このご本は、以前からとても気になっていたご本です★
このブログでも紹介したことがある、ウルフマンことショーン・エリスさんや、ライオン・ウイスパラーことケビン・リチャードソンさんのように、動物さんにとても近い距離で接し、その生態を見つめた、先駆けともいえる存在、ヴェルナー・フロイントさん著の『オオカミと生きる』です★
著者のヴェルナー・フロイントさんは、子供の頃から動物と接して育ち、少年期には植物の世界にも興味を持ち、動物さんや珍しい植物にあふれたヴェルヘルマ(当時は植物園に近い動物園)を気に入り、助手に応募し採用されます★
そして就職して間もなく、動物さんたちとの接し方を見た飼育課長に特別任務を任され飼育係として働き出します★
オスライオンさんの人工保育に成功し、彼らの囲いの中で過ごすこともありました★
育児放棄のクロヒョウさんの赤ちゃんに彼の家のダックスフントが乳母としてミルクを与え、育児に成功したこともあります★
人と接触したことがない大人のハイエナさんとも仲良くなります★
このように、動物さんととても近い距離で、同じ目線で接することこそがヴェルナーさんの本意でしたが、上司が代わってしまったことをキッカケに、人から見れば猛獣と呼ばれる肉食獣たちと「親しくし過ぎて危険」と個人的に猛獣と接することを新しい上司に禁じられます。
彼は繊細な心の動物たちをただ《職業》として扱うことに抵抗を感じます。
「猛獣たちと親密な関係を持てないような飼育係にはなりたくない」
その思いが彼を動かします★
その結果、動物園での生活に終わりを告げます★
それからヴェルナーさんの人生は急展開を迎えます★
彼は軍隊に入りました。
そこでもキツネさんや、ナマケグマさん、ヒグマさん、コディアックグマさんと生活を共にします★
様々な場所への探検で多くの自然民族と接触し、またそこでの植物や動物に興味を持ちます★
ですが、彼はオオカミさんに対しての思いが強く、オオカミさんのことが頭から離れませんでした★
そして、ヴェルナーさんは軍を退いた後にオオカミさんのことに専念します★
その結果、ヨーロッパオオカミさん、ホッキョクオオカミさん、シンリンオオカミさんから成る5つの群れの全てにおいて、彼は特別なオオカミ(人間)として共に生活をするまでになります★
「人間がオオカミに合わせ、オオカミから学ぶ」
これはヴェルナーさんの考えの根底となっている言葉です★
私はヴェルナーさんの行動、言葉、考え方…そういったものをこのご本から、ひしひしと感じ、本当にオオカミさんへの愛がとても溢れていると感じました★
野生の動物さんとの関わり方については、賛否両論あると思います★
深く入りすぎるは良くない、それこそ自然界への介入だと感じる方、
そこに入ってこそ、本当の意味で野生を知れて、保護への道に繋がる、と思う方、
考え方は人それぞれで、何が正しいということを、私は述べるつもりはありません★
何故なら、正解などという簡単な結論は存在しないからです★
ただ、私が言えることは、ヴェルナーさんはオオカミさんに深く入り込む中で、人間に合わさせるのではなく、人間がオオカミさんに合わせる、というスタイルを貫いた点はすごいことだと思います★
また、繁殖期などの近寄ることは危険とされていた時期も関係なく、オオカミさんと関わり続け、常にパックの全てを把握するという行為も、生半可な気持ちでは絶対に出来ないことです★
オオカミさんへの愛情…その深さには感銘を受けました★
お話のメインはオオカミさんたちですが、他にも様々な章があり、まだまだ紹介しきれないほどのエピソードがあるのですが、とても素晴らしいご本です★
私はこのご本に出会えたことをとても素晴らしいことだと感じています★
皆さんにも是非、読んで頂きたい、おすすめのご本です★
今日のご本の紹介は ヴェルナー・フロイントさん著『オオカミと生きる』でした★
このブログでも紹介したことがある、ウルフマンことショーン・エリスさんや、ライオン・ウイスパラーことケビン・リチャードソンさんのように、動物さんにとても近い距離で接し、その生態を見つめた、先駆けともいえる存在、ヴェルナー・フロイントさん著の『オオカミと生きる』です★
著者のヴェルナー・フロイントさんは、子供の頃から動物と接して育ち、少年期には植物の世界にも興味を持ち、動物さんや珍しい植物にあふれたヴェルヘルマ(当時は植物園に近い動物園)を気に入り、助手に応募し採用されます★
そして就職して間もなく、動物さんたちとの接し方を見た飼育課長に特別任務を任され飼育係として働き出します★
オスライオンさんの人工保育に成功し、彼らの囲いの中で過ごすこともありました★
育児放棄のクロヒョウさんの赤ちゃんに彼の家のダックスフントが乳母としてミルクを与え、育児に成功したこともあります★
人と接触したことがない大人のハイエナさんとも仲良くなります★
このように、動物さんととても近い距離で、同じ目線で接することこそがヴェルナーさんの本意でしたが、上司が代わってしまったことをキッカケに、人から見れば猛獣と呼ばれる肉食獣たちと「親しくし過ぎて危険」と個人的に猛獣と接することを新しい上司に禁じられます。
彼は繊細な心の動物たちをただ《職業》として扱うことに抵抗を感じます。
「猛獣たちと親密な関係を持てないような飼育係にはなりたくない」
その思いが彼を動かします★
その結果、動物園での生活に終わりを告げます★
それからヴェルナーさんの人生は急展開を迎えます★
彼は軍隊に入りました。
そこでもキツネさんや、ナマケグマさん、ヒグマさん、コディアックグマさんと生活を共にします★
様々な場所への探検で多くの自然民族と接触し、またそこでの植物や動物に興味を持ちます★
ですが、彼はオオカミさんに対しての思いが強く、オオカミさんのことが頭から離れませんでした★
そして、ヴェルナーさんは軍を退いた後にオオカミさんのことに専念します★
その結果、ヨーロッパオオカミさん、ホッキョクオオカミさん、シンリンオオカミさんから成る5つの群れの全てにおいて、彼は特別なオオカミ(人間)として共に生活をするまでになります★
「人間がオオカミに合わせ、オオカミから学ぶ」
これはヴェルナーさんの考えの根底となっている言葉です★
私はヴェルナーさんの行動、言葉、考え方…そういったものをこのご本から、ひしひしと感じ、本当にオオカミさんへの愛がとても溢れていると感じました★
野生の動物さんとの関わり方については、賛否両論あると思います★
深く入りすぎるは良くない、それこそ自然界への介入だと感じる方、
そこに入ってこそ、本当の意味で野生を知れて、保護への道に繋がる、と思う方、
考え方は人それぞれで、何が正しいということを、私は述べるつもりはありません★
何故なら、正解などという簡単な結論は存在しないからです★
ただ、私が言えることは、ヴェルナーさんはオオカミさんに深く入り込む中で、人間に合わさせるのではなく、人間がオオカミさんに合わせる、というスタイルを貫いた点はすごいことだと思います★
また、繁殖期などの近寄ることは危険とされていた時期も関係なく、オオカミさんと関わり続け、常にパックの全てを把握するという行為も、生半可な気持ちでは絶対に出来ないことです★
オオカミさんへの愛情…その深さには感銘を受けました★
お話のメインはオオカミさんたちですが、他にも様々な章があり、まだまだ紹介しきれないほどのエピソードがあるのですが、とても素晴らしいご本です★
私はこのご本に出会えたことをとても素晴らしいことだと感じています★
皆さんにも是非、読んで頂きたい、おすすめのご本です★
今日のご本の紹介は ヴェルナー・フロイントさん著『オオカミと生きる』でした★
今週から、またブログを書くにあたり、ちょっと気分転換にテンプレを変更してみました★
何だか、ずっと慣れていたテンプレだったので、少々、違和感もありますが、前回同様、『自然』をテーマにしたテンプレです★
自己紹介やプロフ写真も同様に、新しいものに代えてみました★
よろしくお願いいたします★
何だか、ずっと慣れていたテンプレだったので、少々、違和感もありますが、前回同様、『自然』をテーマにしたテンプレです★
自己紹介やプロフ写真も同様に、新しいものに代えてみました★
よろしくお願いいたします★
最近、ブログを書けていませんでした…
この数ヶ月、様々なことがあって、バタバタとしていたり、体調を崩したり、PCを触る機会があまりなかったり…と、ブログから少し離れていました…
でも、書きたいことがなくなったわけではありません★
いえ、反対に書きたいことはたくさんあって、どのことから書こうかなぁ…と思うくらいです★
全く書いていない間にも、このブログに訪問して下さった方々が多くいることに対して、素直に感謝の気持ちを伝えたいです★
ありがとうございます★
動物さんって本当に素敵ですよね★
私は元気がない時、やはり動物さんに元気をもらうことが多いです★
それだけ動物さんという存在は、私にはとても大きいものです★
この書けなかった期間にも、様々な動物さんと出会い、様々な経験をし、また様々なご本や映画などを見ました★
それらについても、書いていきたいと思っているので、こんなに更新の少なかったブログですが、今後も、よろしくお願いいたします★
ルカ☆
この数ヶ月、様々なことがあって、バタバタとしていたり、体調を崩したり、PCを触る機会があまりなかったり…と、ブログから少し離れていました…
でも、書きたいことがなくなったわけではありません★
いえ、反対に書きたいことはたくさんあって、どのことから書こうかなぁ…と思うくらいです★
全く書いていない間にも、このブログに訪問して下さった方々が多くいることに対して、素直に感謝の気持ちを伝えたいです★
ありがとうございます★
動物さんって本当に素敵ですよね★
私は元気がない時、やはり動物さんに元気をもらうことが多いです★
それだけ動物さんという存在は、私にはとても大きいものです★
この書けなかった期間にも、様々な動物さんと出会い、様々な経験をし、また様々なご本や映画などを見ました★
それらについても、書いていきたいと思っているので、こんなに更新の少なかったブログですが、今後も、よろしくお願いいたします★
ルカ☆