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「コロナで母子入院」した中年筆者が、治療の不安を主治医と議論してみた

2021-05-03 15:30:00 | 日記

下記の記事はダイアモンドオンラインからの借用(コピー)です

完全な巣ごもりをしていたはずなのに、同居の中年息子である筆者から新型コロナウイルスをうつされてしまった高齢の母…。「高齢母と中年息子」という母子の闘病生活は、まさに「命の危険」にも迫るもので、非常に怖いものであった。今回の「親子同時進行」というコロナ体験から浮かびあがる「コロナ治療の今」について、元大学病院広報という経歴の筆者が、退院後に主治医と議論した。(医療・健康コミュニケーター 高橋 誠)
軽症でも重症化懸念
紆余曲折のコロナ闘病
 元大学病院広報の筆者(58歳)は、肥満に複数の生活習慣病を抱えるという、いわゆるメタボ(メタボリックシンドローム)であり、コロナ重症化リスクが高い。その上、高齢の母(87歳)と同居のため、家庭内感染だけはどうしても避けたかった。なので、コロナ禍の中、外出はほとんど控えていた。しかし、ある日発熱、咳(せき)、鼻水の症状が続くようになった。
 主治医のA病院B教授に連絡し、PCR検査を受けると陽性が判明。翌日、同病院に入院した。感染経路は不明だった。
 濃厚接触者の母も、既に発熱、咳、鼻水の症状があった。翌日母がPCR検査を受けると、同じく陽性が判明した。母も1日遅れで同じコロナ隔離病棟に入院する事態となった。
入院時の症状・酸素濃度・採血・胸部CT検査で私は「中等症」と診断。抗ウイルス剤「レムデシビル」の適用となった。5日間点滴投与し、症状は改善され、幸いにも10日間で退院できた。
 一方、母は「軽症」と診断。そのため、レムデシビルは適用されなかった。ところが、母の症状は数日間一向に改善されない。夜間、血中酸素濃度もときおり95%未満になる。重症化懸念が高まるが、この時点ではレムデシビルが使用できない。
 入院後1週間の経過、症状・酸素濃度・採血・胸部CT再検査で母も「中等症」と診断された。病院側がレムデシビルの使用許可を厚生労働省に申請、許可が下りた。重症化リスクもある症状が続くため10日間に延長して投与。途中からステロイドと抗生剤も併用した。ようやくゆっくりと回復し、23日間で無事に退院できた。この母子闘病の状況について、B教授とともに振り返る。
どんなに気を付けていても
外に出れば「まさかの感染」はあり得る
――本来は対面が望ましい仕事の打ち合せもオンラインにし、会食含めた不要不急の外出を控え、消毒・マスク・手洗い・うがいなど「正しく恐れる」を実践するもコロナに感染してしまいました。感染経路はまったくわかりません。これは、街にあふれている「無症状感染者」からの感染でしょうか。
B教授 「密接」「密着」「密閉」した空間だけではなく、外に出れば「まさかの感染」はあり得るのです。どんなに注意していても、同じレストランの離れたテーブルから飛沫感染した例もあります。例えば、「マスク会食」は大変ですが、自分の身を守るさらなる対策として、やむを得ないでしょうね。
 また、「変異株の感染力の高さ」が報告されています。感染の原因がはっきりわかっていない現状では、「正しく恐れる」といっても、もしある日突然感染した場合の備えは、なかなか難しいものがあります。
――母も陽性でしたが、むしろ、入院できたことは「最善の結果」と思えました。同居の私が入院した後、一人自宅で症状が悪化したらどうしようと不安に思っていましたので…。高齢の濃厚接触者が陰性であった場合、手放しで喜べないケースもあるのではないでしょうか。
B教授 ご指摘の通り、介護を伴う場合など「今後、どのように対策するか」も大きな問題です。基礎疾患をお持ちの方はもちろん、誰もが、陽性・陰性の場合を想定しておくのが良いと思います。同じ家庭内では、どうしてもトイレやキッチン、洗面台など、共通して使用している場所もあります。いかに接触を少なくするか。個室での非常食・飲料水の準備など具体的な対策が必要となると思います。
効果を実感した治療薬と
ガイドラインの現状
――母の容体が悪くなっていったとき、自分に使用しているレムデシビルを母の重症化阻止に「使ってほしい」と思いました。命に関わる高齢者には適用を見直すことはできないでしょうか。
B教授 はい。早期の利用で重症化を防げる可能性はあるかと思いますが、コロナ感染症の治療の多くに言えることですが、はっきりとしたエビデンス(科学的根拠)が少なく、治療時点での治験や臨床試験での報告があったもので、国内承認された形での使用となります。今後の報告に期待が待たれるところです。
 通常の抗生剤などと違い、レムデシビルは使用方法とその基準が決まっており、厚労省に届け出をしてから使用が可能となります。
 また副作用もありますので、「リスクとベネフィット」の関係もあります。今後また報告が出てきた場合は使用基準が変更される可能性もあるかと思います。
――レムデシビルを10日間投与しても重症化懸念が払しょくできなかったとき、制限されている投与期間を「あと5日間延長できないか」と思いました。現在の「10日間上限」には根拠があるのでしょうか。
B教授 現在のところ、10日間使用しての効果が報告されております。それ以上あるいは、それ以下での使用報告で良い結果である可能性もあるかもしれませんが、残念ながらまだ十分な報告がないのが現状かと思います。
 また、さまざまな領域のお薬が使用されて、結果が良かったとの報告がありますが、これもまだ十分な使用症例がなく、ガイドラインなどに反映されていないのが現状です。
 新型コロナウイルスの標準治療について、レムデシビル含めて、WHOや米国のガイドラインにはその治療方法に相違があります。
 現状では、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き」や日本感染症学会が発表している、「COVID-19に対する薬物治療の考え方」、厚労省の発表・世界の最新の論文報告をチェックして、個々の患者の治療方針を吟味・検討する方が良いかと思います。
 もちろん、各病院での感染対策室・呼吸器感染症内科などの中心としてチーム医療の方針も大切となるかと思います。
――母はレムデシビルを投与しても、炎症反応の指標であるCRPが依然高値でした。重症化懸念とレムデシビルにすがる思いが交錯しました。途中からステロイドと抗生剤の内服を併用したのも、リスクよりも安心感が大きかったです。
B教授 CRPは必ずしもコロナ感染症の重症度や治療指標になるものではありません。しかし、お母様はレムデシビル投与3日目の血液検査でCRPが3.6に悪化していました。そのときが分水嶺、踏ん張りどころでしたので、レムデシビルを10日間投与すべく、厚労省に申請しました。まさに高齢の方は突然重症化することも多く、体内の酸素濃度が保てない場合があります。そのため同時にステロイドと抗生剤を投与しました。ステロイドはメンタル面で不穏となるリスクもありましたが、症状を抑え少しでも重症化を回避するために使用しました。
 少し難しい話になりますが、コロナ感染症の炎症の程度を測るにはさまざまな指標があります。その重症度は一般的に指標とされているCRPだけでは推し測れないものもあります。もちろん、低い数値の方が良いですが、逆に低いからといって安心できないこともあります。
 突然酸素濃度が下がる場合もあります。酸素濃度が下がっている場合にはステロイドを使用する場合が多いですが、ステロイドには副作用、特に糖尿病の患者さんは高血糖を引き起こすことが多く、血糖コントロールも問題となります。
 ステロイドの使用に関しても、いまだ多くの報告はなく、一定期間使用した場合に重症化のリスクを減らす報告があるため、使用されているかと思います。もともと使用されている患者さんもおられますので、その使用は担当医の考え方で変わることもあるのかと思います。
(監修/福島県立医科大学病態制御薬理医学講座主任教授 下村健寿)


左胸を失って、生きやすくなったと思う

2021-05-03 13:30:00 | 日記

下記の記事ははnoteからの借用(コピー)です


私には左胸がない。5年前に乳がんの手術をして、全て切り取った。乳房再建はしなかったので、私の左胸があった部分には、今も横一文字に引かれた傷跡が残っている。
服を着ていれば分からないので、見た目は普通の人と同じだ。普通の母親で、普通の店員で、どこにでもいる普通の人。術後も以前と同じように過ごしているので、こちらから伝えた友人以外、誰も私が乳がんだとは気付かないだろう。
唯一、温泉に行った時だけは、コソコソと着替えて、チャチャッと洗って、ドボンと浸かる慌ただしさにはなったが、それでも子供達と一緒に入っていた時期を考えると、湯船にはゆっくり浸かることができている。

そんな普通の生活を送る中で、ひとつ大きく変わったことがあった。
それは、自分に甘くなったこと。
術後2年目までは、再発の恐怖から自分を甘やかしていた。身体に負担をかけないようにと、パートの出勤日数を減らしてもらったり、小学校のPTA役員の打診を、病名は伏せつつも「通院中なので」と断った。夫は「当然だよ」と言ってくれたが、私は周りに申し訳なくて、いつも「すみません」と謝っていた気がする。
それが3年目を過ぎた頃から、これでいいじゃんと開き直るようになった。
自分ができる時間だけ働けばいいし、PTAもまずやってくれそうな人に話が来るので、理由があって断ることに問題はないと割り切った。しかも私は乳がんで、今後いつ再発するかも分からない。もっと自分の時間を大切にしてもいいんじゃないかと横柄なことまで考えるようになった。

小さい時から、ずっと周りの目を気にして生きてきた私は、常に周りに気を配り、相手のことを考え、空気を読むことに必死だった。両親の機嫌を損ねないように、近所から笑われないように、人様に迷惑をかけないように、そして嫌われないように。
こうすれば喜んでもらえる、こうすれば役に立つ、こうすれば良い人と思われる。そうやっていつも外側から自分を観察し、上手くいかないと「こんな自分じゃ駄目だ」と落ち込み、上手くいっても「これじゃ足りない」と不安になった。
他人の上でのみ成り立っていた自分の存在価値は、必要とされることを求め続け、気付かぬうちにココロを疲弊させていた。

そんな私は左胸を失ったことで、自分を内側から見るようになった。最初は乳がんであることを言い訳に「これはできる、これは無理」と選別していたことが、次第に「これはしたい、これはしたくない」と選り好みをするようになった。

それは、他の人とは違う身体になったことで、周りに合わせなくてはいけないという概念がぐらつき、次第に無理に合わせる必要もないと気付いたからだと思う。
どうしたって私の左胸は戻らない。たとえ再建手術を受けたとしても、それは本来あったものではないし、そもそも戻る必要を感じていない。

少しぐらい人と違ったっていい。
そうやって自分で自分を認めることは、私のココロを軽くした。

もし、今、生きづらい人がいるなら、少しだけでいいから内側から自分を見て欲しい。最初は難しいかもしれないけど、その世界にいる自分を見るんじゃなくて、自分が見る世界を大切にして欲しいと思う。
そう気付くまでに、私は相当な時間がかかってしまった。でもその分、今では存分に自分を甘やかしている。好きな仕事をして、好きな本を読んで、このnoteで思ったことを好きに書いている。
そうやって自分を甘やかしながら、自分の人生をもう一度歩いているのかもしれないなと思う。今まで走ってきた、誰かがつけた道路の轍の上からはオサラバして、ゆっくり歩道を歩くのも悪くない。
私が左胸を失って得たものは、生きやすさだった。それはこれからも大切にしたい。//・・・・//////


小室圭さんの「背信劇場」に宮内庁激怒 遠のく眞子さまとの婚約と“泥を塗った”お相手

2021-05-03 11:00:00 | 日記

下記の記事は週間女性プライムからの借用(コピー)です

「小室さんにとって想定外のことが起こっています」
 そう話すのは、宮内庁関係者のひとり。
「たしかに小室さんは、金銭トラブルの経緯についての文書を発表し、秋篠宮さまが求められていたトラブルへの対応を“見える形”にしました。内容や国民からの反発はともかくとして、形式上の対応は取ったわけです。
 その4日後には代理人を通じて“母の元婚約者に解決金をお渡しする”と表明し、問題解決を図ろうとした。しかし、元婚約者は解決金の受け取りをまさかの拒否。混沌とした状況になったことで、一般の結納にあたる『納采の儀』はおろか、眞子さまとの結婚も暗礁に乗り上げ始めているのです」(同・前)
 おふたりは30歳になる今秋に結婚したいというお気持ちが強いと言われており、スケジュールを逆算したこのタイミングで、小室さんは怒濤のごとく動き出した。
 しかし、結婚するにあたって最大の障壁である金銭問題を強引に解決させようとした結果、元婚約者や宮内庁の怒りを買い、そして“皇室のトップ”にも泥を塗ってしまったというのだが─。
文書の内容に真偽を疑う声も
計28枚、4万字超に及ぶ文書はまるで論文。内容の矛盾を指摘され、「納得できない」との声が相次ぐ
 ある皇室ジャーナリストが一連の“小室の乱”をおさらいする。
「4月8日、小室さん母子の代理人を務める上芝直史弁護士を通じて、計28枚の“新・小室文書”を公表しました。
 文書の概要が4枚、本文が11枚、本文内容を補足するための脚注が13枚という構成。
 小室さんがなぜこれまで沈黙を貫いていたのか、'19年1月に公表した文書に関する弁明、金銭トラブルに対する小室さん母子の認識など、具体的に説明されていました」
 元婚約者である竹田さん(仮名)から受け取ったお金の日時や意味合い、婚約解消時とその後のやりとりなど、事細かに記載された“論文”。
「テレビ番組のコメンテーターや、ネット上では“長すぎる”といった感想が噴出していましたけど、実は小室さんが最初に作成した文書は、公表された完成稿よりも多かったそうです。
 それに驚いた周囲の関係者が“スリムに削った”のですが、それでも28枚にするのがやっとだったと聞きました」(皇嗣職関係者)
本誌が小室家の金銭問題をスクープしたことで婚約が延期されてから、国民による批判が日に日に増して、彼にも“鬱憤”がたまっていたのかもしれない。彼の感情が色濃く出たのが次の箇所である。
「《借金でなかったものが借金であったことにされてしまう事態を受け入れることはできない》という部分がありますが、これは母親である佳代さんの意向も強く反映されていたといいます。
 圭さんは以前から、解決金を支払って和解するという選択肢も考えていた。しかし、これまでまじめに生きてきた自負の強い佳代さんが“どうしても借金だと思われたくない”という気持ちを曲げられなかったのです。
 そんな母親の意向を無視できない圭さんは、文書では解決金という手段を選ばなかった」(同・前)
金銭トラブルの当事者である小室圭さん母・佳代さん
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 “新・文書”を読んだ象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院の准教授・河西秀哉さんは、次のような感想を述べる。
「金銭問題に関する事実関係を丁寧に説明していましたが、長くて読みづらく、何よりも国民に伝えようという気持ちが感じられませんでした。
 裁判資料を読んでいるような感覚で、概要も要約になっているとは思えず、余りにも自己主張が強かったので、読み進めるのに苦労したのが正直な感想です。
 脚注も多く、法律論で元婚約者を追い込むような内容で、録音テープの存在を明かしたのも訴訟をちらつかせているような表現に思えました」
 録音テープの存在は、小室さん母子にとっては“切り札”だったのだが……。
「竹田さんが婚約解消を申し出た際、佳代さんが“支援いただいたぶんを清算させていただきたい”と打診したとのこと。その際、“返してもらうつもりはなかった”という竹田さんによる発言の録音が存在していることを文書内で20回以上も書き連ねています。眞子さまも、この録音の存在を知ったことで小室さんを信用されてきたのでしょう。
 しかし、文書に会話のやり取りの前後は記載されておらず、文脈は不明。さらに竹田さんが返金を求めた後、小室さん母子と対面した際に“(お金を)差し上げます、と言った覚えは1度もない”という音声データが報じられ、小室さんが咄嗟に録音したというテープの真偽を怪しむ声が上がっています」(前出・皇室ジャーナリスト)
 自信満々に見える小室さんが執筆した文書は「秋篠宮さまが求められたものではない」と、河西さんは語る。
「特に気になったのは'19年1月に公表した文書の中にある《解決済みの事柄であると理解してまいりました》という表現は現在完了形ではなく過去完了形であり、“みなさんが読み違えている”と主張しているように感じた点です。
 自分の表現が誤解されたのであれば“誤解されるような表現を使って申し訳なかった”と述べるべきだと思います。
 最後の部分には《理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです》とありますが、秋篠宮さまは“多くの人が納得し喜んでくれる状況”になることを求められているのであり、真逆の考え方だと感じました」
約30年にわたり、秋篠宮さまと親交がある『毎日新聞』編集委員の江森敬治さんにも、文書の感想を聞いた。
「小室さん側の一方的な主張と自分たちを正当化する内容に終始しており、肝心の金銭トラブルを解決する具体策はありませんでした。
 元婚約者や国民がこの文書を読んで、どう感じるのかを小室さんがきちんと考えられているのかが疑問でした。お世話になった方なのであれば“その節は大変お世話になりました”というひと言があるべきで、そういった誠意がなかったのは残念です」
 殿下が対応を求められてから、問題を長期間放置していたことも、国民が反発する理由だろう。
「秋篠宮さまとしては、話し合いにしろ解決金にしろ、金銭トラブルをスピーディーに解決させ、国民にも理解してもらい、納得させてほしかったのでしょう。
 この問題が報じられてから、宮さまは会見で“相応の対応をしてほしい”とおっしゃっていたのに、小室さんは長い期間にわたって問題を放置し続けていました。やっと文書を発表したと思いましたが、期待に応えるような内容ではなく“本当に眞子さまと結婚したいのか”という疑問を国民は感じているのではないでしょうか」
元婚約者の“譲れない一線”
“新・文書”公表から4日後、文書で綴っていた言い分を翻して、渡したいという解決金。ただ小室さんは留学中で収入はなく、佳代さんは月に数回、洋菓子店に勤務する程度。お金に余裕があるとは思えない。
「小室さん側は解決金として、竹田さんが貸したと主張する409万円とプラスアルファの金額を想定しているそうです。これは“支援してもらったことに対する感謝の気持ち”だと話しています。
 ただ、留学の生活費用を日本で勤務していた都内の法律事務所から支援してもらっている小室さんには、そんな大金を出す余裕はないはず。
 秋篠宮家のお手元金や、皇室を離れた後の眞子さまが品位を保つために支払われる一時金を使うことなどありえない。そうなると、解決金はどこからか“借金”をして捻出する方法が有力視されています」(前出・宮内庁関係者)
 小室さんとしては「お金を返せば竹田さんも納得し、この問題は終わる」と考えていたのかもしれない。
 しかし、小室さんの想定どおりにはいかなかった─。
「4月16日に発売された『週刊現代』で再び、竹田さんがコメントを寄せました。
 解決金に関して《私はもう400万円の返金は求めていません。解決金を仮に提示されたとしても、受け取るつもりはありません》と、小室さん側からの“提案”を拒否したのです」(皇室担当記者) 
「眞子さまと圭くんの結婚は邪魔したくない」との意向を持ち続けていた竹田さんだが、解決金を受け取らなければ金銭問題は解決せず、結婚の障壁は残り続けてしまう……。
 竹田さんの真意を知るため、代理人に話を聞いてみると、彼の“苦悶”ぶりを慮る。
「解決金の提案から、そう日をあけずにした今回の告白は、あくまで“現在の気持ち”にすぎないと思います。
 私としても、解決金を受け取らないことで眞子さまと小室さんのご結婚が遠のくという見解があることは理解していますが、竹田さんがそういった考えにまで至っているかはわかりません。
 いずれにせよ、今回の選択は苦渋の選択を強いられて、悩んで出した答えなのでしょう」
 お金を受け取らない選択をした理由のひとつには、竹田さんの“譲れない一線”があるのかもしれない。
「自分たちが正しく、竹田さんに非があるような“自分本位”すぎる文書が連絡もなしに公表されて困惑し、憤りを感じてもおかしくありません。
 竹田さんは返金を願っていたと思いますが、いちばんは佳代さんと会って、過去の支援に対して感謝の気持ちをひと言でも伝えてほしかっただけなのではないでしょうか。
 将来の家族が困っていたから必死で支援していたのに、今回の文書で自分が悪者にされたことは、竹田さんにとって耐えがたい悲しみだったと思います。今さら小室さんの都合で、解決金をもらって問題を終わらせる選択をしないのは当然でしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)
宮内庁にとどまらず“皇室のトップ”にまで波及する影響
秋篠宮さまは眞子さまの意向も反映された小室さんの新文書を「努力が見えた」と受け止められたという
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 小室さんの“アテ”がはずれ、竹田さんとのトラブル解決はほぼ不可能に。しかも、一連の“小室劇場”に怒りを覚えているのが、皇室を日々支える宮内庁だという。
「宮内庁長官ですら、解決金の話は発表当日に知ったというのです。宮内庁の上層部からは“なぜ文書に解決金の話を盛り込まなかったのか”と、不満の声が上がっていました。
 小室さんは、文書と同時に解決金の意向を出すと、自分たちの主張が伝わりづらくなると判断したのだと思います。つまり、“いったん自分たちの主張を理解してほしい”という“エゴ”により、宮内庁のトップである長官にも、伝えていなかったのでしょう」(別の宮内庁関係者、以下同)
 昨年12月の定例会見で「小室さん側は説明責任を果たすべき」と苦言を呈し、上芝弁護士には「自分たちから発信してほしい」とアドバイスまで行ったという西村泰彦長官。
「文書公表の当日、長官は急いで読み込んで定例会見に臨んだと聞いています。
 しかも“非常に丁寧に説明されている”“理解できた”といった、一定の評価までしていました。上芝弁護士と面会して“発信”を促した手前、文書を否定するわけにはいかなかったのでしょう。
 しかし、秋篠宮さまが求めていらっしゃるのは、これまでの経緯を目に見える形にして問題を解決すること。
 文書に記されたのは途中経過の報告にすぎず、解決金を払う意向があったなら、最初から盛り込むべきでした」
 長官の面目はつぶれ、その影響はついに“皇室のトップ”にまで波及した─。
「実は新・文書に“天皇陛下や秋篠宮さまに対する謝罪”がひと言もなかったことで、宮内庁の内部では激怒する声が上がっているそうです。
 陛下は今年2月のご自身の誕生日会見で、長引く結婚問題に言及せざるをえない状況になり、殿下に至っては会見を行うたびに、小室さんに対して相応の対応を望まれていました。
 計28ページの文書であれば、自分の主張だけではなく、陛下と殿下に“ご心配やご迷惑をおかけして申し訳ありません”といった言葉があって然るべきでしょう。
 これは“天皇陛下に泥を塗った”と同義ですし、皇族の結婚相手としてありえないですよ……」
 眞子さまと小室さんは国民からの反発があろうとも、今回の文書で結婚成就へのプロセスを踏めると見込まれていたのかもしれない。しかし、
「文書公表から解決金の意向を表明するまでの流れが悪く、国民感情を逆なでする結果となりました。儀式を経ずに強行結婚するという“前例”を作りたくないはずの宮内庁ですら、陛下と殿下に対しての敬意が感じられない小室さんにあ然としています。
 実際、殿下の意思で行うかが決まる『納采の儀』に関する話は、宮内庁の中ではいっさい出ておりません」
 おふたりは新・文書での“背信”により、結婚への道が開けるどころか、暗中模索に陥ってしまったようだ─。


赤く腫れても「心配ない」 米国で話題の「モデルナ・アーム」&新型コロナ、2回目のワクチン接種を受けましたが…

2021-05-03 08:30:00 | 日記

下記の記事は日経ビジネスオンラインからの借用(コピー)です

 日本政府が5月中に東京や大阪にも設置する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場では、米モデルナ製のワクチンが提供される見通しになった。
 米国では2020年12月から提供が始まり、米ファイザー製、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製と並んで一般に普及している。
 ニューヨークでも同月からファイザーとモデルナのワクチンの提供が始まり、後発のJ&Jに比べて圧倒的に提供数が多い。当初は医療従事者や介護施設入居者などに限定されていた接種対象者も徐々に拡大され、3月30日に30歳以上、翌週の4月6日に16歳以上に解禁されてからは一気に接種者が増えた。4月27日時点でニューヨーク州の人口の31.9%に当たる636万人が接種を完了している。
 そんな中、人々の間で話題になっているのが製造元による「副作用の違い」だ。特にモデルナ製は、ある特徴があることで知られる。
モデルナのワクチン接種を受けるペンシルバニア州のトム・ウルフ知事(写真:AP/アフロ)
 「『モデルナ・アーム(モデルナの腕)』って知ってる?」
 ニューヨーク市在住の中国系米国人女性の知人にこう聞かれ、初めてその存在を知った。
 同市では大手製薬会社であるファイザー製の人気が高いが、会場によって提供されているワクチンが異なるため、近隣にある利便性からモデルナ製を選ぶ人もいる。
 筆者の周囲にモデルナ製を受けた人はいなかったので知らなかったが、モデルナ製を接種した人の多くは注射を打った部分が赤く腫れ、かゆくなったり痛みが出たりするのが数日間、続くという。しかもその症状が出るのが接種から5~9日後と遅い場合があるという。
 この知人の親友の女性がモデルナ製を接種し、この症状が出た。赤く腫れたのがずっと引かず肌に痕が残ったらどうしようと、美容関係の仕事をしている知人に相談してきたようだ。
 ちなみに筆者はJ&J製(米疾病対策センターと米食品医薬品局が接種の一時停止を勧告する前だった。4月23日に再開が許可された)を、この知人はファイザー製を接種していたが、2人ともこうした症状は見られなかった。
 「赤くなったのが何日も治らないし痛い。そのまま赤いのが消えなかったらどうしよう」
 こう相談された知人は「大丈夫よ」と受け答えたものの、念のため看護師の知人男性に確認したという。
 すると、こんな答えが返ってきた。
 「ああ、モデルナ・アームね。モデルナを接種した人の多くは腕が赤くなるから、医療従事者はこう呼んでいるんだ。ものすごく一般的だし、数日間で治るから心配ない」
若年層の方が副作用が強い?
 モデルナ製に限らず、どのワクチンを受けても何らかの副作用を経験する人は多い。筆者自身は接種後、悪寒、発熱、倦怠(けんたい)感、関節痛を経験した(前回の記事参照)。これ以外にも、頭痛、筋肉痛、吐き気や嘔吐(おうと)、下痢、腹痛などの副作用が一般的だという。
 だが腕が赤く腫れるのはモデルナの特徴のようだ。
 4月5日に発表された米国医師会雑誌(JAMA)の調査によると、モデルナのワクチンの1回目を接種した人の73.9%、2回目を接種した人の81.9%が注射を打った場所に何らかの副作用が出た。痛み、赤み、腫れ、かゆみなどで、痛みを訴えた人が最も多く、1回目の後は71.4%、2回目の後は78.3%だった。
 ただファイザー製のワクチンを接種した人にも腕の痛みを訴える人が多いといい、1回目が63.6%、2回目が66.5%だった。
 同じ調査ではこのほか、モデルナ製は2回目を接種した後に悪寒を感じる人が多く、ファイザー製が22.7%であるのに対して40%だったというデータもある。
 こう聞くと、モデルナ製ワクチンの接種が怖くなってしまうかもしれないが、米国の識者は「副作用は一時的だし痛ければ鎮痛剤などを飲めばいい。でもウイルスに感染したら死に至る可能性があるので接種は受けてほしい」と口をそろえる。
 副作用は65歳以上よりも65歳未満の方が生じやすいというデータもある。理由は明らかになっていないが、免疫システムの機能が年齢を重ねるごとに低下するからではないかと考えられている。
 米メディアの報道を見ると、副作用の抑制には下記のことに気をつけるといいようだ。
    * 接種日の前夜や接種後のお酒を控える
    * 通常、飲んでいる薬はきちんと飲む
    * 接種後は水をたくさん飲む
    * 注射を打った場所が腫れたら氷などで冷やす
    * 頭痛や発熱などがあれば市販の解熱剤や鎮痛剤を飲む(接種前はこの副作用が出た場合に備えて飲まない)
 ちなみに筆者も接種後はたくさんの水を飲んだ。結局、副作用は出たので効果があったかどうかは分からないが、飲まないよりはよかったように思う。
 モデルナ・アームも初めから知っていれば驚くこともないし対策も打てる。必要以上に怖がらずに接種に臨んでいただきたい。

下記の記事は朝日新聞デジタルからの借用(コピー)です

新型コロナ、2回目のワクチン接種を受けましたが…

 現在日本で使用されている新型コロナワクチンはファイザー製のmRNAワクチンです。3週間あけて2回接種するのが標準です。私は3月25日に1回目、4月15日に2回目のワクチン接種を受けました。1回目の接種で一定の免疫がつくため2回目のほうが反応が強く出ます。私の場合は、局所の疼痛(とうつう)がやや強かったですが、薬を飲むほどではありませんでした。
 2回目の接種後1週間でおおむね免疫がつきます。とはいえ100%予防できるわけではありません。これまで発表された臨床試験や観察研究では発症予防や感染予防の効果は90~95%ぐらいとされています。つまり、自分だけがワクチンを接種しても、確率を下げることはできても新型コロナにかかるときはかかってしまいます。自分はワクチンを打ったからと油断せず、これからも標準的な感染対策を続けていきます。
    * 医療従事者、届かぬワクチン 高齢者向け転用しやりくり
 マスクを外して自由に会食できるようになるのは集団における流行が収束したときです。多くの人がワクチンを接種すればそれだけ収束に近づきます。医療従事者だけではなく高齢者に対するワクチン接種もはじまっていますが、まだまだ不十分です。4月20日の時点で日本国内で2回のワクチン接種を完了したのは約80万人です。人口の1%にも達していません。
 患者さんからしばしば「いつ、どこで私はワクチンを接種できるのですか?」と質問されますが、いつになるのか私にもわかりません。当院に通院中の患者さんは当院でワクチン接種を行うことになるとは思いますが具体的な予定は立っていません。ニュースを見ていると、「場合によっては来年までかかる」「6月末までに高齢者全員のワクチンを届ける」などと、相反する政治家のコメントが報道されています。ワクチンは世界中で必要とされていますので供給が遅れるのは仕方がありませんが、だいたいの見通しすらできていないようです。
 医療従事者の一人として非常に驚いたのは、自民党の下村博文政調会長が「自治体によっては医療関係者の協力が足りないということで、65歳以上の方に限定しても、今年いっぱいかかる、場合によっては来年までかかる」と述べたことです。医療関係者の協力不足のせいですか。
 そういう言葉は、ワクチンを必要分準備し、各自治体に届けてから言ってください。いつ、どれぐらいのワクチンが届くのか知らされていないのでは、いくら協力したくても準備もできないではないですか。せめて正確な情報だけでも届けて欲しいです。政治家のみなさんも努力を大変されてはいるんでしょうが足りていないようです。(酒井健司)
 内科医・酒井健司の医心電信