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「医療のバカの壁」養老孟司が生死をさまよって感じた「データには出ない大切なこと」no.2

2021-05-12 15:30:00 | 日記

下記の記事はプレジデントオンラインからの借用(コピー)です

統計が優越する現代医学
今回の心筋梗塞による入院体験を経て、現代の医療をどう思うかと何度か訊きかれたように思うけれども、その根本を考えたいとしばらくの間思っていました。でもなんだか面倒くさくなってきてしまいました。
一番のもとにあるのは、「統計」というものをどう考えるかという点です。
社会全体もそうですが、現代の医学は統計が優越しています。統計は数字で、数字は抽象的です。では抽象でないものとは何か。感覚に直接与えられるもの、『遺言。』(新潮社)ではそれを感覚所与と書きました。『遺言。』を書いた時点では、その程度で話を済ませましたが、その後あれこれ考えたら、感覚所与と意識の間の関係をもっと煮詰めないといけないと思うに至りました。
統計に関する本を集めて、基礎からあらためて勉強しようと思ったけれども、この本(『養老先生、病院へ行く』)にあるように、私は心筋梗塞を起こしたし、その背景にあるのは強い動脈硬化です。それなら当然、脳動脈も十分に硬化しているに違いありません。
その壊れかけた脳みそで、統計の基礎のようなややこしい問題を考えても、不十分な思考になるに決まっています。気を取り直して頑張ってみても、脳がさらに壊れるだけのことかもしれません。年寄りの冷や水でしょう。
統計データは「個人の差異」を無視する
私はタバコを吸っていますが、喫煙者はがんになりやすいというデータがあります。57歳のときに肺がんが疑われたことがありますが、当時はタバコを吸っていたので、検査の結果が出るまで、その可能性はあると覚悟していました。結局、肺がんではありませんでした。
がんになる要因は1つではありません。発症する現実の仕組みは複雑です。にもかかわらず、がんを予防するためには複雑化を取り払い、単純化して因果関係を絞り込んでいるように思われます。
統計で得られたデータというのは、そのように使うことも可能ですから、場合によっては、原因を1つに特定することもできます。
人間を喫煙者と非喫煙者に分けて、どちらががんの発症率が高いかどうかを調べるとします。その結果、タバコを吸う人のほうががんになる確率が高いことがわかります。これによって、喫煙とがんの因果関係が「実証」されるわけです。
統計というのは、個々の症例の差異を平均化して、数字として取り出せるところだけに着目してデータ化します。逆にいえば、統計においては、差異は「ないもの」として無視しなければなりません。
データとノイズ、どちらが本物の自分なのか?
差異というのはノイズです。『養老先生、病院へ行く』の中で「現実の身体というのはノイズだらけ」という話をしていますが、統計を重視する医療の中にいると、データから読み取れる自分が本当の自分で、自分の身体はノイズであるということになってしまうのです。
本来、医療は身体を持った人間をケアし、キュア(治療)する営みです。それなのに、患者の身体がノイズだというのは、おかしなことです。
統計は事実を抽象化して、その意味を論じるための手段にすぎません。統計そのものに罪があるわけではありませんが、要は使い方の問題なのです。
都市の中では「意味のあるもの」しか経験できない
統計は「意味を論じるための手段」ですが、意味はもともとあるものではありません。
都市に住んでいると、すべてのものに意味があるように思われます。それは周囲に意味のあるものしか置かないからです。
例えば、都市のマンションの中に住んでいるとします。部屋の中のテレビやテーブルやソファー、目につくものには、すべて意味があります。たまに何の役にもたたない無意味なものがあっても、「断捨離だんしゃり」とかいって片づけてしまいます。それを日がな一日見続けていれば、世界は意味で満たされていると思って当然です。それに慣れきってしまうと、やがて意味のない存在を許せなくなってしまうのです。
そう思うのは、すべてのものに意味がある、都市と呼ばれる世界を作ってしまい、その中で人間が暮らすようにしたからです。都市の中では、意味のあるものしか経験することができません。
意味は「感覚所与」によって、脳の中で作られるもの
でも現実はそうではありません。山に行って虫でも見ていれば、すべてのものに意味があるのは誤解であることがすぐわかります。
虫捕りをしていると、「なんでこんな変な虫がいるんだ?」と感じることは日常茶飯事です。このような感覚には意味はありません。目に見える世界が変化したということを、とりあえず伝えてくれるだけです。意味というのは、感覚に直接与えられるもの(感覚所与)から、改めて脳の中で作られるものです。
都市はその典型で、道路もビルも、都市の人工物はすべて脳が考えたものを配置しています。自分の内部にあるものが外に表れたもの。人が作るものは、すべて脳の「投射」なのです。
都市化が進めば進むほど、周囲には人工物しかなくなり、脳が考えたものの中に人間が閉じ込められることになります。都市化も統計化も、抽象とか、解釈とか、脳が考える営みの中で進んできたものです。
がんにかかる人がたくさんいるという事実があり、それを把握するため、個別データを取捨選択して集め、特定の手順で抽象化します。そして抽象化されたデータは、現実の解釈に使われ、がん予防のための基礎情報になるのです。
病院に行くのは、現代医療システムに完全に取り込まれること
がん予防では禁煙がとても重要だといわれています。中川さんによると、喫煙者は膀胱ぼうこうがんになる確率が2倍になり、肺がんになる確率は5倍になるそうです。それはデータの解釈としては確かでしょう。
では1日1箱(20本)タバコを吸う人と、3日で1箱吸う人ではどうなのか。20歳からタバコを吸い始め、40歳でやめて、今60歳の人はどうなのか。
タバコとの付き合いは千差万別です。それを1つに丸めて、全体の数値を出して確率を提示しているのが統計データです。
中川さんはタバコを吸わないのに、膀胱がんになっています。タバコと無縁に生きている人でも、がんにかかることがあるのです。
では医療における統計を否定すればよいのかというと、そんなことは不可能です。そう願ったとしても、過去の医療に戻ることはありません。現在、病院に行くというのは、この医療システムに完全に取り込まれてしまうことなのです。これが2020年6月に、病院に行くべきかどうかで悩んだ理由です。
今は昔の医療と未来の医療の中間の過渡期…
一方で、未来の医療は個人に合った医療にするとか、オーダーメードの医療にするとか言われています。ただしそれをやるには、膨大な情報量が必要です。AI化が進んで、いずれそんな時代がくるかもしれませんが、今は過渡期というか、昔の医療と未来の医療の中間にいるわけです。
その中間にいるときは、どうすればよいのでしょうか。新型コロナの対策では、みんなが勝手なことを言って、どういう対策をたてればいいのかはっきりしないまま1年以上も終息できずにいます。
でもそんなことは、はっきりしなくて当然です。誰かが1つの論理で決めていかなければはっきりさせることはできません。
自分が医療を受けるのも同じです。自分で決めるしかないのです。ところが、普通の人は決めるための十分な知識を持ち合わせていません。
自分で決めるために、セカンド・オピニオン(納得のいく治療法を選択することができるように担当医とは別の医療機関の医師に「第2の意見」を求めること)という制度もありますが、病気について十分な知識がなければ、結局、確率が高いほうを選ぶしかありません。
医師もデータに乗っかって「楽」をしていないか?
医者のほうも、データばかり見ていると、確率的にあなたはこうだから、この治療が最善です、終わり。というようなことになってしまいます。
本当は治療しながら仕事を続けたいとか、家族との関わりとか、患者個人の事情をよく聞き出して、それに沿って治療方針を決めることが大事なのです。中川さんはそういうタイプの医者ですが、データに乗っかって楽をしている医者が圧倒的に多いような気がします。
統計的データは、あくまで判断材料の1つです。今後、医療システムの中にAIが本格的に入ってくるはずですが、事情は変わりません。
もしも最終的な判断をAIに預けるような医者が出てきたら、どうしようもありません。
身体の状態から情報化されるのはほんの一部
身体がある状態を示す要因は複合的です。健康診断や人間ドックで、まったく異常が見つからなかったのに、突然倒れてしまうことがあります。
血圧とか血液検査の数値とか、身体の状態から情報化されるのはほんの一部です。だから、予想外の病気が見つかることがあります。私のような胸の激痛がまったく出ない心筋梗塞もその1つでしょう。
数値に目を奪われていると、健康のためにはそれだけが重要なことのように思われてきます。健康診断に一喜一憂する人は、この罠にはまっているといえます。
もちろん、私のように健康診断を受けないことを勧めるわけではありません。ただ、データさえ見ていれば病気にはかからない、という論理に囚とらわれないようにする必要はあると思います。なかなか難しいことではありますが。
自分を「まっさら」にして身体の声を聞く
自分の身体の異変に気づいて、例えばがんかもしれないと思ったとき、ネットで検査して、「10万人に1人」という数字が出てきたとします。確率が低いので、「これは違うな」と思うかもしれません。身体に異変を感じていながら、それを無視する結果になるので、これは危険です。
私がさんざん悩んだ末に病院に行くことにしたのは、体調が悪くてどうしようもなかったからです。病院に行く前の3日間は眠くて眠くて、ほとんど寝てばかりいました。それが身体の声だったのでしょう。
動物は意味ではなく感覚だけで生きています。猫が日当たりのよいところにいるのは、そこにいるのが気持ちよいからです。すべての猫を見たわけではありませんが、少なくともうちの猫(まる)は正直です。そこにいたいからそこにいる。身体の声に従って生きているのです。
ただ、身体の声を聞こえるようにするには、自分が「まっさら」でなければなりません。私は花粉症がありますが、症状がひどくても、これまで薬は飲まないようにしてきました。薬で症状を抑えてしまうと、身体の声が聞こえなくなるのではないかと思うからです。
しかし、今回のように病院に行って、医療システムに取り込まれてしまうと、医者が出す薬を飲まないわけにはいきません。退院後は仕方がないので、処方された薬を毎日きちんと飲んでいます。身体は自分だけのものではないので、これまた仕方がありませんね。
これからも医療とは距離をとって生きていく
なぜ病院に行きたくないのか、いろいろ理屈を言ってきましたが、今回は医療に助けられたことに感謝はしています。しかし、原則として医療に関わりたくないという気持ちは今も変わりません。
中川さんも言っていましたが、受診の予定を2020年6月ではなく7月にしていたら、もはや生きていなかったかもしれません。
養老孟司、中川恵一『養老先生、病院へ行く』(エクスナレッジ)
そもそもかつての東大病院というのは、どこの医者に診てもらっても匙さじを投げられ、「最後の望み」として患者さんがやってくる病院だったからです。
とりあえず、今回は生きて帰ってきました。それどころか、病院嫌いの私が再び入院して、白内障の手術も受けました。
おかげで、メガネなしで本が読めるようになりました。本を読むのが仕事の一部なので、これはとても助かっています。
ただ、白内障の手術を受けたことで、中川さんなどは私の医療に対する考え方が変わったのではないかと言っていますが、実は何も変わっていません。
これからも、身体の声に耳を傾けながら、具合が悪ければ医療に関わるでしょうし、そうでないときは医療と距離をとりながら生きていくことになるでしょう。
養老 孟司東京大学名誉教授

追記:養老孟司先生のお話は4/25にno1を載せています。

 


明日から産休。なかなかハードモードだった「コロナ禍の高齢妊娠」

2021-05-12 13:30:00 | 日記

下記の記事はnoteからの借用(コピー)です

「二人目どうする?」問題からの、まさかの妊娠発覚、そしてあっという間に入院
ママパパあるあるかもですが、「二人目どうする?」なんて言われたくなくても言われ、考えたくなくても考えざるを得ない瞬間に遭遇する人は多いのではないでしょうか。何を隠そう、私もその1人でした。
「二人目どうする?」問題に差し掛かった時、いつも思う事は「娘も4歳になり、あまり手がかからなくなったけど、二人目…。また”あの辛い地獄のような妊娠生活”を体験するのか…ちょっとそれは…恐怖だ。」ということ。こればっかりは自分が決めるというよりは、神様からのプレゼントなので「40歳までに自然に授かれたら産もう。もし授かれなくてもOK」と心の中で決めていました。
そんな事をなんとなーく心の中で決めた翌週に赤ちゃんの夢を見ました。
性別は男の子。キラキラピカピカに光っていて生まれたてで、泣いてました。赤ちゃんの夢なんて見たのは初めて。「はー不思議なこともあるものね!」と思っていたら…なんとその翌週に妊娠発覚。まさか、こんなに早く現実のものとなるなんて、心の準備が…。嬉しい反面、「どうしようどうしようどうしよう…」という気持ちで心の中はぐちゃぐちゃでした。
実はわたし、悪阻がとてもひどいタイプ。第一子妊娠のときに妊婦の数パーセントしかならないと言われている「妊娠悪阻」で入院&1か月半ほど会社を休職した経験があります。この「妊娠悪阻」というワード、初めて聞く人もいるかもしれませんので簡単に説明すると、食べれない&飲めない&気持ち悪いが、妊娠20週くらいまで続きます。毎日…です。二日酔いなのに無理やり山道を車で走っているような感じが24時間続く…と言ったら想像してもらえるでしょうか…。体重の5%または3キロ減ると共に尿からケトン体が検出される場合、妊娠悪阻と診断されます。しかも、なぜそうなるのか、今の医学でも原因不明。治療法はほぼありません。耐えるのみ、です。本当に地獄です。
周りから「二人目は悪阻軽いかもよ~!」なんて言われて、今回はもしかしたら!と淡い期待をしていましたが、すぐに裏切られ…妊娠発覚からすぐ(妊娠5週目)に「妊娠悪阻」の症状が出始めました。
日に日に食べれなくなり、飲めなくなり(水さえもNG)…。嗅覚が犬並みになり、トイレ、シンク、お風呂の匂い、食べ物の匂いなどありとあらゆる匂いを受け付けない。スマホ&パソコンの光もNG、風邪がそよそよ吹くのも気持ち悪い…。吐くものがないはずなのに、気持ち悪さから吐き続け…。落ちていく体重と気持ち悪さから寝不足&精神不安定に。
「これはヤバイやつだ…」と前回の妊娠悪阻の経験から、即病院に連絡。「妊娠悪阻には二度となるまい!」と通院し(これもフラフラになりながらタクシーで通うのが精一杯)、毎日点滴を打ってもらっていましたが、それでも日々重度化していく症状。妊娠6週目ついに、すべての排泄がストップしてしまいました。(暗く汚い話ですみません…)
「これは入院した方がいいかもしれない」とかかりつけの先生に近くの総合病院の紹介状を書いてもらい、診察。診断結果は「妊娠悪阻(ケトン3+)」で即入院。診察してもらっている時もフラフラで、その場で倒れ、吐く始末。そのまま車椅子で病室へ連れて行ってもらいました。
そこから3週間入院&24時間点滴。しかも、水分が体の中にないもんだから、点滴の針がなかなか通らない。通ったとしても、血管がボロボロのため、上手く点滴が流れず、すぐに刺し直し…。
その間、24時間襲ってくる気持ち悪さと吐き気、そして点滴の痛さ。
気持ち悪さのため、化粧はもちろん、歯磨きや入浴することさえもままならず。かつコロナ禍ということもあり、面会も限られ(子どもNG)ていることでの孤独感。そして、仕事がしたくでもできない、迷惑をかけているという絶望感。
お腹の子は大丈夫なの?
娘は大丈夫?ちゃんとご飯食べてる?
大事な仕事があったのに、また離脱だ…。
わたし、人として大丈夫?
いつまでこの状況は続くの?
と普段ポジティブなわたしも、さすがにこれが数週間続き、出口の見えない状況にメンタルをやられ、病室で周りの人に気付かれないようにメソメソ泣いていました。
3週間が経過し、まだ全然気持ち悪く食べられない症状でしたが、少しずつ水分がとれてきているということで、退院許可がおりました。
3週間ぶりに会う娘。
きっと走ってきて飛びついてくるかな…と久しぶりの再会を想像し涙ぐんでいたのですが、娘はそーっとそーっと「ママ?ママ??」と言いながら私に近寄ってきてそーっと私の肩にもたれかかり「ママだ…ママー!」とニコニコしていました。
なんせ生まれてから3週間も会えなかったのは今回か初めて。きっとこの人は本当にママなのか?と不安に思わせてしまっていたのだと気が付きました。「寂しい思いをさせてしまっていて本当にごめんね」と自然に涙が出てきたのを覚えています。私が不在の中、娘もパートナーもじいじばあばも、嫌な顔一つせずに、ワンチームで支えてくれました。本当に感謝しかありません。
「キラキラマタニティライフ」は幻想なの?
妊娠悪阻がなんとか治まった後も、キラキラマタニティライフ!なんていうものは私には訪れず。二人妊娠して思うのは「キラキラマタニティライフ」には全くご縁がないようだ、ということ。きっとこの先も訪れることはないと覚悟を決めています。時には諦めも肝心です。今回、高齢出産(現在37歳)ということもあり、1人目と違って、妊娠悪阻、風疹抗体ほぼなし、切迫早産(疑惑)、妊娠糖尿病(疑惑)、後期悪阻、逆子に加え、背中・恥骨痛、寝不足、動悸息切れ、貧血、便秘、などのマイナートラブルも…。
ここ数か月、体調どんな感じだったかなーと振り返ってみると
2020.9  ひたすら気持ち悪い 37.5~37.8の微熱
2020.10 ひたすら気持ち悪い 入院&休職 37.5~37.8の微熱
2020.11 ひたすら気持ち悪い 休職 37.5~37.8の微熱
2020.12 ひたすら気持ち悪い&恥骨と背中が痛い 仕事復帰
2021.1 恥骨と背中が痛い
2021.2 動悸&貧血で苦しい 切迫早産&妊娠糖尿病疑惑
2021.3 動悸&貧血で苦しい 逆子 後期悪阻
ああ、見ているだけで滅入ります。普段、元気印100%タイプなので、これだけ長期間にわたり、体調不良が続くだけでも相当なストレスです。
しかも、コロナ禍で検診同行、親子学級、立ち合い出産禁止。入院もひとり、出産もひとり、退院もひとり(病棟前までは可)。入院前にPCR検査をし、万が一コロナの疑いがあれば専門病院へ即転院、だそうです。
今回、もうこれ以上妊娠出産で辛い思いはしたくない、と都内で24時間無痛分娩できる病院を探し、予約を入れています。そこで出産すると決めてます!今はお腹が大きくなってきていて、心臓や肺への圧迫から動悸息切れが物凄い。これでコロナになったら…と思うとぞっとしています。絶対コロナにかかりたくない…。
コロナ禍の妊娠出産、本当に大変です。これからの妊娠を考えている方、現在妊娠中の方、ストレスを抱え込まず、周りに頼って、自分を甘やかしてきましょう!妊娠出産も緊急事態なのに、今はプラスでコロナ緊急事態。自分が気持ちいいことをして、穏やかに日々を過ごしましょう!そして周りに現在妊娠出産を控えている人がいる人へ。ぜひとも優しく労わってあげてください。
明日から産休。大好きな仕事&尊敬する仲間と離れるのはやっぱり寂しい
そんなバタバタな妊娠生活ですが、明日からいよいよ産休。1人目は有休も合わせて2か月前から産休をもらっていたので、今回出産1か月前、ギリギリまで働くという未知なる世界を体験してみました。臨月前まで働くことは、体力的に結構キツイであろうことは想像してました。でもこの選択には理由があって。
妊娠悪阻で入院しなければならなくなってしまった時(今年の10月~11月)、とても大事なプロジェクトを任せてもらっていました。会社にとっても新しい取り組みで必ず成功させなくてはならないと使命感に燃えていました。そんな時にわかった妊娠。しかも私の場合は即体調に出てしまった。あれよあれよという間に仕事はもちろん、自分そしてお腹の子の生命まで維持するのが難しい状態に。会社、上司、そしてチームメンバーには本当に迷惑をかけてしまったことがずっとずっと心残りでした。妊娠中とはいえ、仕事は仕事です。嬉しいはずの妊娠なのに、不甲斐ない、悔しい。こんなはずではなかったのに…とどうにもならない状況にしばらく打ちひしがれていました。
そして、12月に復帰。「Wedding Park 2100」という会社としても広報宣伝チームとして大きなプロジェクトメンバーにアサインいただきました。Wedding Park 2100 -ミライケッコンシキ構想-「祝う、分かち合う、感動する」結婚式のミライを体験する。Wedding Park 2100は、株式会社ウエディングパークが
2100.weddingpark.net
会社の仲間は「お帰りなさい!瀬川さんが戻ってきてくれて本当に良かった!体調無理せず!」と、みんなが歓迎してくれました。
この一言にどれだけ救われたことか。
12月~産休に入る約4か月間、全力で駆け抜けようと、絶対に結果を残そうと心に決めての復職でした。ただ、何が起こるのかわからないのが妊娠。幸い在宅ワークが中心なので「これはまずそうだ」と感じたら横になって、調子がいい時は一気に仕事に集中するようにしていました。私が所属するウエディングパークの広報宣伝は個人ではなく、チームで動くことが多いため、万が一のことが起こった場合でもチームで乗り越えられる環境であるのが本当にありがたかったです。
そして、チームみんなで乗り越え成功できた「Wedding Park 2100」。
妊娠途中に様々なトラブルに見舞われましたが、出産予定1か月前まで働き続けられたのは、他でもない会社と上司、チームメンバーの理解と温かいサポートのおかげです。辛い時に辛いと言えて、安心して仕事を任し任せてもらえる信頼があることの大切さを身にしみて感じています。
今後、もし誰かが何かしらの理由で100%の力で働けなくなった時は、次は私が支える番だと心に決めています。
2017年5月に第一子の育休から復職して、約4年。CMをつくったり、オウンドメディアを立ち上げたり、イラストプロモーションをしたり、イベントをやったり、書籍をつくったり、YouTube番組をつくったり、業界の皆さんに取材させてもらったり、オンラインセミナーをしたり…子育てしながらも、いい意味で容赦なく(笑)様々なことにチャレンジさせてもらいました。どれも心に残る大切なお仕事ばかりです。仕事を通じて、出会った皆さんそして、一緒に成長できた広報宣伝チームの皆さんには心からお礼を伝えたいです。一緒に働いてくれてありがとう。仕事の楽しさを教えてくれてありがとう。また一緒に楽しく幸せに仕事ができる日を楽しみに、元気な赤ちゃんを出産してきます。また会えるその日まで。ああ、寂しい!!


小室圭さんと眞子さまの「10月結婚説」は本当なのか?《納采の儀タイムリミット、30歳誕生日、司法試験…》

2021-05-12 11:00:00 | 日記

下記の記事は文春オンラインからの借用(コピー)です

解決金不払い「眞子さまの意向が大きかった」
「秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんが、2人が共に30歳を迎え、小室さんが受験を予定している米ニューヨーク州の司法試験の合否が判明する10月に結婚するとささやかれていますが、本当にそんなことが可能なのでしょうか」
 皇室担当記者は、こう首をかしげる。小室さんは5月に米フォーダム大学ロースクールを卒業し、7月に現地で司法試験を受ける予定とされている。宮内庁関係者が語る。
「小室さんは4月8日に母・佳代さんと元婚約者の間の金銭トラブルについて4万文字もの反論文書を公表しました。文書の中で小室さんは『解決金をお渡ししても借金だったことにされる可能性は否定できない』としていましたが、同12日に小室さんの代理人弁護士が一転して小室さんは解決金を支払う意向だと明らかにしました。
 秋篠宮家をお支えする加地隆治皇嗣職大夫は当初の解決金を払わないという判断について『眞子さまの意向が大きかったと聞いている』と述べていましたが、そうなると支払う方向に舵を切ったのも、眞子さまのご意向と考えられます。文書に対する国民世論やマスコミの論評が芳しくなかったからなのでしょうか」
嘆かわしく思っている人も少なくない状況
 確かに小室さんの文書の評判はすこぶる芳しくない。冷徹かつ攻撃的で、元婚約者に反論の余地を与えないよう、そして揚げ足を取られないようディベートの要領で、民事訴訟の準備書面のように文章を構築しており、母子で400万円を超える金銭的支援を受けていた相手に対する敬意や謝意は微塵も感じられないものだったからだ。 
「眞子さまはこの文書について『今回発表された文書を読まれて、いろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃれば有り難い』とのコメントを公表されています。小室さんと一心同体となって元婚約者を攻撃している印象を持たれても仕方がない状況で、国民に寄り添い国民と共に歩む皇室のメンバーとして、嘆かわしく思っている人も決して少なくないのではないでしょうか。
西村(泰彦宮内庁)長官が文書について『非常に丁寧に説明されている印象だ』と持ち上げたのも加地大夫の発言も、眞子さまが遮二無二ご結婚問題を前に進めようとしていることを後押ししようという意図からでしょう。つまり、眞子さまの意を汲んでいるわけです。この背景には眞子さまが10月の結婚を視野に入れているからだとみられているのです」(同前)
ハシゴを外された西村長官
 しかし、文書の公表によってより大きな国民的反発を買い、秋篠宮さまが昨年の誕生日会見でおっしゃった「多くの人が納得し喜んでくれている状況」にはほど遠い状態になってしまった。
「それで慌てて解決金を支払う方向に急遽舵を切ったという印象です。西村長官は4月22日の定例記者会見で解決金について『(小室さん側から連絡が)事前にありませんでした。事後も話を聞いていない』と述べています。小室さん側から何の根回しもなかったことで、西村長官もハシゴを外された形となり、一転して突き放した発言になったのでしょう。依然として迷走している印象で、到底10月の結婚に向けて事が前に進んでいるという風には見えません」(同前)西村(泰彦宮内庁)長官 
お二人は10月の結婚実現を目標に焦ったのか
 日本の司法試験に比べて難易度は低いと言われているとはいえ、現地の司法試験に向けて最後の追い込みに入っているはずのこの時期に、文書を公表し、さらに突然解決金を支払うと言い出すというのは、10月の結婚実現を目標にしていて焦っているということなのだろうか。
「眞子さまが10月の結婚を意識されているのは事実なのかもしれません。やはり女性は結婚を考えたときに30歳という年齢を意識する傾向にあることは間違いないからです。10月23日で30歳になられるわけですから、それまでに結婚したいと思われるのは不思議なことではありません。眞子さま「第49回現代女流書100人展」御来臨 
 眞子さまは今年の歌会始の儀で——烏瓜その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に——と秋の情景を詠まれましたが、烏瓜の花言葉には『よき便り』というものがあり、1年後の秋の『結婚』と『合格』という二重のよき便りに思いを馳せられたのではないかとも噂されました。メディアなどで10月結婚説がささやかれ続けているのはこうしたことが原因なのではないでしょうか」(同前)
皇籍を離脱すれば、納采の儀を経なくても結婚は可能だが…
 高円宮家の三女・守谷絢子さんは2018年8月12日に納采の儀を執り行い、10月29日に結婚している。眞子さまが30歳までの結婚を実現させるには、はやり8月に東京五輪が終了する前後には納采の儀を執り行う必要がありそうだ。
「皇室典範の第11条には『年齢十五年以上の内親王、王及び女王は、その意思に基き、皇室会議の議により、皇族の身分を離れる』とある上に、第12条には『皇族女子は、天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは、皇族の身分を離れる』とあるので、正式な婚約を意味する納采の儀を経なくても、事前に皇籍を離脱するなり、強引に籍を入れるなりしてご結婚されることは可能です。
 しかし、秋篠宮さまは昨年の誕生日会見で『特に結婚と婚約は違います』と述べ、『多くの人が納得し喜んでくれている状況』の重要性を強調されています。その上、天皇陛下も2月の誕生日会見で『多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております』と述べられており、納采の儀は事実上マストとなっています。これだけ外堀が埋まっている状況で“駆け落ち婚”の選択肢はありえないはずです。そうでなければ、秋篠宮家とも皇室全体とも縁を切るしかありません」(同前)秋篠宮さま 
 10月結婚説の正体は、周囲の大人の思いや心配を置き去りにして眞子さまの強い思いが独り歩きしているだけのものなのではないだろうか。


唾液健康術 量や質を高め、ウイルス感染予防にも期待

2021-05-12 08:30:00 | 日記

下記の記事は日経ヘルスからの借用(コピー)です   記事はテキストに変換していますから画像は出ません

「口」の健康だけでなく、「全身」の健康にまで関わりそうだと、唾液が話題だ。そこで、唾液の量を増やしたり、唾液の質を高める「唾液健康術」を紹介する。
◇  ◇  ◇
たっぷりの唾液で、口臭や歯周病の原因となる菌の繁殖を防ぐ──。それがこれまで重視されてきた唾液の役割。つまり、カギは「量」。しかし、最近は唾液の「質」にも注目が集まる。
「唾液中にはさまざまな感染予防に役立つ成分の存在が明らかになっているが、特にIgAという、免疫に関わる物質が重要な役割を果たしている。これは1日に50~100mgほど唾液中に分泌され、口に入った細菌やウイルスにくっつき、体内への侵入を阻む」と唾液に詳しい神奈川歯科大学の槻木恵一教授。
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さらに、花王パーソナルヘルスケア研究所の山本真士さんは、「カゼやインフルエンザに感染しやすい人は、しにくい人に比べて唾液の分泌量が少ないことがわかった。唾液に含まれる40成分を解析したところ、結合型シアル酸という成分が、抗インフルエンザ効果のカギになると特定した」と話す。
量や質の低下に当てはまらないか、下記のポイントでチェックしてみよう。
※チェックの例は、槻木教授の話をもとに作成
こんなことに思い当たるなら唾液の量が減っていたり、口の中が渇きやすくなっていたりする可能性がある。このほか「入れ歯が入れづらくなってきたというのも、唾液が減っている証拠」と槻木教授。
※チェックの例は、槻木教授の話をもとに作成
IgAが腸内環境と関わりがあるとされているため、これらに当てはまると唾液の質が下がっているかもしれない。適度な運動も大切だか、ハードな運動のあとやストレスでIgA量は落ちるとされている。
唾液は1日に1~1.5Lも出る
唾液は3か所の唾液腺で作られ、口の中に分泌される。槻木教授によれば、下記に挙げた「抗菌」「消化」「緩衝」など7つの作用があるという。緩衝とは、口内を中性に近い状態に戻すこと。なお、「唾液腺を電子顕微鏡で見ると、血管網の走行から、唾液が血液をもとに作られるのがわかります」(槻木教授)。
唾液が出るのは「舌下腺」「顎下腺(がっかせん)」「耳下腺」の3か所。分泌される唾液成分は、腺ごとに少し違っている。「耳下腺には主に消化を助ける唾液、舌下腺と顎下腺には粘膜や咽頭部を守るような成分が多いようだ」と山本さん。たった1%に抗菌作用をもつ物質(IgA、リゾチーム、ペルオキシダーゼ、ラクトフェリンなど)が含まれる。消化酵素のアミラーゼのほか、カルシウムやリン酸なども。これらが、大きな役割を果たす。
量も質もアップ! 「唾液力」を高める方法
「唾液力=唾液の量と質」を高めるにはどうすればいいか。量を増やすのは唾液腺の刺激だ。唾液腺は押すと、反応して唾液を出すため、マッサージを。もちろんよく噛(か)む、舌を動かす、酸っぱい食べ物を思い出すことでも出る。「唾液は加齢とともに減る」(槻木教授)ので、気になる人はケアを。
また、花王がつきとめた結合型シアル酸は、「耳下腺に比べ、舌下腺と顎下腺の唾液で濃度が高かった。いくつかの食品成分で比較したところ、重曹とクエン酸の組み合わせは唾液の分泌量を増やし、かつ舌下腺と顎下腺の分泌割合を高めた。2つが口内で溶けて発生する炭酸発泡刺激のためだろう」と山本さん。
では、IgAは?「軽い運動で増えるという結果や、腸内細菌により産生される短鎖脂肪酸と関わりがあると思われる研究がある。唾液の質を高めるには、運動に加え、食物繊維や発酵食品をとり、腸内環境を良くしておくことが大切」と槻木教授。

■唾液腺を刺激するマッサージ

3つの唾液腺を刺激する一般的なマッサージ。唾液腺は外側からの刺激に反応して、ジワっと出る。デスクワークの合間など、どこでもできる。

【顎下腺】
あごの骨から耳に向かう途中にくぼみがある。ほおづえをつくように、そのあたりにこぶしを当て、刺激する。親指で行ってもかまわない。10回程度。
【舌下腺】
親指であごの骨の下を軽く押す。「舌下腺は内側なので、外側から刺激しにくい場所。舌を動かすのもいい」(槻木教授)。10回程度。
【耳下腺】
写真のように耳の前に指が当たるようにして、圧をかけたまま、円を描くようにマッサージする。10回程度。

口の中のシュワシュワした刺激で唾液が増える!?
重曹とクエン酸の組み合わせで、口の中にシュワシュワした刺激が。手作りラムネには、2つを組み合わせたレシピもあるようだ。
カゼやインフルエンザにかかりくい、かかりやすいと自覚している55人ずつの唾液量を調べたところ、かかりにくい人のほうが唾液の分泌量が多かった。(データ:花王が第78回日本公衆衛生学会で発表)
20~40代の男性6~15人が8種類のタブレット錠をなめたときに分泌される耳下腺唾液、舌顎下腺唾液を回収し、単位時間当たりの各唾液の重量を測定した。(データ:花王が第52回日本小児呼吸器学会で発表)
ほかにはこんな方法も大切
<水分はしっかり!緑茶もいい>
唾液は1日に1~1.5L出るため、水分補給は大切。「体内の水が足りないと、口の中が渇く。水をきちんと飲むだけでも意外と唾液量が増やせる。また、IgAを増やすにはエピガロカテキンが有望だという研究もあるので、水出し緑茶でも」と槻木教授。
<歯みがきやフロスで口の中はキレイに>
「歯周病菌などが、インフルエンザウイルス感染のリスクを高めると考えられている。また、口の中が汚れていると、抗菌効果のある唾液成分がそちらで働くことになってしまう」(槻木教授)。分泌された唾液の本来の抗菌・抗ウイルス作用を落とさないためにも、口の掃除はしっかり行おう。
<ストレッチやヨガ、ヨーグルトでのデータも>
軽い運動を5~10分ほど行うと、安静時より唾液中のIgA濃度が増えたというデータもあるという。「ヨーグルトも有効だと考えている。私自身の研究では、1073R-1という乳酸菌のヨーグルトを使った」と槻木教授。
唾液の不思議 疲れると唾液に2種のヘルペスウイルスが出る
「感染症のなかには、血液や精液、便を介して広がるものもあるが、ウイルスの側に立つと、唾液に出て、感染を広げていくのは、最も効率のいい生存戦略と言える」というのは、東京慈恵会医科大学の近藤一博教授だ。
近藤教授は、ヒトヘルペスウイルス(HHV)が専門。このHHVのうち突発性発疹の原因になるHHV-6と7が、疲労時に唾液中に増えることを突き止めた。
「HHV-6も7も日本人は幼児期にほぼすべての人が感染し、以後、体内にいる。これを潜伏感染という。HHVが再活性化するメカニズムを調べているうちに、疲労との関連がわかった」(近藤教授)
HHV-6は、およそ1週間単位での身体的な疲労で増え、HHV-7は1カ月単位のデスクワークなどの疲労で増える傾向があるという。「どちらのウイルスも、宿主である人の危険をいち早く察知し、逃げようとするのではと考えている」。
さらに、研究は進み、近藤教授は、このHHV-6がうつ病発症に関わると明らかにした。つまり疲れた状態が長期間続くと、うつ病になりかねないというメカニズムの一端といえるだろう。「HHV-6が唾液に出たあと、一部が口から鼻へいき、脳の一部『嗅球(きゅう きゅう)』という部分に再感染。すると、ある物質が増え、それが脳に影響を与えることがわかった。私は、その物質をSITH-1(シスワン)と名づけた」と近藤教授。このSITH-1の存在を裏づける抗体を調べると、うつ病患者の8割にあることがわかったという。今後、薬の開発なども念頭に置いているそうだ。
9週間の訓練を行う自衛隊員55人が対象。訓練前、基礎訓練中、実地訓練、訓練後に、疲労の自覚度合い(疲労度)とHHV-6と7を測定。疲労度は訓練で上昇。6は実地訓練で上がり、訓練後は以前のレベルに戻った。7は、基礎訓練と実地訓練で上がり、訓練後の数値は訓練前より高くなった。(データ:Biochemical and Biophysical Research Communications;478,424e430,2016)
槻木恵一さん
神奈川歯科大学大学院口腔科学講座環境病理学教授。