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うどん食べ歩きブログ
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釜揚うどん一忠(閉店) - 心に残る釜揚うどん -

2016年05月15日 | 大阪府八尾市のうどん屋さん

大阪府八尾市。

諸説ありますが、その昔、八つ尾の鶯が美しい鳴声を奏でていたという伝説があり、

そこから「八尾市」という地名になったと云われています。

河内音頭、河内木綿、えだまめ、若ごぼうなどで有名な町です。

↓↓JR八尾駅

あと、八尾市で有名と言えば↓↓こちらのお店でしょうね。

「釜揚うどん一忠」さんです。

1972年(昭和47年)に創業されてから、実に44年間も営業されています。

このお店が八尾市に存在していた事で、本物のうどんの味を知る、舌の肥えた八尾市民が増えたのは、

間違いないと思います。

きっとそうでしょう。

私は大阪難波の「釜たけうどん」さんで、これまでにないうどんの美味しさを知り、

その後、初訪問した「釜揚うどん一忠」さんでうどんを食べたのをきっかけに、

私のうどん屋さん巡りが始まりました。

ある意味私にとって、うどん好きになった原点のお店なのです。

初めてこのお店を訪ねた時のことを思い出しながら、私はお品札を眺めていました。

まだ未食の「ざるうどん」も食べてみたいと思ったが、初訪問の頃を思い出し、

私は「釜揚うどん(特大)」を注文しました。

うどんの出来上がりを待っているあいだ、

テーブルの上に用意されている薬味の「かつお煮」を小皿に盛り、箸でつまみました。

相も変わらず美味しい・・・。(^^♪

テーブルには生姜も用意されています。

その生姜をカミさんがすりおろしています。

 厨房の方を見ると大将の後姿が・・・。

チラリと見える腕筋に、力強さを感じます。

暫くして、つけ汁が先に運ばれて来ました。

つけ汁は大きな徳利に入っています。

その徳利を持ち上げます。

徳利の重みに懐かしさを感じます。 

徳利を傾け、汁を出汁コップに注ぎます。

出汁の良い香りがします。

出汁を少し飲んでみます。

やさしくて力強いカツオの風味が、私の心を豊かにします。

本当に美味しい・・・。(^^♪

そして、麺が運ばれて来ました。

私が注文した特大と、カミさんが注文した大です。

美しい麺です。

とても綺麗な麺です。

麺を出汁につけず、そのままの味を楽しんでみました。

ほのかな塩の風味と、口の中で広がる麺の旨味・・・美味しい。

出汁につけなくても、この麺は美味しくて楽しめます。(*´ω`*)

コシもしっかりとしていて、喉越しも良い。

本当に素晴らしい麺です。

その素晴らしい麺を、今度は出汁につけていただきました。

麺の旨味とカツオの風味が口の中いっぱいに広がります。

美味しくて嬉しくなりました。(^^♪

一忠さんの「釜揚うどん」、とても美味しかった。大変満足させていただきました。

 

↓↓ 一忠さんが、町おこしの為に作られたお店のジオラマです。

とても良く出来ています。

店内の様子も、このジオラマを見れば一目瞭然です。

数年前、小耳に挟んだ話しがあります・・・。

このジオラマは、JR八尾駅に展示する計画があったそうです・・・。

一忠さんだけではなく、八尾市内で営業されている飲食店と協力しあって、

町おこしをする計画だったそうです。

現在、その計画がどのようになっているのかは分かりません・・・。

でも・・・もし、数年前にこの計画が実行され、このジオラマがJR八尾駅に展示されていたら、

今年7月にお店を閉めるようなことは無かったのでは・・・私はそんな風に思っています。

平成28年7月31日をもって、一忠さんの長い歴史に幕が下ります。

 

釜揚うどん一忠(閉店) 

 



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