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絵・たかおかゆみこ(88児) 『ちゃわん虫とぽんこつラーメン』作・早川真知子(文研出版)転校生のルカが病院から出てくるのが見えた。
声をかけようとして、卓也は、ハッと口をおさえた。
なんだか、ルカが、ひどくおちこんでいるように見えたのだ。顔色がわるく、つらそうだ。
声をかけられないまま、卓也があとをついていくと、
やがてルカは、『はかた屋』というラーメン屋のまえで足をとめた。
そして、のれんのすきまから、ひょいと店の中をのぞきこみ、おどろくほど陽気な声でいった。
「とんこつラーメンだって。ハハハ、とんこつ、とんこつ!」
卒業生のたかおかゆみこさんが挿絵を描いています。
http://salut.hontsuna.net/article/2524216.html▼
宮下恵茉(88児) 「うらない王子のおまじない」
@『夢をひろげる物語10 あなたの運命かえちゃう!? 七つのお話
魔女っ子キラリのハッピーうらない』(ポプラ社) うらないやおまじないにまつわる物語を、
今、活躍中の児童文学作家・麻生かづこ・みおちづる・芝田勝茂・
松原由美子・三田村信行・宮下恵茉・柏葉幸子が書き下ろしたアンソロジー!
魔女の女の子がうらないの本から飛び出したり、真夜中に最強最悪の恋まじないをためしたり……
ドキドキ☆キュンと胸が高鳴るお話がつまっています。
チャートなどの楽しいオマケページも充実しています。
卒業生・宮下恵茉さんの「うらない王子のおまじない」収載。
http://salut.hontsuna.net/article/2534577.html▼
カズノ・コハラ(97児) 『まほうつかいのトビィ』(光村教育図書)トビィは飛べない魔法使い。そのせいで、友だちができません。
そんなある日、森で出会ったドラゴンが、
飛び方を教えてくれることになりました。
ところがそこへ、ドラゴン退治にきたというナイトが現れ……。
http://salut.hontsuna.net/article/2535498.html▼
楠章子(92児) 『ゆずゆずきいろ』(ポプラ社)クリスマスパーティーを楽しみにしていた小学1年のゆら。
ところが今年はいつものようなパーティーができなくなってしまいます。
その代わりにパパが考えてくれたのが「おでんとゆず湯のパーティー」。
「こんなヘンなパーティーはイヤ!」と浮かない顔だったゆらですが、
とれたてのゆずがたくさん浮かぶゆず湯に入ったら、
心も体もポカポカあったかく、楽しくなってきて、
やがて不思議なことが……。
家族や友だちを思う気持ちと、ゆずのやさしい香りが起こした、
小さな奇跡の物語です。
http://salut.hontsuna.net/article/2533167.html