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てんtoてん - 木灰すばと古代米おにぎり -

2018年07月15日 | 沖縄県(沖縄そば・ソーキそば・その他)

沖縄県の旅2日目の朝。

当初は目が覚めたらすぐに、

ホテル近くにある24時間営業の食堂で、朝食をとる予定でした。

ただ、昨日の疲れが少し残っていたのでしょう、朝食を食べに出かけるのが面倒になり、

ホテル1階にあるコンビニで、朝食になるものを購入する事にしました。

コンビニで購入したのは↓↓こちら。

沖縄名物「ゼブラパン」です。

沖縄へ行ったら必ず食べてみようと思っていたパンです。

ふわふわしてほんのり甘いパン生地に、ピーナッツクリームが挟まれています。

ボリューム感もあり、とても美味しい!!(^^♪

このパンのおかげで疲れもどこかへ飛んでいきました。

そして早速おでかけ。

この日、最初に訪ねた場所はひめゆりの塔とひめゆり平和祈念資料館です。

ひめゆり平和祈念資料館では、いろいろと学ぶことがありました。

ひめゆりに関連する記事は、8月15日に当ブログでアップさせていただきます。

鋭意作成中ですのでご期待下さい。

ひめゆりの塔を訪ねたこの日ですが、とても暑くて、汗がだくだく・・・。

なので↓↓このようなものを食べました。

沖縄ぜんざいです。

甘く煮込まれた金時豆と、かき氷には黒蜜がかかっています。

かき氷の上には黒糖アイスがドカッと載っていました。

甘くて冷たくて、とても美味しかった。(^^)

沖縄ぜんざいを食べた後、ひめゆりの塔のある糸満市から那覇市に向けてバスに乗車しました。

真和志小学校前という停留所でバスを乗り換えるのですが、

ここでバス停を間違えてしまい、違う系統のバスに乗車してしまいました。(^^ゞ

本来、識名停留所で降車すれば目的地まで150m歩くだけですんだのですが・・・。

私が降り立った停留所は上間停留所です。

目的地まで1㎞ほど・・・。

しかも周囲は霊園で、厳かな空気の中を歩きます。

沖縄のお墓はひとつひとつが1軒の家(石室)のような造りになっています。

お墓が大きい理由は、ひと昔前まで風葬の文化があったからだそうです。

お墓の中にご遺体を入れ、ご遺体を風化させます。

風化し骨だけになると、遺族が遺骨を洗い、骨壺に納めて、再び石室に納骨されていたそうです。

バスを誤って、上間停留所に降りたことは、ある意味良かったかもしれません。

そうでなければ、このような文化に触れる事はなかったと思いますから・・・。

バス停から10分ほど歩いたところで目的のお店の外観が見えて来ました。

上の画像、左側に、緑に包まれた四角い建物がありますが、そこが目的のお店です。

「てんtoてん」さんというお店です。

お店は奄美蔦で覆われており、凄い状態です。(^-^;

「てんtoてん」という店名の意味ですが、

人と人を結ぶ「点と点」という事だそうです。

さっそくお店に入りますと・・・外観とのギャップが激し過ぎます。

店内はとてもオシャレです。

店主が女性の方なので、女性ならではの感性が光っています。

まずはエントランスで靴を脱ぎます。

エントランスにはピアノも置かれていました。

店内はフローリングの床に4人掛けの座卓が6卓。

奥の階段を上がった所と、下った所にもイートスペースが設けられています。

席に座ると、女性スタッフがハーブ入りのお水持って来て下さいます。

その女性スタッフの接客対応がとても優しくて、気持ちがほっこりとします。

もうそれだけで、このお店が良いお店だと理解出来ます。

↓↓メニュー

私はセットメニューを注文しました。

セットの内容は上の画像に記載されていますが、

木灰すば、古代米おにぎり、コーヒーorあまがしがセットになっています。

「木灰すば」というのは、木灰水を使った沖縄そばの事です。

「すば」は「そば」を意味します。

木灰水は、モクマオウやカジュマルなどの堅い木を燃やして灰にし、

その灰を水に入れ、灰を沈殿させたあと、その上に残る澄んだ液体が木灰水です。

木灰水はかん水と同様、小麦粉と塩を捏ねる時に使用されます。

沖縄ではかん水が手に入れにくかった時代、この木灰水が使われていました。

今ではかん水が容易に手に入れらる為、

殆どのお店では、手間暇かかる木灰水を使わず、かん水が使われています。

「てんtoてん」さんのように木灰水を使っているお店は、現在では数少ないそうです。

暫く待って品物が運ばれて来ました。

出汁の良い香りが漂います。

そばの上には豚赤肉と沖縄かまぼこ、紅しょうが、ネギがトッピングされています。

まずは出汁からいただきます。

鰹、アグー豚でとった出汁は、鰹の風味が口に広がり、その後を追うように豚骨の風味も確認出来ます。

くどさはなく、とてもあっさりとしていて非常に飲みやすい出汁です。

関西人好みの出汁だと思います。

とても美味しかった。(´▽`*)

麺はウエーブのかかった麺です。

木灰水を使った生麺は、茹でるとこのように、ウエーブがかかりやすくなるそうです。

モチモチつるっとした麺は、心地よく口の中で暴れます。(^^♪

出汁で煮込まれた赤肉も、旨味たっぷりでとても美味しかった。(^u^)

西表島のアカマヤー米を使った古代米おにぎり。

横にあるアンダンスー(油味噌:味噌を豚のラードで炒めたもの)と一緒に食べると、

かなりいけます。

とても美味しいです。(^^♪

最後は「あまがし」をいただきました。

沖縄の伝統菓子で、子供の健康を願って作られたおやつだそうです。

黒砂糖を用いた冷たい小粥状の食べ物で、緑豆と大麦、白玉が入っています。

冷たくて、甘さ控えめですっきりとした味わいが、初夏の暑さを忘れさせてくれました。

てんtoてんさんのセットメニュー、大変満足させていただきました。

スタッフの接客も良く、お店の雰囲気も最高で、沖縄そばも凄く美味しかった。

こちらのお店、私のイチオシのお店です。(^u^)

 

 
住所 沖縄県那覇市識名4-5-2
電話番号 098-853-1060
 

 



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