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うどん食べ歩きブログ
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ざいごううどん 本家 わら家  ー 故郷 ー

2015年01月30日 | 香川県・高松市(讃岐うどん・その他)

前回の続き、仏生山温泉を後にして、

次に訪ねたのが「ざいごううどん 本家 わら家」です。

この旅、最後の訪問店です。

 

わら家さんは、古い民家を集めた野外博物館「四国村」の中で営業されています。

江戸から大正期にかけて造られた民家が展示されているそうです。

とても良い場所で、夕暮れ時・・・、

木々の間から見える茅葺きの屋根が、心をしみじみとさせてくれます。

 

時間があれば村内をゆっくりと見学したかったのですが・・・。

次に訪問した時の楽しみにしようと思います。

 

実はわたくし、わら家さんへ訪問するのは初めてなのです。

超有名店なので、もうとっくに訪ねていてもおかしくないお店なのですが・・・、

“次に行こう、次に行こう”と思っている間に月日が経ってしまいました。

 

今回、ようやく訪ねる事が出来て、本当に嬉しかったです。

暖簾をくぐり、お店の中に入ります。

お店に入ってすぐのところで食券を購入し席に着きます。

 

江戸末期に造られた民家をお店にしているだけあって、

重厚で歴史を感じます。

 

照明をすべてランプにすれば、もっと風情が出るだろうなと思いました。

歴史を感じる建築物ではあるが、店内の雰囲気は至って普通・・・。

「故郷」を感じる事は出来ませんでした。

私が期待し過ぎたのかもしれません・・・。

まあ、うどんが美味しければ良いわけですが、ただ、少し残念な気がします。

もっと懐古的なものを味わいたかった。

お店の中央に大釜が置かれていました。

大釜の上には鳥居があり、陰陽石が祀られています。

この陰陽石に触れると、どうやらご利益があるらしい。

席に座り、うどんの到着を待ちます。

わら家さんと言えば、やはり「釜あげうどん」でしょうね。

私もご多分に漏れず「釜あげうどん並」を注文しました。

そうそう、お店の看板になっている「ざいごう」という言葉、「田舎」を意味する言葉らしいです。

漢字で「在郷」と書き、「郷に居る」という事だそうです。

「ざいごううどん」は、つまり「故郷のうどん」という事です。

しばらくして、目の前に品物が到着です。

見た目、すごくしなやかそうで、美しい麺です。

さっそく食べてみますと・・・、

参りましたね~、とても美味しいです。

モチモチしている上にバネもある。

活きの良い麺です(^^♪

出汁はいりこと昆布の味がします。その出汁につけて食べるともう最高です。

旅の最後にふさわしいうどんでした。

お店の外に出て振り返ると、薄暗くなった空と茅葺きの屋根・・・、

そして緩やかな灯り・・・風情があります。

ただの展示物ではなく、「故郷」という心が宿ってほしい・・・そう願いました。

雨の中でしたが、今回の旅も楽しい旅でした。

うどん屋さんを訪ねるだけでは無く、名所を巡ったり、温泉に入ったりと充実した旅でした。

Tさん、同僚Sさんに感謝です。m(__)m

往路、淡路島で降りだした雨が、

復路、淡路島ですっかり上がっていました。

車の窓から空を見上げ、少し微笑んだのち、神様にも感謝しました。

 

わら家
わら家
ジャンル:讃岐うどん店
アクセス:JR高徳線屋島駅 徒歩10分
ことでん志度線琴電屋島駅 徒歩5分
住所:〒761-0112 香川県高松市屋島中町91(地図
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情報掲載日:2018年11月22日



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