読書記録 うーーーん、、、、

2007-05-20 07:14:13 | 読書 Lire
リーラ 神の庭の遊戯 ー 玄侑 宗久

うーーん、、、、

去年の末京都で、数人しか見かけない朝の静けさの中
鞍馬山を一人で登ったが
神秘的な空気、霊的な存在などぜーーんぜん、なーーんも感じなかった私。
何か感じられるかも、などと正直少し期待してたのに。
姉に言ったら、「あなたが全然霊感なんかないからよ」とバッサリ。
はい、確かにそうです、おっしゃる通りです:)

見えるものが全てではないだろう、
だったら見えないものを信じるのもありだろう、
まあその論理は分かる。
でも見えないし感じもしないものを信じるというのは私には相当難しいぞ。

成仏するとかしないとか、
成仏できない死者がいるとか言われても
そうかあ、とそういう方向で
がんばって考えてみよう、信じてみようとするが
ピンと来ない、、

この著者の本は2冊目、
物語の設定とか面白いと感じる部分もあるから2冊目も手に入れたんだけど
全体を通じて語ってるテーマ、メッセージみたいなものに
仏教や宗教、“神”が通ってるから、
何かが揺れたとか、見えるとか、成仏だね、などと言われると、
え?まじ、そこでそう来るの?、とか思っちゃうのよね、、
仏教徒とか何かしら宗教、神の存在とかいうものを信じてる人には
この人の本はしっくりくるんだろうかなあ。