子宮内膜症による卵巣のう腫と付き合う

さなの治療、手術、術後の記録

子宮・卵巣を切除するということ

2011年10月15日 | 日記
術後、10か月が経とうとしている今ごろになってようやく落ち着いて考えるようになりました。
子宮、卵巣を切除することの影響(後遺症?)。

これでよかったのだろうか。
私の場合は、頑張れば片方を残せたかもしれなかったのですが、薬剤アレルギーを持っているため、度重なる手術というのは非現実的。
卵巣を残して再発のリスクを抱え、ピルや注射でまた偽閉経の状態を作り、更年期の症状と向き合い、二重につらいよりは、再発のリスクのない状態で更年期の症状と10年ばかり早く向き合うなら、そちらがいいかなと決断しました。

しかし取っていい臓器が人間の体の中にあるわけがない。
本当はそうですよね。

吹き出す汗、止まらない蕁麻疹、襲ってくる偏頭痛、記憶力低下(これはもとからかもしれない?)こんなものと向き合っているとそう思います。

そんな時にふと思い出しました

実家で飼っていた犬は、血筋が由緒正しい(?)優秀なショードッグの家系の生まれで、買う時に「繁殖をさせないために避妊手術をする」という契約書にサインをした上で連れて帰ってきました。
うちの子だけは、毛の色の出方が規定外だったためにショードッグにはなれなかったのですね
でもその子から繁殖させたら、またいい犬が生まれるかもしれないから、それで商売はさせないぞってことでしょうね
なかなかシビアだなと、子供心に思った記憶があります。

さて、そんなわけで、うちの子は連れて帰ってすぐに獣医さんのところへ連れて行き、避妊手術をしました。

これっていわゆる今の私と同じ状態

そう思うと、一応人並み(犬並み?)の年齢まで生きたので、自分もそんなものかなぁと思ってしまいました。
しかも犬なので、当然ホルモン充填療法などするわけもなく、普通に過ごしました。
今から考えたら、骨など大丈夫だったのだろうか?!と思ってしまいますが

そう。先日ネットをウロウロしていたら、見かけたのです。
子宮、卵巣全摘をしたグループと、そうでないグループだと寿命が違う、という記載を
そうそう簡単には死ねませんけど。。。と思ったところです。

かなり短絡的ではありますが、ちょっと我が飼い犬のことを思い出し、少し気持ちが落ち着いたところです
ありがとう

基本的には、骨に関してはどうしても注意した方がいいかなと感じます。
ホルモン充填療法には副作用があるといいますが、ここに関しては、いけるところまでホルモン充填をした方がいいのかなぁと。
とくに私はまだ30代なのであと1年ちょっとで終わりますがね