ひねもすのたりのたり 朝ドラ・ちょこ三昧

 
━ 15分のお楽しみ ━
 

▼『君の名は』 第1部 第12週 (67) 

2006-06-19 07:50:38 | ’06(本’91) 46 『君の名は』
▼『君の名は』 第1部 第12週

忘却とは
忘れ去ることなり
忘れ得ずして
忘却を誓う心の悲しさよ

原作:菊田一夫  脚本:井沢 満
音楽:池辺晋一郎 演奏:東京コンサーツ

題字:篠田桃紅
考証:松平 誠  考証協力:天野隆子
方言指導:佐渡 稔、山中 篤
所作指導:鈴木宋卓
 
協力:三重県志摩郡、新潟県佐渡、千葉県野田市

語り:八千草 薫


出演



氏家真知子  鈴木京香
浜口勝則   布施 博 :勘次の遠縁。真知子の婚約者
本間定彦   古舘伊知郎:綾の幼なじみ、同人誌『北國文學』、天天教教祖の弟子に
石上梢     河合美智子 :もと数寄屋橋の夜の女、青い目の赤ちゃんを産む
あさ      伊藤嘉奈子 :もと数寄屋橋の夜の女、浜口家の住み込み家政婦に
富士子     うえだ峻  :蘭子の同業 ただし女装
通訳      伊庭 隆  蘭子のオーデションの通訳
ピアニスト  金丸正城

        稲川事務所

浜口徳枝   加藤治子  :浜口勝則の母
美村蘭子   佐藤友美  :数寄屋橋の夜の女から足を洗い、進駐軍のクラブ歌手に



制作:石井 愼

美術:山口類児  技術:渡部浩和  音響効果:太田岳ニ
撮影:中村和夫  照明:高橋伴幸    音声:坂野伊和男
記録編集:田中美砂

演出:原嶋邦明


解説(副音声):関根信昭


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 浜口家

真知子は勝則の家から帰り、勝則もそこまで送って行くと出る。
徳枝は、機嫌よく送り出すが、二人が玄関から出て行くと急に不機嫌な顔になる。

あさが、真知子からの土産をどこにしまったらいいのか訊くと
「さわるのもイヤ。そこらへんのドプにでも、たたきこんだらどう?」
さらに「あの人の座った座布団、よく叩いて!」
 
 蘭子たちのほったて小屋

梢が赤ん坊の俊樹をあやしていると、蘭子が帰ってくる。
「天天教から参りました、本田定彦です」と、定彦がいる。
オカマちゃんの富士子が天天教を頼んだが、今日は自分が代理だ、
代理だからと言って、お金はお返しできないでご了承ください‥と定彦。
富士子のオゴリで、蘭子の旦那さんと娘の消息をみてもらうことになっているらしい。
白装束に着替え、ろうそくをたて、鈴を振り、天天教の教祖代理になりきり
自意識と戦った定彦は、それっぽく祈祷し、告げる
 「ご主人の帰宅はもう間もなくですよ」

娘の分は、いい‥生きていることはわかっているから‥と蘭子は断る。

 小料理屋「あや」

真知子と綾が働いているところに、定彦がやって来る。
「俺、今の仕事、才能あるかも」
定彦に真知子が結婚することになったと綾は教える。
店が終わって、三人でお祝いをすることにしたが、3人とも泥酔  

「幸せ薄い夏だわね」
「夏が薄いんですって。薄っぺらの夏なのよー」
「世間なんて見る目がないわ」
「見る目ってどんな目?  ワカメ? アタリメ? ウオノメ? 弱り目にたたりめ」
などと、わけのわからないことを言っている

 ビルの一室。

ピアノ伴奏に乗せて歌う蘭子。
アメリカ人の男性と女性とが、蘭子の歌を聞いて「グレイト・ボイス」
「雇ってもらえるのね。サンキュー」

 小料理屋「あや」

日も高くなっているのが、真知子はまだ寝ている。
「いいかげんにしなさいよ。下に浜口さんが来てる」綾が起こしにくる。
「えーっ」 あわてて、起き上がり、身支度をする真知子。

階下に降り、梅干入りのお茶を淹れる真知子
「健康のため」とごまかす。

勝則の用事は、「結婚式の日取りが決まったよ。11月25日」

数寄屋橋の三度目の約束の日が11月24日である。 結婚式はその翌日なのだ。 (とナレーション)

勝則、わざとその日を選んだのか (>_


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