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ループを

2009-07-15 | サテライト
 確認する時は受信周波数を動かして、ダウンリンク信号を探してください。

 ベテランと言われる方の中にも送信周波数を動かしながら、自分が目的とする周波数に降りてくるように、バンド中を行ったり来たりしている人がいます。これでは他の人は大迷惑です。

 一点で送信しながら、ダウンリンクを探せば少なくともそのスポットにしか迷惑が掛からない訳ですから、よほどの事がないと他局とぶつかる事はないでしょう。

 大体、ベテランと言われる方が何故アップリンク・ダウンリンクの周波数関係を理解していないのかが疑問です。たった一波の関係を覚えていれば、あとは算数で推測できる訳ですから。

 例えば、FO-29の場合。145.950MHz(CW)でアップリンクすれば、ダウンリンクは435.856MHz+-で得られるはずです。このたった一つの関係を覚えていればいい訳です。

 アップリンク周波数を10KHz上げれば、ダウンリンク周波数は10KHz下がるし、逆にアップリンク周波数を10KHz下げれば、ダウンリンク周波数は10KHz上がります。

 この算数を頭の中で行うだけ、ただそれだけです。これだけで「チョン」と単音一発でループが取れるのです。

 短点を連打しながら、長時間上がったり下がったりしている局を追跡していると次第に動かなくなって、次にCQが出始めます。いかにも「へたくそなオペレーションをしているのは俺だぞ」と言わんばかりで、聞いている方が赤面してしまいます。

 受信能力の悪さも多大に影響していると思われますので、出来る限り自助努力による受信能力の改善にも力を入れて欲しいものです。
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