
大阪府八尾市。
諸説ありますが、その昔、八つ尾の鶯が美しい鳴声を奏でていたという伝説があり、
そこから「八尾市」という地名になったと云われています。
河内音頭、河内木綿、えだまめ、若ごぼうなどで有名な町です。
↓↓JR八尾駅
あと、八尾市で有名と言えば↓↓こちらのお店でしょうね。
「釜揚うどん一忠」さんです。
1972年(昭和47年)に創業されてから、実に44年間も営業されています。
このお店が八尾市に存在していた事で、本物のうどんの味を知る、舌の肥えた八尾市民が増えたのは、
間違いないと思います。
きっとそうでしょう。
私は大阪難波の「釜たけうどん」さんで、これまでにないうどんの美味しさを知り、
その後、初訪問した「釜揚うどん一忠」さんでうどんを食べたのをきっかけに、
私のうどん屋さん巡りが始まりました。
ある意味私にとって、うどん好きになった原点のお店なのです。
初めてこのお店を訪ねた時のことを思い出しながら、私はお品札を眺めていました。
まだ未食の「ざるうどん」も食べてみたいと思ったが、初訪問の頃を思い出し、
私は「釜揚うどん(特大)」を注文しました。
うどんの出来上がりを待っているあいだ、
テーブルの上に用意されている薬味の「かつお煮」を小皿に盛り、箸でつまみました。
相も変わらず美味しい・・・。(^^♪
テーブルには生姜も用意されています。
その生姜をカミさんがすりおろしています。
厨房の方を見ると大将の後姿が・・・。
チラリと見える腕筋に、力強さを感じます。
暫くして、つけ汁が先に運ばれて来ました。
つけ汁は大きな徳利に入っています。
その徳利を持ち上げます。
徳利の重みに懐かしさを感じます。
徳利を傾け、汁を出汁コップに注ぎます。
出汁の良い香りがします。
出汁を少し飲んでみます。
やさしくて力強いカツオの風味が、私の心を豊かにします。
本当に美味しい・・・。(^^♪
そして、麺が運ばれて来ました。
私が注文した特大と、カミさんが注文した大です。
美しい麺です。
とても綺麗な麺です。
麺を出汁につけず、そのままの味を楽しんでみました。
ほのかな塩の風味と、口の中で広がる麺の旨味・・・美味しい。
出汁につけなくても、この麺は美味しくて楽しめます。(*´ω`*)
コシもしっかりとしていて、喉越しも良い。
本当に素晴らしい麺です。
その素晴らしい麺を、今度は出汁につけていただきました。
麺の旨味とカツオの風味が口の中いっぱいに広がります。
美味しくて嬉しくなりました。(^^♪
一忠さんの「釜揚うどん」、とても美味しかった。大変満足させていただきました。
↓↓ 一忠さんが、町おこしの為に作られたお店のジオラマです。
とても良く出来ています。
店内の様子も、このジオラマを見れば一目瞭然です。
数年前、小耳に挟んだ話しがあります・・・。
このジオラマは、JR八尾駅に展示する計画があったそうです・・・。
一忠さんだけではなく、八尾市内で営業されている飲食店と協力しあって、
町おこしをする計画だったそうです。
現在、その計画がどのようになっているのかは分かりません・・・。
でも・・・もし、数年前にこの計画が実行され、このジオラマがJR八尾駅に展示されていたら、
今年7月にお店を閉めるようなことは無かったのでは・・・私はそんな風に思っています。
平成28年7月31日をもって、一忠さんの長い歴史に幕が下ります。
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