ぐるぐる☆インディア  ~ 廻る廻るよ、宇宙は廻る。

踊り手の日々想う色々しのごの。
西へ東へ、あっちこっち。

踊りにジャンルなし!国境もなし!

流れる季節の中で流れるセメント袋に垣間見るタール砂漠の平和な日常。

2017年12月18日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

稽古不足を幕は待たない。


(´-ω-`) 言ってやりたいよ。

ヒンディー語で。


<ふたえまぶた君と命名> まんま。

齢3か月(たぶん)にして、憂えている。


ちうわけで、2日連続毎年恒例謎のプシュカル湖祭は終了。
今年も無駄に冷えながら、素晴らしいアーティスト達の舞台を堪能したでやんす。

<主な提供はシュリー・セメントさんです> 合間に挟まるドラマティックなCM。

まぁっ!男前!

<セメント袋が流れてゆくぜっ> 男前よっ!

なお、商品の種類は3つ。
普通のとハードなのともう1ケ何か知らん、ある模様。
込み入ったヒンディー語で聞き取れず。

(´-ω-`) ヒンディー語に本腰入れようと、セメントで思う昨今。

<17日の大トリは、カッワーリー> 冷えながら待った甲斐あり。

身震いしますん。

<お肉お肉した感じにヴォーカリストの格を感じます> 男前な唄声っ!

この弟子と思しき眼鏡君が、インド人なのに日本人ぽい感じで親しみが沸きます。

カッワーリーは、盛んな地域がパキスタン辺り…ちうことは、この辺か。
※ 国境は後から政治によって決められるものゆえ。

ともかくイスラム色の強い声楽というか、神への賛歌が多いのですが、今回は

♪チャイタニヤ がぁ~どーのこーのぅ~♪
※ チャイタニヤさんはヒンドゥーの聖者。

地域によって、唄の内容も変わるものなのかもしれません。
ともかくビート利きまくりのタブラに合わせて、砂漠の星空に響き渡る声量で吠える。

(´-ω-`) 浅学ですまんのぅ。

<学など要らぬ、感じろ> 説得力のある皆さま。

おや、向こうに見えるはトーチャン。
何故こっち来ないの?

<だって、おっかぁがいるもん> …をい。


<ウロウロウロウロ> 首輪君、剥き身ちゃんの周りを回遊。

尻尾が嬉しそう。

肉が無い、すなわち栄養失調さえ除けば、この上なく平和な日々である。
尻クライシスも、栄養さえ整えばマッハ快癒と思われるのである。
マスオ<平和>スタジオも

(ノД`) ミッリーちゃんが吐いたんだよぅ~。

猫ゲロ(思うに毛玉がお腹に溜まったとかではないかと)が、唯一大トピックの平和さ。

(ノД`) お医者に連れて行くからね、忙しいから自主練習ができない~。

ツッコミ処満載の平和さ。

しかし、師匠の「一人でできないもん」が功をなしたのか!
昨日出来なかった特殊技(当社比…と書いたが当社比でもないかも)が、何故か出来ている!

一晩寝かすと、出来るようになるものなのか!

人はパン種なのか!


このまま、どこまでも膨らんでやろうと、平らかな胸を膨らます年の瀬。


<なおミッリーちゃんはモグモグと猫餌を貪っておりました…時間が出来たら自主練習だヲイ!貴ノ岩レベルの生意気アティテュードで、つづく。>





異常も常になれば異ならないに他ならない、のっぴきならない日。

2017年12月17日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

常が異なると書いて、異常。


<幸せの構図> おっかぁと夜露死苦ちゃん。

夜露死苦ちゃん、最近あまり出てこない。
よって、これは珍しいツーショット。

どこかで育児中だと思われるのだが、赤子は元気なんだろうか?

<おや、君は> おっかぁが最近生んだ子。

最強ちゃんに似ている。
まごうことなき、あのトーチャンの子だと少し安心。

(´-ω-`)名前をつけねばならん。


で。
日本はクリスマスとやらで嫌な盛り上がり中だらうか。
もしくは、嫌な飲み会で盛り下がり中。
肉も酒もげっちゅしづらいプシュカルでは、毎年恒例 謎のイベントで爽やかに盛り上がっておる。

(´-ω-`) 肉や酒が無いと、いいこともあるのねぃ。


<こんな感じやね> プシュカル湖は撮影禁止のはずだが、野放しもいいとこ。

よく停電するのはこのせいか。

<舞台模様> ゲストが豪華。

16日のトリは、ボリウッド映画音楽でも活躍しておられる Kavita Seth さん。
ドスの利いたオバチャンヴォーカリストなんだが、うん、流石のドス。

(´-ω-`) 御興味おありの御仁はYouTubeでググると出てくると思われます。

<でも私の一押しはこの人ら> 壺叩いて半世紀越えにちがいない。

Vikku Vinayakram さんと愉快な仲間達。

3世代に渡る面子の、パーカッションによるセッション。
実に粋なパフォーマンスだったのだが。
つくづく

(´-ω-`) お調子乗りが壺叩いたのが、そもそもの始まりなんだろーな。

瞼に浮かぶ、インドのお調子乗りがふざけて壺叩いている様。


そして、今夜もつづく。
最高気温28℃ 最低気温8℃ の世界での、夜である。

追い打ちをかけるように湖畔。 水っぺり。
冷える。 どんな防御していようと、冷える。

ふつうに生きているだけで、この不可抗力のストレス。
尻クライシスは小康状態のまま。

(´-ω-`) いつまで生きていられるかとすら思うよ。


<生まれたものは必ず死ぬのです> 君らは輪廻、何回目だい?

達観の表情の仔牛さん達。


正直、もうアカン、限界や、と思ったりもする。
再三書いているので詳細は省くが、気候のみならず、稽古内容が容赦無いんである。

いや容赦無いのではなく、これが常で、私がついていけてないんじゃないか…

そんな疑惑も密かに浮上してきていた昨今。
何せ、他に面子がいないので、比較対象がマスオ師匠本体だけなのである!

(´-ω-`) 自分が世界一ダメなよーな気になってくるってもんだよ。

しかし、心なえなえ尻がくがくの本日。
「師匠の自主練を兼ねているのではないか」疑惑がいよいよ明らかに。

(´-ω-`) 師匠の自主練そのもの、でした。

御本人がお漏らしになったよ。 もう衝撃ならぬ笑劇。

正月に大先生の企画があるそうで、突然出ることになったと。
練習していかねばならぬが、時間がなかなか取れないと。
んだから言ったんだよ。

(´-ω-`) やってくださいよぅ、どーぞどーぞ。
(私は昼飯喰うてから自主練に来ますから帰りますん♪)

この他愛ない発言が、師匠のやる気スイッチを無駄に押した模様で。

(`・ω・´)オゥッ! んだから、一 緒 に やるどーーーん!

全く未知の、それはそれはアブノーマルスピードのシークエンスを連打されました。
いちいちダメ出しされながら、しつこく何度も。
昼飯抜きの延長で。

(`・ω・´) 大先生の振付は速いのだっ!

(`・ω・´) 間違えぬようにするのが大変なのだっ!

(`・ω・´) 今から緊張しておるのだっ!

ええっ!それ言う? 衝撃MAX。

(`・ω・´)ンッ! やっとくよーにっ!

(´-ω-`) …。


現地ならではの、現地人からならではの、貴重な体験なのかもしれません。


<この頓狂も懐かしく思い出す日が来るのか…目頭が熱い…やっぱどうかしてるぞseason 4。旋回しながら、つづく。>











力任せの、やみくもの。 最強ラジャスタン!

2017年12月16日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

尻クライシス。


<今日のふみよし> 尻。

月月火水木金金! とばかりに、毎日来る。


ちうわけで病床日誌で申し訳ないが、尻具合が芳しくない。
前述済だが、ラジャスタン・フォークダンスの力任せかつアンバランスなステップが原因の尻痛である。

今まで実に色々な踊りをかじってきたけれど、ここまで肉体に響いたものは無いよ。
ラジャスタン、最強だよ。

(´-ω-`) まごうことなき、ジャパニーズってわけよ。

足踏み文化圏とすり足文化圏とは、元からお話が違うわけだ。

しかし、何かの縁でラジャスタンと結びついたせっかくの今世、これはこれで貴重な経験の一つとして享受しておるが、違和感止まず。
謎の鼻水と咳まで出て来たのだが、直感的に風邪ではなく

(´-ω-`) こりゃ、骨盤やら仙骨やらがどーかなったか?

合せきのポーズ(足の裏と裏を合わせて座る)しながらネット検索したところ、ズバリな記述があったよ。
どっかの整体師さんのページで素晴らしい記述が。

(`・ω・´) 体が左にねじれると、咳が出ます。

これだ!

違和感は左尻。日を追うごとに、背中の下の方までこわばってきた。
温めたら痛みは引いてきたが、咳が尻に響く。

(´-ω-`) そして、稽古は止むことなし。


<どーすんだよぅ?> 懐っこい牛さん。鳥さんたちとお話してた。


(´-ω-`) あのやみくもなアーユルヴェーダ・マッサージ(気になる御仁はブログ内検索な)に行く気もせんし。

力任せな、ごま油ベットベトの、ベッドから転げ落ちそうなマッサージ。
よけい悪くなりそうなんであるよ。

とりあえず、体のこわばりにはこれだろうと、葛根湯を摂取してみた。
勢いで、プロテインも牛乳500ml にやたら混ぜ込んで摂取してみた。
ふみよしのゴンゴン攻撃も無視して、朝寝してみた。

そして、お尻歩き。骨盤矯正にいいと言われるストレッチの類をほぼ全て、やってみた。

(´-ω-`) 咳と鼻水はすごーく緩和しました。


<プロテインは薬だよねー> メニューを凝視する牛さん。

おまぃの肉が一番の薬なんだが。

<その台詞、うちのカーチャンに言えるか?> いい面構えちゃんの御子息と思しき白牛さん。

いえ、その…。


それにしても、season 2 あたりから言ってることがほぼ、変わらないのだ。
動物性蛋白質の欠乏を嘆き、突然の体調悪化をぼやき、師匠の頓狂に頭血ぃ昇らせる。

一つだけ変わったのは、困ったダンスメイト達に対する己の心持ちだけ。
太ったおばはん(※)とも、オージービーフ(※)とも再会したが、どちらの人も仲良くなってみると
※ 気になる御仁はブログ内検索な。

(´-ω-`) キャラが立ちまくっているだけの、善良な人。

性格異常なのは、己も同じなのだ。
人格がトチ狂っていない限り、誰とでも仲良くできるものなのである。

(´-ω-`) 性格異常なくらいじゃないと、踊りなんてやってられんよ。

一つ大きくなったような気がする、尻痛のプシュカルの冬。


<おや、皆さんお揃いで> 首輪君のあちらに見えるのは、おっかぁじゃないか。

おっかぁ相変わらず、お行儀の悪い雌犬ちゃんである。

<剥き身さんが来ない…> 首輪君、恋煩いの模様。

待つ時間が恋を育てるものだぜ。

<日に日にオッサン化してるよねー> お笑いちゃん、真理をつく。

なよなよしてたらこのラジャスタン、生きていけないからなぁ…。


ちうわけで、これからまた尻さすりながら自主練じゃい。
日本の皆さまも、豊かな土曜日をお過ごしくださいじゃーい。


日本以外の皆さまもね。


<宇宙に平和在れ…一体どうしたのか俺の脳。脳の隙間に砂でも入ったのか、ジャリジャリしながら、つづく。>

ゆく友を送るしみじみモードの、容赦なく時は流れるんだが変わり映えしないプシュカル。

2017年12月15日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

肉は、温めると柔らかくなる。


<今日も変わり映えしない> トーチャン&剥き身ちゃん。

トーチャン、皮膚病が気になるんだが。

(´-ω-`) とっ捕まえてオロナイン塗りたくりたい。

<永遠に続くかと思われている貴重な日常風景> マスオスタジオのグングル置き場。

隣のミラーワークの袋が、まとも弟子のグングル入れ。

(´-ω-`) この並びも永遠ではないのだなぁ、と。


何故か今回のプシュカル season 4 は、しみじみモードである。
今までは散々周りから

(∩´∀`)∩ この有限の時を大事にしていきましょう!

(∩´∀`)∩ 一日一日に感謝して、稽古のことだけ考えていればいいのよ!

などと激励されていたものの、テケトに相づち打ちながらも

(・∀・)♪ どーせまた来るしー。

ともかく肉だっ、今を生きるには肉じゃ肉じゃ、動物性蛋白質なう!
などと思っていたのだ。

正直、今現在も「また来る」とは思っている。

来ざるを得ない、とも強く思っている。
マスオ師匠が、ボリウッドクラスに来ていたインド人の可愛らしい少女に

(`・ω・´) カタックやりたいぃ? なら5年はみとけ。

と語っているのを耳にして以来、ああ、やはり「土台作りで」本気出して5年なのだと、これまたしみじみ。
少女の段階で「5年はみとけ」だ、中年ならもう「一生毎日やれ」だろうと。

(´-ω-`) 頭で思えど、尻は完治せず。

いつまでもつか、この肉体。
一番の気がかりは肉体。物質の問題。

なお、少女の姿はその後見ない。

(´-ω-`) 技の修得なら、肉体が1日でも新しい時の方が楽なんだが…。

などと、おぢさん脳で思ったりもする。
が、己を顧みるに、一度も「もっと若い時から始めていれば」と思ったことが無いのだよ。

(´-ω-`) 何事も、適切な時に導かれるものだと思っているからだよ。

この少女も、導かれるといいと思う。


<今日のミッリーちゃん> またモップ。

温めたら治るにゃっ。


実は、ほぼ時を同じくして、プシュカル長期滞在の友が1人、2人、去ってゆくのである。

細かい理由は色々あれど、どの人も口をそろえて言うのは「体力的に長期暮らすのはしんどい土地」。
拠点を自国へ移すというだけで完全に縁が切れてしまうわけではなく、また会えることは会えるのだが。

(´-ω-`) プシュカルの日常が大きく変わってしまうのさ。

ゆく友を送る気持ちというものは寂しくも、ほのかに清涼感漂うのは何でしょう。

<明日明後日イベントがあるどーん> 去る人が去っても毎年恒例。

昨年はドゥルパト(インド声楽)の、グンデチャ・ブラザーズが来たどーん。
毎年、ゲストがゴージャス。


思えばこれも3年前。
人生の半分以上を過ごした東京の生活を一旦しまって、実家に荷物置いてインド行くわー、ちう時。
愉快な仲間達が送ってくれたのだが、その時も

(・∀・) ♪どーせ戻ってくるしー♪

と、それはそれは軽く考えていたのだ!
実際、仲間達とは今もなお付き合いは続いており、その内の何名かはインドくんだりまで遊びに来たりもしたのだ。

(´-ω-`) しかし何この、なかなかホームタウンに戻れない感じ。

すべては「東京の家賃がクソ高い」ちうことが元凶なのだが。
このプシュカル長期滞在のサイクルも、長くはないと肉体が察知したのだろうか。
それ以上に

(゚Д゚) そろそろ「おまぃの仕事」せぇや!

という指令がどこからともなく出ているのか。


どこからともなく、ではなく、東京タワーの先っちょから。


<京都タワーのゆるキャラ たわわちゃん も、かいらしで~♪ 脳ゆるゆるなまま、尻ゆるゆる体操しながら、つづく。>


3年目の本気。

2017年12月14日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

インド土着民の、尻の強さを思い知る。


<おや、今日は秘密基地にいないのね> トーチャン在宅。

何だか毛並みがいいのは、おっかぁが毛づくろいをしてくれたからか。
家には帰ってみるものだ。

つくづく、かわゆいおぢさん犬である。


と。謎の尻痛だが。
マスオ師匠の御指導

(`・ω・´) 陽に当てろ!

は大正解で、夜もカイロを当てて寝たところ、完治ならずとも緩和した。

(´-ω-`) 肉は、冷やすと硬くなる。

冷蔵庫から肉のパックを取り出したところを御想像下さい。
そして、常温にしばらく置いた肉を御想像下さい。

(´-ω-`) 肉は、温めると柔らかくなる。

肉無し県で、忘れていた真理。


<おいらも肉を柔らかくしてるとこっ> 今日のビッリーちゃん。

スタジオに牛かきわけ辿り着いたら、前のクラスが延長していたので、日向ぼっこしようとベランダに出たら居た。
モップがお気に入りの模様。

なお「ミッリー」が本名らしい。マスオ師匠命名。

(´-ω-`) 外国語は発音がよーわからん。

ミッリーちゃん、どことなく裕也さん(いわずもがな、父マスオ)に似て来ているような気がする。

<肉は常温に戻してから焼くと美味いんだぜっ> 楽し気な牛さん達。


<鳥肉もだっ> 変わり映えしない、今日のふみよし。

文慶(ふみよし)、とか書くと、将軍ぽいよな。


刻一刻と、地味に変化が押し寄せているような感を抱く昨今。

突然何を言い出すかー、とお思いでせうが、こう、転換期ってあるぢゃないですか。
どどどどと動く前の胎動、キますね、みたいな空気が押し寄せている感。

(´-ω-`) 何がどーなるか具体的なヴィジョンは無いんだが。

永遠に続くかと思われるような、変わり映えの無い日常が積み重なって。
漠然としたヴィジョンが積み重なって積み重なって、その重力Maxになった時、現実が動く。

さながら、ブラックホールに紛れ込んで圧縮されたかのように。


<ちょっと通りますよ> 野良猫ちゃんもいる。

ヒョウ柄の野生猫が多い地域。
スナドリネコっぽい感じなのは、やはり砂地の猫だからか。


どどどどと動く時を想うと、尻など痛くしている場合でないのだ。
病前病後の概念のない師匠の稽古は凄まじく体によくないような気はするが、今日も行く。

明日も行く。

ずっと行く。


水面下でナニカが動くまで、行く。


<うん、漠然とした終わり方ですな… 今度の1月でプシュカル通いも3年目。慣れがいいように馴染むか、ただれるか。瀬戸際で、つづく。>