昨日は土曜。
私は大人しく安静にしていた。
義母はパートが休みで家にいた。
暫くしたら一階の義母が大きい声で私を呼んでいる。
近所に葬式ができたので、香典帳を一緒に見てくれと言っている。
(義父が既に他界しているため、その人に香典を貰っているか確認する為)
ゆっくり一階に降りて帳面を見ると香典は3000円貰っていた。
次は香典を香典袋に入れてくれと言う。(近所の交際は私たち持ちなので)
香典袋は高い所にあるので、取って欲しいと言ったら取ってくれた。
筆ペンが二階なので二階に上がって名前を書いてお金を入れてまた一階へ。
義母に香典を渡し、再び二階へ戻る。
するとまた一階から呼ばれる。
近所の交際なので、班を書かねばならないらしい。
「○ちゃーん。五班って書いてないで~」
一体、階段を何往復させる気か。
それくらい、適当な黒ペンで書き足してくれればいいものを。
だんだん腹が立ってきた。
すると気が付いたのか義母が香典をもって二階に上がってきた。
「はい」
と香典を渡して、スタスタと一階へ降りていく義母。
何も気が付いていない。
五班て書く間くらい待っててよ、と言ったらまた上がってくると言って
一階に降りてしまった。
階段昇降ってけっこう負担なんですけど・・・。
全部義母が自分でしてくれて、あとで3000円立て替えたと言ってくれれば
私はこんなに階段の往復をしなくていいじゃないか・・・。
すると義姉が洗濯物を干しに来た。
暫くして、義母が「ちょっと出かけてくる~」と言って出かけて行った。
このパターンだと、いつも義姉&義母で買い物に出かけている。
二人は出かけた。
暫くの静寂をゲット!
時間はちょうど昼だったので、お昼を作りに一階のキッチンへ行った。
ゆっくりとランチタイムだ。
キッチンの暖簾をくぐると、無人であるはずのキッチンに人が!!
人が座って新聞広告を見ている!!!
心臓が口から飛び出そうになるってこういう事?というくらいビックリした。
あんまりビックリしたので、ちびるかと思った。マジで。
どうやら、義母が出かけるのと入れ替わりに義姉が入って来てたようだ。
「広告見せてもらいよってん。ビックリさせてゴメン」
と義姉は謝った。私も大人なので、義母と出かけたと思ってたから
驚いただけやから気にしないで、と言った。
義姉は何も感じていないのではなく、私に遠慮はしている。
義姉なりに気を使っているつもりだと思う。
しかし常識の軸がずれている。
私がビックリしたのは、またしても黙って入ってきてたからだ。
そして、昼時なのにキッチンで新聞を読み続けられると
私は昼ごはんが作れない。
訪問時は呼び鈴を押すかドアが開いていれば挨拶をする。
食事時に、他所のお宅に訪問しない。
という一般常識が欠落している。
時間は丁度12時だった。
ダメだ。この環境。
わが身とお腹を守るために早めに里帰りしようと決心した。