ひねもすのたりのたり 朝ドラ・ちょこ三昧

 
━ 15分のお楽しみ ━
 

『純情きらり』(68)

2006-06-20 18:49:44 | ’06 74 『純情きらり』
脚本:浅野妙子   原案:津島佑子「火の山-山猿記」
音楽:大島ミチル  テーマ曲:チェロ演奏 長谷川陽子

語り  :竹下景子

タイトル映像:伊藤有壱  撮影協力:愛知県岡崎市


出演


有森桜子  宮あおい 
有森笛子  寺島しのぶ
杉 冬吾  西島秀俊 :津軽出身の画家・有森家に居候、笛子の許婚に
有森杏子  井川遥
西野シヅ子 キムラ緑子:岡崎南高等女學校の音樂の先生、笛子の同僚
小鈴     早良めぐみ:有森家の前で産気づき、杏子がとりあげる
信吉     いけだしん:小鈴のDVな元夫、有森家を覗いている
視学官    大林丈史  岡崎南高女を視察に来ている文部省の視学官
ヨシ     花原照子  杏子の按摩が極楽で、居座るおばば様
校長     野村信次  岡崎南高女の現校長・ヤマシタ
刑事     大関正義  信吉とともに有森家を張っている

       エンゼルプロ



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桜子は蛙のスケッチに2時間かかったと言ってちょうど帰ってきた冬吾に、
左翼運動のことを聞く。

冬吾曰く、
けやぐ(友達=津軽ことば)にマルクスを読んで新聞なんかを作っていたのがいた、
そいつと酒を飲んで酔った勢いで近くの駐在所に石を投げ込んだ。
おれは地主の息子ということですぐに釈放されたが、
そいつは殴られて体調を崩して、一ヶ月たって出てきた。
「右も左もわがんねけど、たんだ座って甘い汁吸う側にはいたくねえな」と思った

しかし、そんな昔のこと(6年前って言ってましたね)、何で‥と桜子

笛子は、自分が目をつけられているのかも‥と、
文部省の役人に『源氏物語』を授業で使うなといわれたことを話す。

ヤマシタ校長と西野先生は、笛子のいないときにやって来て
冬吾にあれこれ質問する。
破られた『源氏物語』を冬吾に返すと「不憫だな、笛子も光源氏も」と冬吾

  本を破かんでくれよ!


今度は、小鈴とヨシがやって来て
ヨシは孫が兵隊に行くのが悲しいと泣き、
その孫に「泣くな目障りだ」と言われたんだと話す
杏子は「いやな世の中になったね」と慰める。

小鈴は、信吉(もと亭主)とは別れたが、しつこくて困ると話す。


そんな様子を、刑事と信吉が塀の外から窺っている。


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