児童文学科同窓会Salut!Blog

梅花女子大学児童文学科同窓会からのお知らせ

出版情報'24(4)

2024-10-21 10:37:50 | 新刊情報

『まゆとブカブカブー やまんばのむすめ まゆのおはなし』(福音館書店) 作:富安陽子 絵:降矢なな
やまんばのむすめのまゆが、しとしと雨の降る林を、どろはねを上げながら、喜んで歩いていると、動物たちが「ブカブカブーがあらわれた」とおびえて走ってくるのにでくわします。
「ブカブカブーってなんだろう」
好奇心旺盛なまゆは、林の奥へと進んでいき、赤いとてつもなく大きな怪物がゆらゆらゆれているのに出会います。
勇敢なまゆがとびかかり、よじのぼると、なんとブカブカブーは白い煙をはきながらしぼんでいったのです。
#mayutobukabukabu

『へびのニョロリンさん』(童心社) 作:富安陽子 絵:長谷川義史
「こニョロちは」
トメばあさんの家の屋根裏にすむことにしたニョロリンさんは、とても礼儀正しいへびです。
ニョロリンさんとトメばあさんの一日は、いっしょにごはんを食べて、おさんぽして――ほのぼの、のんびりの毎日です。
でも、ある夜のこと、ふたりの家にやってきたのは……。

「ニョロしくおねがいします」
「おはニョロございます」
「ごちニョロさまでした」

“ニョロ語”を思わず話したくなる!
富安陽子×長谷川義史
これまで子どもをわくわくさせる作品をたくさんうみだしてきた二人がおりなす、ちょっとふしぎで、ほっとするあたたかな物語。
#hebi-nyororin

『1話10分 秘密文庫』(新星出版社) 編:一般社団法人 日本児童文芸家協会
1話10分で完結するアンソロジーシリーズ!
第4弾は「秘密」をテーマに、人気児童書作家さんによる書き下ろし作品を収録!
さまざまな“秘密”にまつわる9つの作品が掲載!
1話10分で完結するから、朝読書やちょっとしたすきま時間に最適です。

◆ここは、地獄の裁判所の中にある「墓場まで持っていく話管理局」です。
死んだあとは、秘密なんて持てません。
生きているうちに証拠を隠滅したと思っても、地獄にはすべて記録が残っており、裁判中にみんなの前で恥ずかしい秘密を暴露されるのです。
あなたには、あばかれたら困る秘密はありませんか…?
◆去年の夏休み、あたしは隣のクラスの海琉と、一週間うずら当番をすることになった。
前から気になっていた海琉と一緒になれてうれしかったけど、最後の日に起きたある出来事。
二人だけの秘密が、あたしたちを仄暗いきずなでつないでいく。
◆6年生で同じグループになった、明るくて人気者の麗奈。
でも、だんだん嫌なことを言われたり、いじわるをされたりするようになったんだ。
そんなある日、麗奈が行方不明になった。とつぜん消えたって、どうして…?
──それは、わたしだけが知っている秘密。

目次
墓場まで持っていく話管理局(長谷川まりる)
あたしの選択(いとうみく)
はるかぜ号のひみつ(五十嵐美怜)
うずら(四月猫あらし)
わたしのかわいい妹(宮下恵茉)
秘密の交換日記(近江屋一朗)
ひっそりどこかに(もえぎ桃)
トルソーの恋(戸森しるこ)
人魚姫はうたえない(にかいどう青)
#himitsubunko

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書評連載のお知らせ(4)

2024-10-10 10:35:04 | 新刊情報

朝日小学生新聞「名作これ読んだ?」のコーナーで、卒業生の井上林子さんが連載中。
2ヶ月に一度のペースで連載しています。
次回は11/21です。
ぜひご覧ください。

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三岡有矢音さん個展のお知らせ

2024-09-09 16:41:05 | イベント情報

本学大学院で児童文学を専攻していた、第6回あたらしい創作絵本大賞『ゾウとイカとカエルとキリン』の作者・三岡有矢音さんが、西宮市で個展を開催されます。
映画大好きな三岡有矢音が見たい、架空の映画の、架空のシーンを空想した個展第2弾です。
今回は「ドアの中、つまりは室内や車内などのワンシーン」をあらすじや、架空映画のポスターと共に展示します。
その他、旅好きなブタTraveler Pigも多数展示予定です。ぜひお越しください。

「イマジナリームービーズ ―IN DOORS―」
期間:9月10日(火)~9月15日(日) 11:00~18:00(最終日17時まで)
場所:ギャラリーねうねう(西宮市)

https://ni0110201.wixsite.com/neuneu

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宮下恵茉さん講演会&ワークショップin熊本のお知らせ

2024-09-09 16:37:01 | イベント情報

児童文学科卒業生の作家・宮下恵茉さんが、熊本県で講演会とワークショップを行います。
お近くの方は是非お越しください。

【読書で世界を広げよう 児童文学作家・宮下恵茉先生 講演会&ワークショップ】
児童文学作家の宮下恵茉先生を講師にお呼びして、これまでの活動のおはなしやワークショップを開催します。とても貴重な機会ですのでみなさんぜひご参加ください!

日時:2024年10月13日(日曜日) 14:00~15:00
場所:熊本県菊池市生涯学習センター 2F 中研修室

https://www.library-kikuchi.jp/event/2024/08/21933/
対象:小学生高学年以上 25名(要申込)
お問合せ:菊池市中央図書館 0968-25-1111

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出版情報'24(3)

2024-09-09 16:27:42 | 新刊情報

『ホオズキくんのオバケ事件簿(7)ネコがおどれば、鬼が来る!』(ポプラ社)作:富安陽子 絵:小松良佳
終業式目前のある朝、4年1組は騒然! ホオズキくんが転校してしまったというのだ。オバケ探偵団の仲間のマサキとおマツは、何も知らされていなくて、大ショック! 
ところが、ホオズキくんは放課後、2人を公園で待ちかまえていて、ひっこし先で起きているオバケ事件の調査を手伝ってほしいとたのんだ。
3人は、オバケ科の医者、鬼灯先生からもらった「ホオズキのすず」を使って、オバケの世界にある鬼灯医院を経由し、現場の鬼灯神社へ行った。
すると、そこでは近所中のネコが集まって、ニャーゴロ鳴きながらおどるる、というおかしな現象が起きていた。
その背景には、おそろしいオバケの存在が……。
なぞのオバケに立ち向かう3人組に、かつて退治された鬼の怨念がおそいかかる!!!
★ホオズキくん、マサキ、おマツの「オバケ探偵団」が活躍する人気シリーズ、最終巻!
9月11日発売予定
#hoozukikun7

『トモダチブルー』(集英社みらい文庫) 作:宮下恵茉 絵:遠山えま
はじまりは、おそろいのペンケースだった。
わたしたち趣味が合うかも!そう思っていたけど――
スマホケースにリュック……また“オソロ”!?
小鳥ちゃんは次々と、ほしかったものを奪っていく。
わたしの一番のなかよし、萌までも……
“クラスのヒロイン”と言われ、楽しく学校生活を送っている真菜。
季節はずれの転校生・小鳥と同じペンケースを使っていたことで、ふたりは意気投合、急速になかよくなっていくけど…!?
小鳥は別の顔を見せはじめる。
真菜と同じ髪型、部活、塾――小鳥の“オソロ”はエスカレート。
さらに「真菜には罰が必要」と言いだして…!?
部活も、学校も、どうでもいい。
みんなからはずされた“クラスのヒロイン”真菜は…!?
巻末には、宮下恵茉先生と『絶叫学級』でおなじみ、人気漫画家・いしかわえみ先生の〈夢のスペシャル対談〉を収録!
9月27日発売予定
#tomodachi-blue

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