栗どら焼き

今日は好き嫌いの殆んど無い、どら焼きを紹介します。

近頃、ケーキのスポンジように柔らかいフカフカな皮のどら焼きを大手量販店やスーパーなどでよく見かけますが、当店のは昔からのどっしりとした皮です。
どら焼きの基本の配合は三同割（小麦粉、砂糖、卵）、
そして、いいろいろな副材料、これが各店によってさまざまです。



美味しそうな焼き色がついたら、裏面も焼きます。




通常のどら焼きは片面にだけ粒餡をのせサンドしますが、当店のは両面に粒餡をのせてから、二つ割の栗を四つ入れてサンドします。




袋に詰めて出来上がりです。


どら焼きは生地の捏ねつけ方と火の加減に注意すれば（と、言っても何回か失敗は避けられませんが）家庭でも比較的、簡単に作れますので挑戦されてはいかがでしょうか？

リージョン１

先日、注文していたＤＶＤが届きました。

デイブ・メイスン　　一般的にはあまり名の知れた人ではありません。
「トラフィック」という、ロック好きにはかなり有名なイギリスのバンドで、
その中のギタリストであります。

味のあるギターを弾くのですが、E・クラプトンほどいろんな意味で
器用ではないのか、少々損をしているところもあります。
「情念のギタリスト」と云われています。
まさに＜云いえて妙＞がピッタリの表現ですね。


さて、その「情念のギタリスト」のライブを見ようとこのＤＶＤを買ったのですが
残念なことに見ることができない。
USA製なのでリージョン１だからです。
日本はリージョン２の規格なので適合しないのはわかっていたのですが、
これまで買った輸入ＤＶＤのリージョン１は見ることができたのです。



ライブアットサンライズｂｙデイブ・メイスン


某電器店の若旦那（もう若くもないかな？）に教えを乞うたところ、パソコン
に落としてダビングし直すと大丈夫とのことでしたが、私のやり方が
まずいのか、リージョン1のためできないと表示されるのです。

どなたか、このＤＶＤ見る方法あったら教えてくださーい。

お茶会

遅くなりましたが、去る5月14日に芭蕉の館にて新緑の中、お茶会が開かれました。

３軒の菓子屋がそれぞれの菓子を持ってきました。当店からは干菓子と主菓子の2種類です。



主菓子　一声　　　　　　干菓子　観世水



「一声」は時鳥がうっすらと雲のかかった月夜の中を飛んでいる様を表しています。餡は黄身餡で皮はういろう製、真ん中の黒く見えるものは大徳寺納豆です。
これは甘味、辛味、酸味、苦味、塩味が渾然一体となった、一口で言えば＜なんとも言えない味＞であります。
京都に居た頃、初めて食べて「なんじゃーこれ！？食べ物か？」と思ったほどです。
でも、お菓子との相性はいいです。
落雁の中に入れても美味しいですよ。


大徳寺納豆




「観世水」は有平糖という飴をひいて作ります。
もともとは南蛮渡来の菓子でアルヘイルが変化して有平となったわけです。
同じように、日本に来てからカステイラが「カステラ」に、コンフェイルが「金平糖」に変わりました。


砂糖と水あめを煮詰めます



熱を抜いて80℃くらいになるまで待ちます。



熱いうちに何度も引いて白くします。飴は熱いうちに引けですね。
冷めてくると仕事にならないので、この作業の時が一番気を使います。



出来上がった飴を延ばして適当な長さにきって、形成します。
この段階は火傷するほど熱い作業です。
ゴザの上でするのは保温に優れているからです。




指先だけの細かい仕事です。




完成です。（ピンボケですみません）


次回はお菓子ネタ以外をしたいと思います。

再開宣言

　ブルースの名盤　　「モージョ・ハンド」by ライトニン・ホプキンス


以前から心の片隅～心の中心へと行ったり来たりしていた＜ややこしい＞ことが無事、ややこしいことにならず、終わることができたようです。

関係各位の皆様、ありがとうございました。

そういうことで、まずは障壁が取り除けたということで「モージョ・ハンド」
のＣＤジャケットでガツーンと嫌なことやモヤモヤを破って心機一転、再開だー。

これからは、まめに更新を続けたいと思いますのでよろしくお願いします！！