(web 岩手日報 2014/05/25)
自転車は左側通行を―。盛岡市は大通商店街の全区間(576メートル)の車道両端に自転車走行レーンを整備する。これまで盛岡駅から岩手公園方向に向かって左側だけにレーンがあったが「逆走」も多かった。走るべき方向を矢印で示すなど利用者が守るよう工夫し、自転車や歩行者の安全を確保する。25日から通行止めを伴う工事に入り、6月10日前後から利用できるようになる。
工事では、現在ある片側のレーンは歩道、車道との段差をなくした上で、車道の両端に青色のカラー塗装でレーンを設ける。それぞれ左側通行になるよう矢印で示す。総事業費は約3千万円。
大通商店街は、車が岩手公園から盛岡駅方面への一方通行。逆に走行する側の現在の自転車レーンは1988年に設けられたが、歩道を走ったり、右側通行する形でレーンを逆走する自転車は後をたたなかった。
【写真=部分的に自転車の走行レーンが色分けされている大通商店街の車道。両方向に色づけされたレーンを整備する】
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