山下達郎 “同学年”高橋幸宏さんを追悼「ライブもずいぶん一緒に」「我々の世代の代表的なドラマー」
スポーツニッポン新聞社 - 2 時間前
高橋さんは脳腫瘍で闘病中、併発した誤嚥(ごえん)性肺炎のため死去した。
山下は「ここのところ訃報が相次いでおります」と話し、ロックギタリストのジェフ・ベックさん、「クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(CSNY)」の創設メンバーだったデビッド・クロスビーさんの名前を挙げた。さらに「何と高橋幸宏さんがご逝去されました。幸宏さんはまったく同い年で、同世代の方であります」と続けた。
高橋さんとは数々の交流があったという。「レコーディングもコーラスに参加させていただきました。ライブもずいぶん一緒にやらせていただきました。幸宏さんは日本の、我々の世代の代表的なドラマーであります。とっても素晴らしいテクニックを持ったドラマーです」と功績を称賛。「なので、そこら中で追悼番組、そういうようなものがあると思いますので、日をあらためてという感じですが」と、追悼の機会を設ける意向を示した。
山下が1979年にリリースしたアルバム「MOONGLOW」の収録曲「RAINY WALK」でも、高橋さんがレコーディングでドラマーを務めたという。もともとはアン・ルイスのアルバム用に作ったが収録されず、「曲が気に入っていたので、原盤を買い取って自分のアルバムに入れました」と、楽曲への思い入れを明かした。
「その当時のアン・ルイスさんのレコーディングメンバーであります、高橋幸宏さんドラム、細野晴臣さんベース、佐藤博さんキーボード、松原正樹さんのギターで演奏されております」と説明。「心よりご冥福をお祈りしつつ、『RAINY WALK』」と、高橋さんへの追悼を込めて曲紹介した。