日本BNCT臨床腫瘍学会の鰐渕昌彦代表理事と、米国テキサス州にあるMDアンダーソンがんセンターの小牧律子名誉教授から、がんに対する高精度な放射線治療の有効性をテーマに講演をお聴きしました。
公明党厚生労働部会の席上、鰐渕氏は、悪性脳腫瘍の一つである膠芽腫の再発に対する治療に関して、がん細胞だけを破壊する最先端の「ホウ素中性子捕捉療法」(BNCT)による良好な治療成績を報告。膠芽腫治療に対して保険が適用されていない現状を指摘し、患者支援に向けた適用の必要性を強調されました。
また、小牧氏は、患部の深さや範囲に合わせて集中的に照射できる陽子線を用いた、米国でのがん治療の実践例や、その治療効果などを紹介されました。とても貴重なご提言、ありがとうございました。
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