久しぶりに須藤先生の健康知識です。
今回は「お酒とおつまみは“おバカにならない適量”で楽しくどうぞ。」です!!
下戸の私は、旦那様に教えてあげるつもりです~~
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人間の体の中でお酒の影響を一番受けるイメージがあるのが“肝臓”ですね。
肝臓の役割は“胆汁の生産”“赤血球の分解”“栄養の送出し”“グリコーゲン・ビタミンの貯蔵”
などなど多様ですが、お酒に影響されるのが“解毒”です。
お酒を飲み過ぎると解毒作業が活発となり過ぎ肝臓機能が壊れてしまうので、
「飲み過ぎ=肝臓を壊す」といイメージが強くなっています。
ところが実際のところはお酒によって最初に影響を受けるのは“脳”なんです。
お酒には“脳細胞と中枢神経”を麻痺させる“毒性”を持っているんです。
人間の脳の一番外側がもっとも進化した部分になり「大脳新皮質」といい
、霊長類しか持っていない大変に高度な部分なんです。
つまり“理性的”な部分ですね。理性ですからストレスも貯えていることになります。
お酒の“毒”は最初にこの大脳新皮質を麻痺させます。
“理性”を麻痺させる、とりわけストレスが大きい人ほど“理性”から解き放たれれば
「愉快な行動」になるわけです。
さらに飲み続けると“脳の内側”を麻痺させることになります。
もっと本能的な部分を麻痺させるので真直ぐに立つこともおぼつかなくなります。
それでもさらにお酒を飲み続けると、脳の奥深い最も中枢的な働きをしている部分を
麻痺させ“呼吸”や“心拍”などを麻痺させ“死”に至ることもめずらしくありません。
これが“急性アルコール中毒”です。
特に若い(子供)脳は未熟でデリケートですからアルコールから受ける影響は大きいわけです。
「酒を飲み過ぎるとバカになる」といわれるのは満更嘘ではなかったのですよ。
さて、アルコールと肥満の関係ですが、最近のアメリカの研究で「アルコールの増量は
肥満に影響しない」と発表されました。
しかしこれはあくまでも“アルコール”の増量であってカロリーは別問題です。
よく比較されるアルコールのカロリーですが、
100ml当たり
・ウィスキー:240kcal
・焼酎:200kcal
・日本酒(醸造酒):100kcal
・ワイン赤白:75kcal
・発泡酒:45kcal
・ビール:40kcal
「ヤッター! 明日から肥満を気にせずビール!!」って思っちゃいますね。
でもこのエネルギー量は全て100ml当たりですから飲む量を掛ける必要があります。ご注意ください。
先にご紹介したように「アルコールの増量は肥満に影響しない」のに実際には「飲むと太る」人は多いのです。
これは“アルコール以外のエネルギー”が大きく影響しています。
つまり“おつまみ”なんです。
お酒の席では、ただの食事より長時間食べ続けることが多いですね。
しかも深夜にわたる場合も多くなります。
しかも揚げ物などの油の多い食べ物であれば体の中で消費されにくくなります。
それに加え、翌日は気分が悪く朝食を抜いてしまう場合も少なくありません。
朝食を抜く人は肥満になりやすというのは統計的にも明らかになっています。
アルコールは“適量”であれば血行を良くするといわれています。
肝臓への負担も考えて、休肝日を取りながら楽しく健康的な飲酒を心がけてくださいね。
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我が旦那様は、お酒を飲むとおかずをあまり食べない人です。
自宅に帰る頃にお腹が好き、冷蔵庫をのぞきます。
最悪パターンかも??($・・)/~~~
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