
海猫お気に入りの紀の川柿。
今年も頂くことができました♪
ちょうど娘ちゃんが来ていて、
さかえ屋のおにぎりなどお持たせして、
果物は紀の川柿とみかんとキウィが
あったのですが、一番高い紀の川柿を
持っていきました(笑)
紀の川柿は、品種の名前ではなく
平核無柿(ひらたねなしがき)を
木に成ったまま脱渋する方法で栽培したものです。
平核無柿は新潟県が原産の品種で、産地によって
八珍柿や庄内柿、おけさ柿など色々な名称でも
親しまれ流通しています。
平核無柿は渋柿なので、炭酸ガスなどを使って
柿渋を抜いて出荷されます。
このような渋抜き処理をした柿を『合わせ柿』
または『さわし柿』といいます。
紀の川柿は、樹に成ったまま完熟させるので、
一般的な平核無柿と比べて表皮の色が濃く、
果肉は西村早生柿のように黒くなり、
糖度が上がってとても甘くなっています。
同じ平核無柿とはいえ、見た目や味は
別物として扱うに値する柿です。
果実の大きさや形は一般的な平核無柿と同じですが、
表皮の色は樹につけたままの完熟させているので
ずっと赤みが濃い色をしています。
渋抜きは、平核無柿がまだ青いうちに、
固形アルコールを入れたビニール袋を
果実一つ一つに被せ、20~22時間、
ほぼ丸一日経つと渋が抜けます。
その後、袋の底を切って開け、十分に熟して
色付くまでそのままビニールのカサを
被せたままにしておきます。
このように栽培にはとても手間がかかる事や、
産地が限定され生産量がとても少ないと言う
希少性もあって一般的な平核無柿と比べ
高値で取引されています。
果肉は西村早生を思わせる黒いゴマが入り、
黒砂糖のような感じになっています。
完熟しているとはいえ、その食感は平核無柿そのもので、
しっかりとした歯ごたえがあります。
平均糖度は16~18度とも言われ、
とても甘く果汁もたっぷり♪
毎年楽しみしている美味しい柿♪
見た目はゴマが入って黒っぽいですが
海猫おすすめの柿です^^
美味しくいただきました、ごちそうさまでした(*⌒▽⌒*)
