『そらうみ 』(講談社) 作:富安陽子 絵:はぎの たえこ
富安陽子氏とはぎのたえこ氏による、夏の絵本の傑作!
あつい、あつい夏の日。
坂みちをのぼると、おおきな入道雲がひろがっていた。入道雲のなかには、道がつづいていて、その先にまっていたのは、ふしぎなそらの世界だった。
#soraumi
『ホオズキくんのオバケ事件簿(6)オバケは鏡の中にいる!』(ポプラ社)作:富安陽子 絵:小松良佳
担任の広沢先生の家にオバケが出る!
先生から相談された「4年1組のオバケ探偵団」のホオズキくん、おマツ、マサキは、調査に出かけるが、3人とも玄関の鏡の中にすいこまれてしまった……。
そこはオバケがうようよしている森で、たどりついたのは、「内科・オバケ科 鬼灯医院」というオバケのための病院だった。
院長先生は、ホオズキくんと同じ「鬼灯京十郎」と名乗り、ホオズキくんの名前を知ると、「わしの次にこの病院をつぐのは、おまえだ」といった!
オバケ探偵団に思わぬ転機が! 想像をこえる驚きの展開の物語。
#hoozukikun6
『1話10分 感動文庫 』(新星出版社) 編:一般社団法人 日本児童文芸家協会
ここは、とある町のはずれにあるちょっと不思議な古本屋。
あなたが読みたいと思う本が、きっと見つかります──。
1話10分で完結するアンソロジーシリーズ第二弾!
涙あふれる「感動」のお話を集めました。
・お母さんのクローゼットの奥で見つけたのは、紫色の小さな箱。
はるか遠くで引っかかる小さな記憶。その箱を開けたときに──?
・六年生になる春休み、ママを交通事故で亡くした親友の芹奈。
必死に“ふつう”であろうとするその姿に……。
・すべての天候がAIで管理されるようになった時代。
突然の雨が織りなす、心あたたまるストーリー。
1話10分で完結するから、朝読書やちょっとしたすきま時間に最適!
小学3年以上の漢字にはふりがなつき。
井上林子さんの「冒険をはじめる朝」を収録。
9/14発売予定
#kandoubunko
『博物館の少女 騒がしい幽霊 』(偕成社) 作:富安陽子
明治16年秋、博物館の怪異研究所で働くイカルは、突然の指名で、陸軍卿、大山巌とその婚約者、山川捨松の博物館観覧に同伴することになる。11歳で渡米し、大学卒業後に帰国した捨松の身の上を聞き、その聡明さと温かい人柄にひかれたイカルは、巌と捨松の結婚について、それぞれが仇敵である薩摩と会津の出身であることを根拠に、あらぬうわさが立てられていることに憤慨する。そんなある日、捨松の兄、山川健次郎が怪異研究所にやってくる。捨松と巌の結婚後、大山邸で続いている怪異現象について調査してほしいというのだ。所長のトノサマは、巌と亡くなった先妻との子どもの教育係として、イカルを大山邸に送りこむことを思いつく。
9/19発売予定。
#hakubutsukan2