さくの『お散歩アルバム』

歩いてストレス発散!登山も行ってます。

日本一の漆の里二戸市浄法寺、漆と猫塚と寺巡り②

2011-07-31 02:32:31 | 旅行・イベント(岩手)
①からのつづき。


滴生舎近くのかつら庵を出まして、主要地方道二戸五日市線へと歩きました。

御山橋を渡り、安比川を越えます。








御山橋はとても凝った造りの橋なのですね。








これは一部ですが、さまざまな絵柄の敷板が歩道に埋め込まれていました。






そして交差点を左に折れ、主要地方道二戸五日市線を浄法寺の中心部へと進みます。



ここは何kmぐらいでしょう?2kmあるかな?ずっと長い直線道路です。



直線道路の終盤です。



その先からカーブになって中心部へと入って行きます。



来た道を振り返ってみる。



今回の駅ハイでこの直線道路を歩くと知って、「えっ、マジ?」と思った所。

案外歩けるものなんですね~、良い経験になりました




街なかの方に歩いてきて、浄法寺漆器の萬七堂さんに着きました。





中に入って見学です。(多分私も初めて入る。)





ガラス越しの作業場では漆塗り職人さんが塗り方をしておられました。




「浄法寺漆」は国内生産の約8割を占め、その品質の高いことから平泉・中尊寺金色堂や現在修復中の日光東照宮など全国の有名な神社仏閣の修理修復に使用されてきています。
以前NHKの番組で「浄法寺漆」のことが放送されていて、輪島塗の材料にも浄法寺の漆が使われていると知りました。
そんな稀少で最高品質を誇る「浄法寺漆」ですが、世間一般には「浄法寺漆」のことはあまり知れ渡っていないようで、私も残念に思っているところなんですよねぇ
遠くの方へのご贈答用に浄法寺漆器を利用したりして少しでも広めていければ良いなと考えています。
でも最近では、高齢化がすすむ漆掻き職人の後継者育成のために遠くから若い研修生が来ておられるのは嬉しいことですよね


萬七堂さんでは冷たいお茶をいただいて、扇風機にもあたり涼ませていただきました。

さらにその他に、スペシャルなプレゼントもありました
(それはまた後ほど





旧浄法寺町役場。





現在の二戸市役所浄法寺総合支所に到着しました。





子供の頃、よく顔いっぱいに貼り付けて遊んだお花。



この色は珍しい。




二戸市役所浄法寺総合支所の2階が瀬戸内寂聴記念館となっております。



入館無料。年末年始を除いて毎日午前10時~午後5時まで開館しています。
近いのでいつか来よう来ようと思っていて、今回の駅ハイが初入館となりました


館内は撮影禁止なのでお写真はありませんが、
写真パネルが多数展示されており、天台寺の寂聴さん、浄法寺の人たちとのふれあいを垣間見れる内容となっておりました。

奥のスペースには「瀬戸内文学」のコーナーが設けられていて、寂聴さんの主な著書がたくさん展示されていました。





ということで寂聴記念館を出まして、中心街を歩き進みます。

泉専酒店





神明社





弁財天



神明社より下の斜面の岩の壁に祀られています。




下林地区を通って、(あっ、姉帯菓子店を撮るの忘れた

福蔵寺に着きました。








そしてこちらが猫塚の碑です。



南部信直公の葬儀を龍岩寺で行っていたとき棺が突然宙に舞い上がり、どうやっても降りてこなかった棺を飼い猫の力(呪文)で見事棺を地面に下ろした福蔵寺の和尚さんが感謝して築いたと伝えられています。







福蔵寺の前にバスが迎えに来てくれました

バスの中で浄法寺名物『天台寺駄菓子』が配られました。
(先ほどの萬七堂さんより?)

私の好きな「きなこねじり」


(振動でブレてしまいました)


他にも、乾ぱんみたいなみそぱんみたいなもの。






大変美味しくいただきました。





美味しいおやつタイムを楽しみながらバスは天台の湯に到着しました。

こちらで一っ風呂、汗を流します





こっちが女風呂。では



いい湯だな~あははん




湯上りに、浄法寺と言えばの『どぶろくアヤ【辛口】』をご馳走になりました。




二戸市浄法寺町はどぶろく特区なので二戸市ふるさと振興㈱で製造されているどぶろく(にごり酒)です。




辛口で正解!ビリっときて最高に美味しかったです
本当にどうもありがとうございました。





バスは天台の湯を出て、二戸駅に戻ってきました。

やたら後部座席がにぎやかで、気づけば車内は静か
あ~、やっちゃったかも
(酔うと口がぺらぺらぺらぺら、お喋りになるのです



二戸駅でバスを降りる時に、プレゼントがありました。



萬七堂さんから『きゃばもち』をいただきました


翌日の早朝、おウチでいただいてみました




クルミが入ってずっしりしてて、しっかりとした朝食になりました







今回いただいたパンフレット類です。




超~地元ウォーキングでしたがもうウン十年と離れて暮らしてますし、
歩くと色々な所をしっかりと見れるので良いですよね。
よその土地を歩いたような感覚で楽しめました
今回、二戸市浄法寺の魅力が参加者の皆さんにもしっかり届いていればいいなぁ




駅ハイ終了後は一旦おウチに帰り、まったりタイム。
駅ハイ仲間のお姉さんたちが遊びに来てくれました



18時になって駅前の『きんじ』で夕食。
4人全員、“サラダそば”を食べました。
(食べ方優先で、写真を撮るの忘れちゃいましたぁ~



その後19時からは、お楽しみの『ヒメボタル観賞会』に行ってきました。
参加者は10名弱で、大型バスにゆったり座らせていただきました

今年は3回『ヒメボタル観賞会』に行って、この日が一番良かったと思います。
ヒメボタルたち、すごい光ってましたね

折爪岳山頂で食べたえのみの会のお母さんたちのひっつみ汁もとても美味しかったし、
最高の夏の夜を過ごせました

また来年も行こう




最後に、kenさんからいただいた『男梅』です!!


 

日本一の漆の里二戸市浄法寺、漆と猫塚と寺巡り①

2011-07-30 21:18:36 | 旅行・イベント(岩手)
2011年7月17日(日) 晴れ
JR東日本「駅からハイキング」日本一の漆の里二戸市浄法寺、漆と猫塚と寺巡りに参加してきました。
(超~地元です)



二戸で受付後、東北新幹線改札口前で出発式。





駅から天台寺まで、バスで移動しました。


天台寺参道入口です。




ここから本堂までは450m





桂の根元から湧き出る霊水『桂清水』。



天台寺信仰の原点であり、桂泉観音と呼ばれる由縁だそうです。



桂清水横の手水舎でお清めをして、




参道を登って行きます。





天台寺あじさい祭りの期間中(7/9~24)でもあり、あじさいの花がちょうど見頃でした。












赤い前掛けをつけたお地蔵さま。



赤い前掛けは地元婦人部の方々の手作り。

すべて手彫りだそうで同じお顔はないそうです。



アクセサリーも可愛くて、お洒落なお地蔵さまなのです




戦後の不幸な伐採事件により残った切り株。






もうひといきです。
















仁王門(国指定重要文化財)まで来ました。









そこから少し階段を上がり、本堂(観音堂)に到着です。





1656年南部重直公が天台寺を再興、1690年重信公が大修理を行ったときのもので、国の重要文化財に指定されています。(パンフレット掲載)



本堂の中には大きな菩薩形坐像が安置されていました。



境内で冷たい『天台寺茶』をいただきました。



24種類もの材料が使われており、茶の香りがよく体にも良さそうなお茶でした。



天台寺の絵馬です。





本堂の右側裏には桂の大樹。




「観音塚」と言われる霊石が根っこのところにありました。


(写真の右下にわずかに見える石です。)




それから本堂裏の文化財収蔵庫で、国指定・県指定の重要文化財である数体の仏像を拝観。

中でも平安時代中期の制作とされる木造聖観音立像(もくぞうしょうかんのんりゅうぞう)は、天台寺の本尊「桂清水(桂泉)観音」として知られ、
美しい横縞模様のノミ跡をのこした素木の一本造りであり鉈彫り技法の最高傑作として有名だそうです。
(天台寺案内板、パンフレット掲載)




本堂から薬師堂に向う途中にも大樹が。(イチョウ?)










毘沙門堂に向う道には真っ白な白あじさい。









遠くから見てもビックリする超~巨大な、姥杉の焼跡(復元)です。




中に入ってみました。



大人が10人以上入っても余裕の広さでした。




毘沙門堂横の鳥居をくぐり月山神社にも行ってみました。



ここは小学生の頃登ったことがありますが、当時は笹薮に囲まれた細い急な山道だったのでは?と記憶しています。



月山神社。



神社ももっとボロ(というより倒壊)だったんじゃ…?

とても立派になった参道と社殿にちょっと感激しました



裏から見てもとても立派です。



天台寺、天台寺保存会ほか、町内外の多くの有志の特志により平成4年に再建されたと書いてありました。




月山神社から裏の山道を進むと、伝長慶天皇御陵がありました。




こちらもとても立派に整備されています(←前はこんなじゃなかったよ~、感涙)






階段を下りて、境内に戻ってきました。

鐘楼堂






ちょっと境内の回りを散策。





大黒堂





この種のあじさいのピンク色。





八幡堂





白くてとても可憐なあじさいです。





これもすごく綺麗 花びら(がく)が3枚のと4枚のがあります






あじさいに見惚れてたら時間になり、天台寺から下がることになりました。






途中から『馬道』という昔は馬が通ったと言われる道を通ることにしました。





下に、行く時に通ったいつもの参道が見えます。





そして、ここで合流しました。
(前掲の写真で【←馬道】という標識が立っているところ)






あとはまたあじさいやお花の写真を撮りながら参道を下っていきました。















参道入口前のロータリーの、片口の形をした噴水。



池にはおたまじゃくしがい~っぱいいましたよ




そこからちょっと坂を下って歩き、かつら庵に到着しました



こちらでお楽しみのランチタイムです。



食前酒はkenさんからで~す



いつもありがとうございます、どうもご馳走さまでした



昼食は二戸駅で受付の時に注文していた『手打ち天ぷらそば』をいただきました





浄法寺産そば粉を使ってるという手打ち蕎麦。



お蕎麦の香りがしてコシもあり、私的にははなまるなお蕎麦でした

見た目少ないかな?と思ったのですが、ざるが深いのか一皿でお腹いっぱになりました。



天ぷらの盛り合わせ。



天ぷらも大人数が一気に押しかけたわりにはサクサクの揚げたてが出てきて大変美味しかったです




お会計を済ませたところできみちゃんと、「ご自由にどうぞ」と書かれたきゅうりをお味噌をつけていただきました
採れたてのきゅうり、すごく美味しかったです
もっと食べたいと思ったけど、私の食べたきゅうりが最後の1本でした(←なぜかいつも最後にあたる。)


レジの横では新鮮野菜を100円で販売。
これから歩くのにきゅうりは重いので、ミニトマトを買いました






ではお腹もいっぱいになったところで、午後の部につづきます
 

南部町・東日本大震災復興応援りんご植樹と果樹園散策

2011-07-28 23:57:51 | 旅行・イベント(青森)
2011年7月9日(土) 暑いくらいの、晴れっ
JR東日本「駅からハイキング」南部町・東日本大震災復興応援りんご植樹と果樹園散策に参加してきました。



モーリーのラッピング電車で、八戸駅に10:37着。





八戸駅の受付では、南部町のフルーツ娘のお二人がお出迎えしてくださいました






八戸駅からはバスで南部町に移動です。




今回40名の募集定員で予約はいっぱいでしたが、
東日本パスの利用期間ということもあり新幹線の予約が取れなかったようで実際に参加された方は少なかったです。
バスも余裕で座れました。



初めに名川チェリリン村に到着。

横断幕で熱烈大歓迎を受けました。





こちらで、まず歩く前に昼食タイムです。

「チェリウス」と「そばの里けやぐ」と、ご飯を食べれる所が2ヶ所あって、私は「チェリウス」の方に入りました。




「チェリウス」の前にあった地元産フルーツ類の自動販売機。





バスの中で配布されたメニュー表でもチェックしていた、期間限定メニュー『梅うどんセット』をいただきました。





梅を練り込んだうどんに、




梅おにぎり、しそおにぎり、長芋のしそ漬け、




と、しそ豆腐の、さっぱりとしたセットです。




Mさんはそれとラーメンも注文していました



あ~ぁ 写ってませんが、こちらのラーメンはすりゴマ(自分ですりすり)と紅ショウガが薬味で付き、ただのラーメンではありませんでした 博多風?



食事の後、そばの里「けやぐ」にも行ってみました。




向って右側がお食事処。




左側が産直になっていました。



この時期、さくらんぼがすごいです


チェリリン村のシンボル、龍神タワー(高さ33m)。





集合時間になり、出発前に南部町の町長さんよりご挨拶をいただきました。





そして再びバスで植樹会場に移動です。

これが今回植樹したりんごの苗木たち。




まずは先生が苗木の植え方のお手本を見せてくださいました。

最初に、植え穴を掘ります。(深さ50cmぐらい?)




苗木を植えたときに接ぎ木の部分が地表面より15cm程度上になるように、土と肥料を植え穴に埋め戻します。




そして苗木を置いて、土を全て埋め戻します。




で、私が植えたりんごの苗木がこちらです。



大きく育てよ~



畑ではりんごジュースもいただきました。




紅玉100%(希少だそうです)のさっぱりとした甘さのりんごジュースで、暑い日でしたので喉が潤されてとても有り難かったです。




畑には梨の実もなってましたよ。





今回参加者全員で植樹したりんごたちです。







植樹会場から再びバスで、チェリリン村のながわ農業観光案内所まで戻りました。





ここより本当のウォーキングが始まるので、一旦トイレ&水分補給休憩です。





Mさんがこの前の週に歩いた碇ヶ関で見つけたという(幸せの)黄色いてるてる坊主。(可愛い





ここはその昔、百姓一揆の場となった所のようです。






ということで、ウォーキングスタートです














途中、サクランボ園でさくらんぼをいただきました




ここでサクランボ狩りかと思ったら、再び歩き始めて…

到着しました、サクランボ狩り会場



(何ていう名のサクランボ園か写真を撮ってくるの忘れました


すごい、さくらんぼがいっぱい木に実ってます





その場で食べるのは“赤い部分だけ摘んで”ということで、私が食べたさくらんぼの枝(笑)




とても甘いさくらんぼが生ってる木に出会ったので、ずっとその木の横に立ちそこのさくらんぼだけ食べてきました


でも結構早く満腹になるもので、あとはお土産を少し購入。



お土産用はへたを付けて採ります。



もうお腹いっぱいで食べれな~い状態で、再びウォーキングスタートです

あとはず~っと坂を下って、馬淵川に架かる橋を渡り、







青い森鉄道の名久井通橋をくぐり、




国道4号線に出ました。





国道からすぐ横に入って諏訪ノ平駅に向って歩いていくと、

赤沼備中と下斗米昌家が斬り合いの途中、共に休んだという「腰掛石」




「諏訪神社」








そしてゴールの諏訪ノ平駅に到着しました。




諏訪ノ平駅も青い森鉄道で通ったことはあるけど降りたことがない駅です。




いつも電車の窓から見ていた看板です。







諏訪ノ平駅からは迎えにきてくれたバスに乗り、





名川チェリーセンターに寄りました。





こちらでもさくらんぼがいっぱいで~す





名川チェリーセンターでは、ご当地ソフトの『さくらんぼソフトクリーム』を食べました



ほんのりピンク色で、さくらんぼが乗ってます



街灯もさくらんぼの形







この日はジャックドまつりで花火大会があるということで、混雑を避けるため五戸方面から八戸駅に戻りました。



今回いただいたパンフレット類です。





八戸駅でバスを降りる時にりんごをいただきました。



2個なのはkenさんが1個くれたから



名川チェリーセンターで買ったじゅうねみその串もち。(←もうお決まりです)








畑に入るので汚れても大丈夫な靴でご参加くださいということで、家から長靴を持っていったんですが使いませんでしたね~


町長さんのお言葉にもありましたが、南部町は一年を通じて何かしらの果物があり美味しいフルーツを堪能したりフルーツ体験ができる町とのことでした。

南部藩発祥の地でもあることから歴史深いところも多く、パンフレットを見てたら神社仏閣などにも興味がわいてきたので、いつか友~ったり遊~っくり農~んびり見て歩きたいですね。
 


鐘の鳴る丘~奥州市江刺区~

2011-07-23 20:34:56 | マンホール
奥州市江刺区のマンホールの蓋です。


「夢乃橋」から「えさし藤原の郷」方面に下る道にあったマンホールの蓋 『えさし おすい』






「えさし藤原の郷」から「炎橋」方面に歩いた時に見かけたマンホールの蓋 『えさし しゅうはい』




上と下のマンホール、桜と稲穂で微妙に絵柄が違います。




鐘の鳴る丘の多聞寺跡敷地の角にあった小さいマンホールの蓋『えさし おすい』





江刺区のマンホールは、鐘の鳴る丘・明治記念館がモチーフの絵柄でした。
 

平泉文化初代藤原氏礎の地と蔵町「江刺」を訪ね歩く③

2011-07-22 22:07:38 | 旅行・イベント(岩手)
②からのつづき。



菊田一夫記念館に到着しました。





赤煉瓦造りの2棟の蔵は、向って右側(奥)が「菊田一夫記念館(東蔵)」。




左側(手前)が「おまつり伝承館(西蔵)」となっていました。





この時間帯、気温が高くなっていてとても汗をかきました。
次に行く蔵町モールでかき氷があったら食べようという思いがMAXに達していました




「蔵まち市」が開催されている蔵町モールは、菊田一夫記念館から歩いてすぐの所でした。





柏木本店さんです。





こちらの酒蔵ギャラリーでは、昔の看板や酒徳利など懐かしい品々が展示されていました。








そしてなんと、酒造会社の協力を得て復活させたという江刺の地酒「富久柏(ふくかしわ)」を試飲させていただきました。



(ピンぼけでごめんなさい

江刺は米どころですから米の旨さがお酒にもよく出るかもしれませんね



ふれあい横丁。






菓子処菊正堂さんの角のところで、かき氷の売店を発見




さっそくお買い求めしました

私はイチゴ。タンさんがレモン。




yamayamaさんがカシスオレンジ。





ぃやっほ~い生き返りましたね





蔵まち市、蔵町モールを散策するでもなく角の椅子に腰掛けてまったりしていたら、

「ビンゴ大会が始まるから参加して

と言う地元の方のお誘いがあり、私たちもビンゴ大会に参加してきました。




今回、私のビンゴカードは調子よく揃っていって、

黒壁ガラス館のグラスをいただきました












集合時間になり、蔵町モールを通って最後の目的地に向います。





街路灯のステンドグラスが綺麗だなと思いました。





レトロな郵便ポスト。







最後のゴール地点、江刺観光物産センター



江刺の物産工芸品・お土産が展示販売されていました。

「岩谷堂箪笥」も展示されていて伝統的工芸品を間近で見ることができましたよ。



私はこちらで、江刺のストレート100%アップルジュース『りんごの滴』を購入しました。



おウチに帰ってから冷凍庫で凍らせて、シャーベットにして食べたらすごく美味しかったです




ここから水沢江刺駅までは再びバスが迎えにきてくれて移動。

水沢江刺駅前で解散となりました




今回いただいたパンフレット類です。




行く前は「江刺って何があるんだろう?」って感じでしたが、
実際に歩いてみてクラシカルに統一された素敵な街並みだと思いました。
今回行けなかった蔵まちのギャラリーや美味しいお店などにもいつかまたゆっくりと行ってみたいですね




帰りは、水沢江刺駅から盛岡まで東北新幹線を利用しました。




水沢江刺駅17:23発のやまびこ265号です。





盛岡から二戸まではIGRいわて銀河鉄道で。



「フェザン買物きっぷ」は往復で2日間有効なので、次の日も使えて便利です

フェザンでお買い物をして、二戸駅には20:10に着きました。
 

平泉文化初代藤原氏礎の地と蔵町「江刺」を訪ね歩く②

2011-07-22 20:08:40 | 旅行・イベント(岩手)
①からのつづき。



ふぅ、お腹いっぱい

ちょいとお昼ご飯を食べ過ぎましたね、午後から歩くのがつらかったです(笑)


えさし藤原の郷を出まして、人首川(ひとかべがわ)に架かる橋を渡りました。





この橋の名はNHK大河ドラマ「炎立つ」にちなんで、『炎橋(ほむらばし)』と言うそうです。





途中「利家とまつ」の撮影にも使われた『ふくろうの木』の横を通り過ぎ、

『うらまち橋』は震災により通行できなくなっており

まっすぐ行った突き当りの稲荷大明神のところで左折。





人首川沿いに歩道を一列になって歩きました。





対岸に見えた小屋。基礎を支えている土台の木材が素晴らしいと思い写真を撮りました





あっ、可愛らしいとんがり帽子の水門





こちらの施設は「重染寺頭首工」と言って、



北上川の水を館山下に隧道を通して人首川へ放流し、この頭首工から奥州市江刺区岩谷堂・田原・水沢区羽田町及び岩谷堂市街地にかんがいしているそうです。
(江刺猿ヶ石土地改良区HPより)



重染寺橋を渡ります。





橋の上から見た「重染寺頭首工」。



午前中、あそこに見える夢乃橋の上からこちらを眺めていたんですね。


この橋の欄干の絵柄は、レンゲツツジでしょうか?





「ちょうぜんじはし」からは、整備された遊歩道を歩きます。





人首川と書いて「ひとかべ川」。(知らないと案外読めないものです




遊歩道の辺りはベンチがあったりしてのんびりとお散歩できそうな素敵なところでしたよ



綺麗な花壇のところから左の方に坂を上って行くと…、





明治記念館(愛称:鐘の鳴る丘)に到着しました





劇作家菊田一夫のラジオドラマ「鐘の鳴る丘」のモチーフとなった建物ということで、
主題歌『とんがり帽子』の歌碑が建てられていました。



ちなみに私は一部聞いたことがありますが全部は分かりません。
この時もhinachanさんに歌ってもらい教わりましたが、やはり後半部分があやふやです



この建物は明治7年に建てられた旧岩谷堂共立病院で、県の有形文化財に指定されているそうです。




建物の中も見学させていただいて、
1階部分には共立病院関係、江刺県関係、教科書(江戸期~昭和期)、「鐘の鳴る丘」関係の古い貴重な資料が展示されていました。


中央部の四本柱は4階まで通じていて、大地震の時もさほど大きな被害はなかったとのことでした。


2階、3階、4階と、上まで急勾配の階段で上がれます。

こちら、4階部分のお部屋です。




明治の建物らしく窓のガラスはゆるくゆがんでいて良い雰囲気を出していました



その窓から見えた景色です。














では下ります。(急勾配の階段を上から見下ろした図)



上がる時は良いのですが、降りる時が大変でしたね




明治記念館の隣に多聞寺跡という場所がありました。







源義経北行伝説の一つにこの多聞寺のことも伝えられているそうです。







明治記念館を出まして次に向いました。




「大橋」の欄干の絵柄は、明治記念館と桜。とても素敵です





大橋から見た明治記念館。



とても良い景色です。どこか異国に来たような雰囲気すら感じますね。






大橋を渡ると、向こうの方にとても賑わってる様子の通りが見えました。




が、我々は右側の道に入って進みます。






そして着いたのは、及政旅館



戦時中に菊田一夫が疎開して過ごした旅館だそうです。


ちょっと長めの階段の道を進んでいくと、




一角には立派な蔵がありました。





旅館の中に入るとそこは、昔にタイムスリップしたような空間。




大広間では、お菓子とお抹茶のおもてなしがありました。



(あっ 次は『私が喜ぶところ』ですよと言うのはこれだったのですね



お2階にも上がってみました。







とても静かで、のんびりと心ゆくまで寛げそうなお部屋でした。






旅館は高台にあるので、眺めも素晴らしかったです。







東北新幹線が水沢江刺駅に入っていくのが見えました。





1階の大広間に戻り、お抹茶がとても美味しかったのでおかわりをいただきました










もっとまったりのんびり(お昼寝)していたい気分でしたが及政旅館を出まして、
今度はそこからちょっと大きめの道路を直進しました。




③につづく…


平泉文化初代藤原氏礎の地と蔵町「江刺」を訪ね歩く①

2011-07-21 02:33:42 | 旅行・イベント(岩手)
2011年7月3日(日) 曇りのち晴れ
JR東日本「駅からハイキング」平泉文化初代藤原氏礎の地と蔵町「江刺」を訪ね歩くに参加してきました。



千厩の翌日は、江刺の街を歩きました。

今回、駅ハイに参加したおかげで水沢江刺駅に初めて行くことができました




駅前には、

『後藤新平と少年』像。




アイオン台風とカスリン台風の洪水位を示す標示板。




南部鉄器の灰皿。




巨大南部鉄瓶。






受付時間が終了し、出発式では『川西天間太鼓』が披露されました。







後半から激しい動きになり、とても勇壮な太鼓の演奏でした。






水沢江刺駅からはバスで移動。





館山史跡公園に到着しました。




こちらは岩谷堂城本丸跡とのことです。





まだ開花前でしたがあじさいに囲まれた道を行くと、




ニ清院がありました。



奥州藤原氏初代清衡とその父経清を顕彰するために建てられた御堂で、
内部には親子の木造彫刻が安置されていました。



八幡神社















ニ清院から「夢乃橋」に向って歩きます。







「夢乃橋」からの絶景。

えさし藤原の郷が見えます。




反対側からは江刺の街が一望できました。



可愛いとんがり帽子の水門のようなものが見えます




「夢乃橋」から道を下って行くと、えさし藤原の郷に着きました

清衡館







馬舎




経清館





義経持仏堂





義経持仏堂から下る道より朱塗りの建物群が見えました。





えさし藤原の郷案内図





政庁南門





大路






伽羅御所に入りました。







牛車を格納する車宿(くるまやどり)




建物の中も見学しました。




御所は渡殿で結ばれ、遣水も流れていました。




料理所では、平安貴族の食事が再現。



品数も多く鮑などもあり、思っていた以上に豪華な食事でした。



伽羅御所の庭園。




池に近づくと鯉たちが勇んで泳いで向ってきました(笑)






伽羅御所を出て、町並みです。



こちらも町人たちのロケ地に使われたそうです。



えさし藤原の郷オリジナルキャラクターの顔出しパネル。



「えーくん」と「さっちゃん」です。(お顔が抜けてますが)




政庁正殿




なんとも朱の色が鮮やかです。






朱塗や太い丸柱は格式の高さを示すものだったそうです。





義経屋敷も見学しました。




望楼櫓




延命千年杉












政庁北門です。






見上げると先ほど歩いてきた『夢乃橋』が上に見えました。





イベント広場の入場門横には綺麗な牛車が




雅ですね~






ということで正面入場口に出ました。




そしたら入場券売場の横でご対面~



「龍馬伝」のロケ地でも使われていたからなんですね




昼食はお休み処2階で、えさし藤原の郷「特製ロケ弁当」をいただきました




お味噌汁も付きました。




すごいボリューム満点のお弁当でした。







デザートは3品。







午後からは、遊歩道(一部車ルート)を通って明治記念館へと向いました。




②につづく…

本格派フレンチ『レストランあさひや』

2011-07-20 22:55:53 | グルメ
駅ハイ終了後の千厩アフターは、kenさんの案内で、

まず室根山登山をしました

といっても室根山(895.4m)は、ほぼ山頂まで車で行けます


天文台前の駐車場に車を止めて、登山をすること10分ぐらいかな?

頂上の土を踏みました



こちらの画像はhinachanさんからお借りしました
(ブロガーとしてあるまじきこと、デジカメを忘れてきてしまったんです



頂上から下ってきて、ハンググライダーが盛んな室根山ということで発進基地にも立ってみました。

眺めがとても素晴らしかったです。

が、ここから飛び立つ勇気を私にはとても出せないと思いました




車で麓まで下り、次に来たのは畑ノ沢鉱泉温泉『たまご湯』です。



こちらの画像もhinachanさんからお借りしました
(カメラを忘れたことがホント残念でなりません


震災前はお湯がゆで卵のような香りがしていて、入浴後はゆで卵のようにツルツルすべすべなお肌になることから『たまご湯』と名付けられたそうです。

実際に『たまご湯』さんはお湯加減も泉質も良く、お肌すべすべになってとてもリフレッシュできました

(女風呂はタンさんと私だけで、貸切状態でした






温泉に入ってさっぱりと疲れを取った後は、
kenさんが予約してくださった『レストランあさひや』さんでご苦労さん会&懇親会です







kenさんご夫妻とむらごんさん、タンさん、hinachanさん、私の計6人での会食となりました。


まずは、ビールで乾杯です。

駅からハイキング千厩、お疲れさまでしたぁ(^^)/\(^^)






最初に出されたのは、前菜。




とても豪華で美味しそうなお料理に目が飛び出しそうになりました

それぞれのお料理がひとつひとつ細部までこだわっていて、彩りもとても綺麗


お肉系、生ハムとローストビーフかな。





お魚系はお刺身に特製ソースをかけて。マンゴーも添えてありました。



大好きなサーモン、チョー美味しかったです



帆立のマリネ。酸味が絶妙でした





こちらは鯖を揚げたものとシェフ言っておられました。



お野菜がさっぱりして口当たりが良かったです。



スープのゼリー寄せ。

こちらは二層になっていて、下の段は茶碗蒸しのムースっぽい感じでしたね。



大好きな海老ちゃんも入ってるし、爽やかな夏らしい味でした。




ワインもいただいちゃいました

2007年の白ワイン「シャブリ」。




私は海外のワインについてあまり詳しくありませんが、
このシャブリは飲みやすくお料理ともよく合って、とても美味しかったです。






スープは冷たいスープ、ビシソワーズ。




カップが氷の上にのせてあって、見た感じも涼しくて素敵です



緑色の部分はブロッコリーを裏ごししたものだそうです。




クリーミーな舌触りと深く濃厚なコクがとても美味しいスープでした。


スプーンですくうと、下の方には枝豆も






メインは、お肉とお魚から選べました。

お肉料理はこちら。





お魚料理はこちらです。



メインの白身魚はスズキでした。



私はお魚の方をチョイス。こんなに大きな海老も




ソースがすごく美味しくて、パンに付けながら皿を舐めたように完食しました(笑)



そして、デザートです。




マンゴスチン。初めて食べました






食後にコーヒーをいただいて、
その後、和風庭園を見に中庭に出てみました。






レストラン『あさひや』さんのオーナーシェフ、原田料理長さんです。



二戸から来たという話をしたら、佐助豚の話題になり、
レストラン『あさひや』さんでは今のように注目を浴びる前から佐助豚をメニューに取り入れてましたということでした。
久慈ファームさんについてもお詳しく、二戸の食材をこよなく大切にされているお気持ちが伝わってきました。
原田シェフの技により佐助豚が更に美味しいお料理となって、
二戸から離れた所でも愛され食されているというのは、素直に嬉しいですよね。




レストラン『あさひや』さんのとっても素晴らしい本格フレンチのフルコース。
多分私が今まで食べたフルコースの中で一番美味しかったのではと思います

この日は普段着のTシャツという装いでお食事しまして
でもそういった気取らずに本格フレンチを頂けるお店の雰囲気がとても居心地良かったです。

千厩に行った際は是非また食べに行きたいですね。

私は次は『オムハヤシライス』だな



ということで写真をパチリ


おっ 洋風幕の内弁当もよさげだね。





最高に美味しいお料理とワイン、どうもご馳走様でした。




レストランあさひや 岩手県一関市千厩町千厩字宮敷43-8



奇岩「夫婦石」とせんまや歴史散策③

2011-07-14 23:28:03 | 旅行・イベント(岩手)
②からのつづき。



「せんまや街角資料館」から中心街の方に向って行くと、大きな蔵が見えてきました。




蔵の壁が黒ずんでいるのは、戦時中に白壁が目立たないように黒く塗った跡だそうです。




ブルーシートが張ってあるのは、この間の震災で壁が落ちた所ということでした。

そう、県南ではこうした震災の爪痕(道路の陥没等)をいたる所で目にしまして、
県北にはないことだったので県南地区の地震の規模の大きさを今回痛感しました。



そして、「立派な蔵だなぁ。」と見ながら歩いていた所が、

⑦酒のくら交流施設・銘醸玉の春工場でした(ドーン!!)







正門には造り酒屋らしく杉玉が吊るされていました。




入ってすぐの西洋館です。







「酒のくら交流施設」は、旧横屋酒造の造り蔵・旧佐藤家住宅の母屋など25棟が国登録有形文化財ということです。





西洋館で歓迎のご挨拶を頂戴いたしまして、




その後、2つの班に別れて母屋と酒蔵を見学。


私は母屋からのコースで回りました。

まず母屋の玄関は、ケヤキの一枚モノの板戸と聞いてオドロキ




それから玄関の踏み石も一枚の岩で出来ているということで、スケールの大きさを感じました。


玄関の中に入ると、お花の模様が目を引きました。




これ、敷き物ではなく、タイル張りなんです


ケヤキの玄関天井です。





母屋の1階奥の間。




欄間の竹の模様の透かし彫りが、部屋の灯りを消すと壁に影絵になって見えるのだそうです。



素敵ですよね~


ふすま紙は織物ということで、高級感が漂います。





廊下からは素敵なお庭の景色が見えて




ガラス戸の波打つ感じのでこぼこ感が、時代を感じることが出来てたまらなく好きです。



(頑張りましたが上手く伝わるように撮れてませんね



お風呂場とお便所も見させていただきました。



浴槽にお湯をためるには、桶か何かで運んだのでしょうかね?
(まっどうでもいいことですが 笑)



お2階にも上がらせていただきました。




大広間の柱はすべて面取りされてるそうです




2階の廊下。明かり取りからさす光が幻想的で情緒たっぷり。




2階から見た先ほどのお庭です。





そしてボランティアガイドの皆さんによる「玉の春小唄」の踊りを披露してくださいました。










急な階段をやっとこせで降りて(笑)、母屋を後にしました。






ここで別の班と入れ替えする間、西洋館で「玉の春」のお酒を試飲して待つことになりました。




レトロなガラスの器でいただきました。




まず最初にいただいたのが、大吟醸。




次に、「はぎのかおり」というお酒でした。






ふと周りを見たら誰もいなくなっていて

タンさんと私は置いていかれました~


急いで酒蔵の方に回り、




近くにいた人から酒蔵見学の人たちはどっちに行ったか聞いて、無事に合流できました


蔵に入ってまず、仕込み水を飲ませていただきました。

あ~、まろやかでクセがなく、すいすい体に浸透する感じで美味しかったですね。



酒蔵ではタンクの高さの足場に上がって、




タンクを覗き込みました




上がったは良いが降りるのが大変な梯子を降りて(汗)、

仕込みタンクの間を通って次に進みます。





石壁の横の通路を行くと、




そこは麹室でした。





そしてこれが日本酒を絞る圧搾機。




このタンクに原酒が出てきます。





これでひと通りの酒蔵見学は終了です。


敷地内の建物を見ると歴史ある建物ひとつひとつが何とも素敵な景観になっています。




ここにも杉玉がありました。





東蔵の説明。




そうそう、こちらではコンサートやライブにも使用されるそうですね。

実は今、来年開催予定のDEENの47都道府県アンプラグド・ライブ・ツアーを行う会場を募集中なので、私も良い所がないか探しているところなんです。
教会、神社、お寺、結婚式場、レストラン、ホール、美術館などなど。
ただ各県の県庁所在地、もしくはそれに準ずる都市ってことなので、
岩手県だとやっぱ盛岡ですよね~。
どこか良い場所を知ってたら教えてください
私は二戸市シビックセンターのホールもいいと思ったんですけどね(苦笑)




っと、話がそれましたが、

再び母屋の方に戻ってきました。



ブルーシートが痛々しいです。



ここで、千厩のしばた菓子店さんの地酒ケーキ「玉の春」を頂きました。




おウチに帰ってから開けてみました。

さすが 金箔がのってま~す




酒ケーキなのでしっとり柔らかくて、とても美味しかったです






「玉の春工場」のお酒、ホント美味しかったですね。



(あれ?さっきとグラスが違う

最後に今度は「平泉」原酒と「蔵」原酒をいただいて、
あ~やっぱ原酒は、おいすぃ~


と、とても良い気分で酒のくら交流施設を後にしました。







あとは商店街を通ってゴールの千厩駅に向います。


素敵なラベンダーのプランター植えがあったのでパチリ




ずんだ餅の熊谷屋さん。




古着道場。




こちらも古い建物だそうです。




せとものの伊惣さん。





お昼に通った千厩川沿いの道。





そして駅にゴールしました。



今回はお泊りなので、参加者の皆さんをお見送りです。




Mさん、皆さん、お疲れさまでした







今回の駅ハイで初めて千厩に行きまして、本当に良い街だったという印象です。

ノスタルジックな雰囲気が好きな私などは古い街並みの佇まいが素晴らしく、とても楽しかったです
(勢登屋旅館さんの写真を撮り忘れたのがちょっと残念)

「夫婦石・子宝地蔵」「愛宕神社・夜泣き地蔵」と、夫婦円満と子孫繁栄の意識が高い土地柄だと感じました。

愛宕花相撲に関しては他では見ることのない貴重な伝統芸能なので、
子供たちの代までずっと受け継いでいってほしいという思いを強く持ちました。

やはり同じ岩手でも知らないことがまだまだたくさんあるなぁと感じた今回の駅ハイでした。

お世話になった皆さん、本当にありがとうございました





ということで、千厩はこれで終了ではありません。

夜はこれから、だよ~ん
 

奇岩「夫婦石」とせんまや歴史散策②

2011-07-11 23:57:29 | 旅行・イベント(岩手)
①からのつづき。


④大光寺・薬師如来立像は、日野屋別邸から坂を下って少し行ったところにありました。




参道入口のお地蔵さま。




本堂の格子の形がお寺っぽくて感激




境内の一角にお庭がありました。




鐘楼堂





本堂の境内左奥にある薬師堂には、平安後期の作とされる木造薬師如来立像が安置されていました。



県指定の有形文化財だそうです。

地震の時は木造薬師如来立像が前方に倒れず、難を逃れたとのことでした。





大光寺を出て、散策を続けます。

これは…、?(何だったか忘れました 笑)





白石家の御門。




どこからか移設された由緒ある御門で、個人所有の門とのことでした。

歴史を感じさせるとても立派な御門です。










再び駅から続く大きい通りに出ました。


「村権商店」さん。





お昼に食べた『あんかけかつ丼』の「小角食堂」(こっかどしょくどう)さんです。




またいつか食べに来たいですね。






まちの駅新町JaJa馬プラザ。




この辺の通りを「じゃじゃ馬通り」と呼ぶようです。




街路灯にも馬のモチーフがデザインされていました。




支柱にも馬と蹄鉄が。




“千”というのには「いっぱい」「たくさん」という意味があり、
その昔この地にはたくさんの馬屋(厩)があったことから『千厩』という地名になったと言われているそうです。

岩手銀行千厩支店も蹄鉄をイメージしたデザインになっているそうですよ。




と、てくてく歩いているとhinachanさんとMさんが面白いお菓子を見せてくれました。

千厩銘菓、丸徳菓子店の「葉たばこパイ」。




葉たばこの形をしたユニークなお菓子です。

中にクリームが挟まっているらしい。

どこで売ってたんでしょう?(気づきませんでした 笑)


こちらだったようです

岩手県一関市千厩町千厩字町187 丸徳菓子店





さてさてそして、⑤花相撲の愛宕神社・夜泣き地蔵に着きました。





この日の為に特別に、愛宕花相撲保存会の皆さんに愛宕花相撲の土俵入りを披露していただきました。




会長様のご挨拶に続き、




餅まきも行われました。




あれよあれよとすごい降ってきて、こんなにたくさんのお餅を拾えました。





餅まきに続きまして、愛宕花相撲の土俵入りです。














大関さん。





そして行司と共に横綱の入場です。




さすが横綱さんです。迫力がありました。





最後に弓取りも行われて、本格的です。





ラストは、相撲甚句。



お相撲さんの動きの感じが踊りによく表れてて、

とても華やかであり厳かで大変素晴らしい伝統芸能を観させていただきました。



花相撲保存会の皆さんには冷たいお茶やがんづき、漬物等の差し入れも頂戴して、本当にありがとうございました。

お抹茶も大変美味しかったです。





こちらが、愛宕神社。





「夜泣き地蔵」は、愛宕神社からちょっと行った隣にありました。



(あらやだ、お顔が写ってませんでした


こちらにお供えのお団子を是非ひとつ食べてくださいということでした…




が、私はお腹いっぱいで食べて来なかったので、当然御利益はありません。
(何の御利益だったか忘れましたけど…



花相撲保存会の皆さんの温かいおもてなしに感謝して、次に向いました。





県南広域振興局千厩行政センターの前を通り、

⑥せんまや街角資料館に到着しました。




こちらの建物は国登録有形文化財で、旧専売局千厩葉煙草専売所として使われていたそうです。




外装は、下見板張りで縦長の窓、正面南入口の波形軒板付破風が特徴とのこと。




これですね、『波形軒板付破風』。




平成17年より「せんまや街角資料館」になったそうで、

館内には葉たばこ関係の資料など昔の旧専売局時代を知ることができる展示品や、
私が生まれる前ぐらいの昭和の貴重な資料が展示されていました。

千厩の昔を知る人にはとても懐かしい写真などもあったようで、思い出深く見てましたね。




ということで次は、最後の目的地「千厩酒のくら交流施設」に向いま~す


③につづく…
 

奇岩「夫婦石」とせんまや歴史散策①

2011-07-08 23:06:00 | 旅行・イベント(岩手)
2011年7月2日(土) 晴れ
JR東日本「駅からハイキング」奇岩「夫婦石」とせんまや歴史散策に参加してきました。



今回の起点駅は、岩手県・大船渡線千厩駅。

同じ岩手県でも県北からだとなかなか行く機会がありませんでしたが、
今回地元の駅ハイの常連さんにお誘いいただいて千厩までお出かけてきました


IGR快速 二戸(6:56)⇒滝沢(7:43)

JR東北本線普通 滝沢(7:50)⇒一ノ関(9:40)

JR大船渡線
快速スーパードラゴン 一ノ関(9:43)⇒千厩(10:35)

という経路で行きまして、
二戸駅で朝食を買うつもりがまだお店が開いてなくて

滝沢、一ノ関と乗り換えの駅ではホームから出ることがなく

結局何も食べないまま快速スーパードラゴンに乗り込むこととなりました


快速スーパードラゴンで、タンさん、hinachanさん、Mさんと再会

Mさんの隣に座らせていただきました


実は朝ごはんを食べてないんですというお話をしたら、

タンさんが美味しいキャラメルをわけてくださいました

森永あずきキャラメル



「滋養豊富」「風味絶佳」とあるように、一粒食べたらグ~ンと元気になりましたよ



そんなこんなでスーパードラゴンの中でお喋りしてたら、千厩駅に到着です





初めて来ました、一関市千厩町(平成の大合併で一関市になりました。)




駅で熱烈大歓迎を受けましたよ





受付、出発式の後、千厩駅からスタートです





駅前の通りを進み、こちら文栄堂さんにちょっと寄り道




「茶まん」というお饅頭が美味しいということで、ご馳走になりました




ご覧ください 茶まん




私、こういう薄皮まんじゅうみたいなお饅頭が大好きなんですぅ




甘過ぎない餡子がたっぷり入っていてとても美味しかったです

Mさんから羊羹もわけていただいて、こちらも小豆の甘味が美味しかったですね




①夫婦石・子宝地蔵に着きました



パンフレットで見た時は、奇岩「夫婦石」って1個の大きな岩かと思いきや

男性と女性を象徴する形をした岩が自然にある対の岩だったのです


反対側からです。



ねっ、でしょう


正に「東洋一の奇岩」ですよね




誰かが削ったでもなく、太古の昔から自然にある御影石なのだそうです。





夫婦石横の階段を上り、さらにまたその上の階段も上がって見えた景色です。




ちょっと私はお写真撮りませんでしたが、
左側の御堂には大変ご立派なご本尊さまが数種類建ってましたよ



夫婦石を挟んで奥の方に斜めに入った道は、「おいとこアジサイ園」としてあじさいロードになっていました








②金山一揆集結の地・松沢神社に着きました










この地方はずっと古くから金の産地として有名。

奥州藤原氏の平泉黄金文化があれほどの栄華を極めたのは、この辺一帯の金山から産出される豊富な金に支えられたから。

と、ちょうど少し前にテレビのスペシャル番組で見たところでした


その金山をめぐり秀吉の時代にこんな悲劇が起きていたのですね。



今も昔も税金(年貢)で苦しめられるのは庶民なのですね…




伊作酒店の所から千厩川沿いに道を入って行きます。




千厩は岩盤の上にあるとされるだけあって、さすが見事に岩を割って木々が伸びていました。




千厩川の静かな流れ。




暑い日だったので、とても涼やかでした




③日野屋庭園に到着です




こちらで昼食となります。


と、その前に裏に回り、立派な庭園を見学させていただきました。




素晴らしくお手入れされてて、蓮の花もちょうど季節感があって良かったですね

確か別荘ということでしたよね、いいなぁ~



さぁ、そしてお待ちかねのお昼ご飯です (お腹ペコペコっす 笑)

今回、千厩の郷土料理「果報だんご汁」のお振舞いがありました。




団子の中に小枝が入ってると当たりで、その小枝を神棚にあげて寝ると翌朝お金に変わってるという言い伝えがあるそうです。

今回は当たりが出たらプレゼントをいただけるということで、私も期待して団子を食べましたが…




お椀の中の団子3個中、当たりはありませんでした



そしたらお隣のタンさんに大当たり~



縁起の良い小枝とプレゼント、写真を撮らせていただきました





そして昼食は、お誘いいただいた地元の常連さんより「小角食堂」(こっかどしょくどう)さんから出前を取っていただきました


私がいただいたのは、名物の『あんかけかつ丼』。




ご飯の上にキャベツ、そしてカツ。その上にソース味のするあんかけがとろ~り




キャッキャッ 美味しそうでしょ
美味しかったで~す



他に、『ひれかつ丼』。





期間限定の『すっぽこうどん』。←今回特別に作っていただいたそうです。





これは、味噌ラーメン?




食べた人談によると味噌味ベースのタンメンのようだということで、どんな味なんでしょう。
なんだか面白そうです



それからなんと

玉の春の大吟醸『秘春(ひしゅん)』までいただいちゃいましたぁ




この時は何も知らずにゴクゴク飲んで
あとで玉の春工場に行ってビックリするのでありました


は~、美味しい丼ものと果報だんご汁。そして美味しいお酒と。

本当にご馳走さまでした



お腹もいっぱいになり、次の目的地に出発で~す

②につづく…