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マーラー:交響曲第10番[カーペンター版]

2011年04月21日 | 写真散歩

 クラシックってほとんど聴かないんですが、オーディオシステムを一新したので、音楽雑誌で高評価のCDを購入しました。このCDは、「SACD」で高音質なのは当たり前ですが、録音も非常に素晴らしいです。新しい次元の録音と言っても過言ではないと思う。聴き姑めた時は大したことないと思ったが、静かな空間でソロが奏でられるとき、その存在感、生々しさは改めて録音の素晴らしさを実感させられる。

 それにしても、今のスピーカーでもそこそこ良い音を提供してくれるんですが、耳が慣れてくると他に目が行ってしまいます。魔物だ・・・・当分無理だが(^^;)

ジンマン/チューリヒ・トーンハレ/マーラー:交響曲全集 X
 ベートーヴェンの交響曲全集で世界的な名声を築いた名コンビ、ジンマン+チューリヒ・トーンハレの総決算であるマーラー交響曲全集の第10弾にして完結編です。交響曲第10番はマーラーの死によって未完として残された作品ですが、第2次大戦後からは残されたスケッチをもとに演奏可能な全5楽章の作品として補筆完成させる試みがされるようになりました。なかでもイギリスの音楽学者デリック・クックによるものが広く受け容れられており、演奏の機会も近年増加傾向にあります。第9番で赤裸々に表現された生への憧れ・執着と死への恐怖をさらに推し進め、無調に近づく部分もあるなど、その革新的な筆致はシェーンベルクなど後の作曲家にも大きな影響を与えました。1946年に補筆が開始され、1966年に一旦完成したクリントン・カーペンターによる補筆版は、戦前のクシェネックによる補筆を除くと、最も早く着手された版として知られていますが録音は少なく、CDもこれまでに2種類あったのみで、その意味でもジンマンによる最新盤は珍重すべき価値を備えています。

※SA-CDハイブリッド ※DSD Recording ※SA-CD Multi: 4.0 channel ※SA-CD Stereo ※CD Audio: DDD STEREO