三猫の関係。

ブラッシングの喜びを全身全霊で表現するミイケさん。

角猫の猛撃を恐れるポンコちゃん。

獰猛な角猫。

　さて眠ろうかろ、サンショさんが床に着き、明かりを消すと、「ふぎゃー」。ドコドコドコ。ドッドッドッ。と、始まったポンコちゃんと角猫の喧嘩ごっこだか、追い駆けっこだか（多分合わせ技）。途中、角猫はサンショさんの腹の上にジャーンプしてくるはで、就寝どころではなかったのです。
　
　サ「夜は寝ようよ」。
　ポ「サンショさんは相変わらずバカですねえ。猫は夜行性なのですよ」。
　サ「それは野生の頃の話。あんたたちみたいな甘やかされている室内猫は、夜は眠るものなの！」。
　ポ「と、まあ、こんなサンショさん。困ったものです。遺伝子も分かっちゃいないのです」。
　サ「それから、あんたたち、ミイケさんとも仲良くしなさい」。
　ス「スミちゃんは、仲良くしたいのに『シャー』って言うの」。
　サ「そうだねえ、あんたは乱暴者だからね。仲良くせんで良いよ。ポンちゃんだよ」。
　ポ「んーっ、どっしよっかなあ？　ポンちゃん、嫌かもよ」。
　サ「どうしてさ。大人しくて良い子じゃない」。
　ポ「んーっ、ポンちゃん連むの好きじゃないし」。
　サ「ポンコと角とでばかり仲良くしていて、仲間はずれで可哀想じゃない」。

　OLの新人いじめみたいで、サンショさんは好ましくないと思っているのです。

「とちにゃん」さんの活動に興味を持たれた方も、お読みください。
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