ヶ岳、南東方面、

   北東の山々から先程の北横岳、その奥に蓼科山方面は比較的視程に入るものの、残念ながら

   後立山はじめ、北、中アルプス等、北から西にかけての山々にはまだ雲がかかり、明日のお楽しみ

   ということらしい

           

 

              青ませ、青ます、そらの下には樹氷の林

           

 

         冬季閉鎖中のメルヘン街道最高地点

                     『麦草峠』を徒歩で横断                 

          

 

     やがて、今宵の宿となる白駒池の湖畔に天幕を設営する

   

      〇 〇 〇   〇 〇 〇   〇 〇 〇   〇 〇 〇

   2日目:2月24日  天候:晴れ(白駒池湖畔5:00-6℃)

 

   青苔荘05:00→06:00高見石小屋→07:20中山展望台→07:40中山→08:00ニュウ

   分岐→08:15中山峠→09:40西天狗岳→10:00東天狗岳→10:50中山峠→10:55

   黒百合ヒュッテ→11:40唐沢鉱泉分岐→12:10八方台分岐→13:00渋の湯

   タクシー:渋の湯⇒茅野駅

 

        24日3時起床 満天の星空は今日の晴れを約束してくれるよう

             

      出発まもなく、白駒荘は未だ闇の中宿の灯りは湖面につけられた足跡を怪しく反射させ

      一種幻想的            

        

          白みかけた高見石山荘前、樹林越しにモルゲンロート

           

 

     すでに夜が明けた緩やかな長い斜面を抜けた中山展望台

        「オォー オー すごい」 思わず歓声

    昨日の杣枯山ではお預けだった、北の白馬岳付近かtら五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳、剱岳、

    立山、穂高連峰、笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山、南アルプスの山々、

    そして奥秩父、奥多摩、首を回して浅間山、その奥は頚城山塊・・・

    すごいねー  歓声からやがて溜息に 壮大なパノラマ

     

        

             東天狗岳(左)と西天狗岳

              

 

   左から中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳・・右端に槍の穂先が肉眼ではクッキリ            

       

  

     今までと山容ががらりと変わる、中山峠から見上げた天狗岳

     

 

     最後は、クラストした急斜面にアイゼンを効かせてグイグイ高度を稼ぐ

     下りは大丈夫かなどと心配するころ、斜度も落ちて岩場のトラバース

     やがて硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳が目の前に現れた 

       硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳、編笠岳等南八ヶ岳方面

          その奥には、甲斐駒ヶ岳、千丈ヶ岳から北岳 きてよかった

      

 

                       西天狗岳

      

 

          来し方を振り返れば、諏訪富士(蓼科山)と、北横岳(手前)

         

      

  天狗岳付近では、長野県警ヘリが行方不明者を探して舐めるような低空飛行で何度も旋回し、

  懸命に探しているようだている、無事で救助されればよいがと願うことしかできない

      

    山歩きの終点は、北八ヶ岳温泉郷

    気になっていた最終バスにも余裕で間に合い、むしろ待ち時間の長さに計画変更のタクシー

    利用で予定より早く茅野に戻る

            

 

      千人風呂に浸かり、先程まで歩いていた山々を見上げる(諏訪湖畔にて)

         


熊野古道と南紀周遊の旅2

2020-02-04 | 日記

熊野本宮大社に詣でるを目的として熊野古道を訪ねたのはその通りなのだが、今一つは地名に惹かれるものがあった、「果無峠」は・て・な・し・・なんという響きだろう、

機動力を持たないそのむかし、熊野詣が盛んになり始めたころ、熊野神社を詣でる敬虔な信者たちにとって、高さこそそう高くはないがなんと山深いところであったことだろう、この峠が果てをも知れず遠かったのであろうことは想像に難くない

彼らの歩いた道のりに比べると、私の行程はその万分の一にも満たないのであろうが、そんな思いを馳せながら果無峠を歩いてみた

2月4日 道の駅 瀞峡街道熊野川6:00⇒6:30本宮  奈良交通バス:熊野本宮前7:15⇒7:55蕨尾バス停 

徒歩:蕨尾(十津川)8:00→11:50果無峠→14:30八木尾→16:00熊野本宮

自家用車:熊野本宮大社17:10⇒上富田⇒南部⇒御坊⇒海南⇒和歌山⇒自宅20:00

    


熊野古道と南紀周遊の旅1

2020-02-03 | 日記

2月2日 白浜7:00~7:20上富田・・9:00紀伊口熊野マラソン大会15:00・・

白浜 16:00ホテルシーモア入浴16:50~串本~18:30潮岬 望楼キャンプ場(テント泊)

 

2月3日 潮岬7:00~8:00潮岬灯台9:30~10:30大島~12:00太地町くじら

     の博物館13:30~15:20熊野那智大社16:30~新宮~18:30道の駅 瀞峡街道熊野川