ひねもすのたりのたり 朝ドラ・ちょこ三昧

 
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『かりん』(45) ★あかりと再会&野中辰彦登場

2005-11-23 23:27:09 | ’05(本’93) 50 『かりん』
【45】 11月23日(水)

小森千晶  細川直美
本間あかり つみきみほ
本間洋一郎 笹野高史
本間二郎  三波豊和
野中辰彦  児玉 清 
城所     大杉 漣 
正郎     山崎聡弘  あかりのアパートの隣人 そっちのケの人

      鳳プロ

小森晶乃  岸田今日子
小森友行  石坂浩二
小森晶子  十朱幸代

・‥…━━━★・‥…━━━★・‥…━━━★

千晶が正郎を平手打ちしたその時、あかりが帰ってくる。

「あたしをぶったのー」と正郎、「あたしを連れ込もうとするからよ」と千晶、
あかりは
「正朗は親切だったかもしれないけど、突然じゃびっくりするでしょ
 あかり、あたしの友達なの」と紹介して
あかりの部屋202号室に招き入れる。

あかりらしい部屋だと千晶は関心し、あかり父・洋一郎からのお土産を渡すが
「そこに置いといて」とあかりはちょっとつれない。


あかりに大学の様子を聞く千晶。

大学は、いろんな方言が飛び交っていて、お国訛りの洪水、
九州やら関西やら東北やら、地方ごとに群れるの、
あたしはそういうの好きじゃないから、どこにも属さない。
服装は、白いブラウスに紺のスカート、よ。

そして映画は、有楽町のオリオン座に 哀愁(ヴィヴィアン・リー)を見てきたと言う。


正郎が「これから出勤」と言う、職業は新宿の未亡人サロンのボーイ。
あかりは「(正朗に)いろいろ世話になっている、
     でも、女には興味がない、人畜無害よ
     東京にはいろんな人がいるわ」と千晶に話す。


そのころ諏訪では、晶子が友行からの電話を受け、なかなか捗らないと聞き、
晶乃にも「難しいみたい」と報告している。

晶乃は「晶子も久しぶりに東京に行ってみたかったんじゃないか」と訊き
「あんなことがなかったら東京の人になってるんだものね
 人生ってわからないわね、どっか相手任せ・・
 小森屋としては晶子が東京の人にならなくて良かったんだけど」と
かつてのことも重ね合わせて話している。
晶子は
「母さん、あたしは諏訪の人よ、あれはまぼろし。まぼろしはすぐ消える…… 
 思い出も残らないの」
と答える。


その頃、湖水館には二人連れの怪しい雰囲気の客が来る。
「佐々木だ」と名乗り、市内の地図が欲しいと言う。

部屋で会話する男
「仙台はうまく行きましたね、どんな計画も実行になると狂いが生じる
 でも寸分違わずに・・・野中さん あんた天才だ」
「よせ」 

アリヨシという仲間らしい男は、明日トラックで到着するらしい。
そして、ここ諏訪が終わったら、次は名古屋、そして仕上に京都、
それから極楽三昧
前祝に酒でも飲んで、景気付けだ と城所。

そこに、二郎が市内の地図をもってくる。
「食料公団の横沢っていう男が来たら、すぐ通してくれ」と言う。
なんだかよくない相談をしている様子である。


あかりの部屋では、話がつきない。
オルゴールのことや、信太が諏訪からいなくなったことなどを話し、
渉にはもう会ったか?と千晶が訊く。
あかりは 渉が東京に来ていることを知らなかった。

でも、自分はいつでも会えるから
千晶は必ず渉くんに会って帰りなさい! と あかり


(つづく)

 

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