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さくの『お散歩アルバム』

歩いてストレス発散!登山も行ってます。

平泉文化初代藤原氏礎の地と蔵町「江刺」を訪ね歩く②

2011-07-22 20:08:40 | 旅行・イベント(岩手)
①からのつづき。



ふぅ、お腹いっぱい

ちょいとお昼ご飯を食べ過ぎましたね、午後から歩くのがつらかったです(笑)


えさし藤原の郷を出まして、人首川(ひとかべがわ)に架かる橋を渡りました。





この橋の名はNHK大河ドラマ「炎立つ」にちなんで、『炎橋(ほむらばし)』と言うそうです。





途中「利家とまつ」の撮影にも使われた『ふくろうの木』の横を通り過ぎ、

『うらまち橋』は震災により通行できなくなっており

まっすぐ行った突き当りの稲荷大明神のところで左折。





人首川沿いに歩道を一列になって歩きました。





対岸に見えた小屋。基礎を支えている土台の木材が素晴らしいと思い写真を撮りました





あっ、可愛らしいとんがり帽子の水門





こちらの施設は「重染寺頭首工」と言って、



北上川の水を館山下に隧道を通して人首川へ放流し、この頭首工から奥州市江刺区岩谷堂・田原・水沢区羽田町及び岩谷堂市街地にかんがいしているそうです。
(江刺猿ヶ石土地改良区HPより)



重染寺橋を渡ります。





橋の上から見た「重染寺頭首工」。



午前中、あそこに見える夢乃橋の上からこちらを眺めていたんですね。


この橋の欄干の絵柄は、レンゲツツジでしょうか?





「ちょうぜんじはし」からは、整備された遊歩道を歩きます。





人首川と書いて「ひとかべ川」。(知らないと案外読めないものです




遊歩道の辺りはベンチがあったりしてのんびりとお散歩できそうな素敵なところでしたよ



綺麗な花壇のところから左の方に坂を上って行くと…、





明治記念館(愛称:鐘の鳴る丘)に到着しました





劇作家菊田一夫のラジオドラマ「鐘の鳴る丘」のモチーフとなった建物ということで、
主題歌『とんがり帽子』の歌碑が建てられていました。



ちなみに私は一部聞いたことがありますが全部は分かりません。
この時もhinachanさんに歌ってもらい教わりましたが、やはり後半部分があやふやです



この建物は明治7年に建てられた旧岩谷堂共立病院で、県の有形文化財に指定されているそうです。




建物の中も見学させていただいて、
1階部分には共立病院関係、江刺県関係、教科書(江戸期~昭和期)、「鐘の鳴る丘」関係の古い貴重な資料が展示されていました。


中央部の四本柱は4階まで通じていて、大地震の時もさほど大きな被害はなかったとのことでした。


2階、3階、4階と、上まで急勾配の階段で上がれます。

こちら、4階部分のお部屋です。




明治の建物らしく窓のガラスはゆるくゆがんでいて良い雰囲気を出していました



その窓から見えた景色です。














では下ります。(急勾配の階段を上から見下ろした図)



上がる時は良いのですが、降りる時が大変でしたね




明治記念館の隣に多聞寺跡という場所がありました。







源義経北行伝説の一つにこの多聞寺のことも伝えられているそうです。







明治記念館を出まして次に向いました。




「大橋」の欄干の絵柄は、明治記念館と桜。とても素敵です





大橋から見た明治記念館。



とても良い景色です。どこか異国に来たような雰囲気すら感じますね。






大橋を渡ると、向こうの方にとても賑わってる様子の通りが見えました。




が、我々は右側の道に入って進みます。






そして着いたのは、及政旅館



戦時中に菊田一夫が疎開して過ごした旅館だそうです。


ちょっと長めの階段の道を進んでいくと、




一角には立派な蔵がありました。





旅館の中に入るとそこは、昔にタイムスリップしたような空間。




大広間では、お菓子とお抹茶のおもてなしがありました。



(あっ 次は『私が喜ぶところ』ですよと言うのはこれだったのですね



お2階にも上がってみました。







とても静かで、のんびりと心ゆくまで寛げそうなお部屋でした。






旅館は高台にあるので、眺めも素晴らしかったです。







東北新幹線が水沢江刺駅に入っていくのが見えました。





1階の大広間に戻り、お抹茶がとても美味しかったのでおかわりをいただきました










もっとまったりのんびり(お昼寝)していたい気分でしたが及政旅館を出まして、
今度はそこからちょっと大きめの道路を直進しました。




③につづく…


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