道はだれのもの?札幌21

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「 駐 輪 場 拡 充 な ど 柱 」 札幌市、自転車総合計画を発表

2011年06月18日 | 切抜き・転載

 札幌市は10日、自転車が安心に走れる環境整備や違法駐輪減少などを目指す「自転車利用総合計画」を発表した。走行空間の明確化や駐輪場の拡充が柱となっている。
  同計画は2011年度から10年間を対象とする。課題として、安心して車道を走れないことや運転者のマナーの欠如、駐輪場不足などを列挙。今後は自転車を「公共交通を補完する移動手段」と位置付け、歩行者・自転車・自動車が安全に通行できる環境を目指す。
 具体的には、都心部と駅周辺半径2km程度を「重点地区」に設定。路肩の走行空間明示のほか、駐輪場拡充に向けた設置義務見直しや民間事業者への助成制度検討、学校を通じたマナー啓発活動などを進める。
北海道新聞(6月11日)朝刊


☆「札幌市自転車利用総合計画」を読んで… 
                                    
ここで「公共交通を補完する移動手段」という表現が出てくるのが気になります。パブコメの回答でも、主従の関係ではないと強調していましたが、公共交通が担えない役割を自転車でとしており、自転車は補助的な扱いになっています。このような矛盾した言い方を通すときは、期待できそうにありません。

本年度はアクションプログラム策定するようです。他の計画のアクションプログラムを見てみましたが、思ったよりも具体的ではありませんでした。具体的にどこに何を実施するかは、来年度以降にならないと見えてこないように思います。

最近、前回の自転車利用計画(35年前)を見直しました.わずか5ページながら、記載が具体的で素直でした。マイカーからの転換を謳い、巻末には自転車道路網計画の詳細な地図も添付されたもので、目的と将来像が明確にイメージできます。実際にはあまり実現しなかったのですが...それに比べると、今回の計画はたくさん書いてあるのにどうもイメージがわきません。これだとどのような施策を行っても、計画が実行されたともされないとも解釈できそうで、なかなか期待できないですね。
(T.F.生)
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