「株価下落の原因」
円高が起きている原因」4
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本日は、参院選で静岡県候補者として活躍した中野雄太氏から「株価下落の原因」と題し、4回目のメッセージをお届け致します。
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【中野雄太氏寄稿】
少し持ち直したものの、春頃には11,000円台だった日経平均株価は低落傾向から抜け出ることができず、8月下旬には9,000円台を割る展開となりました。
株価下落の最大の原因は、政府と日銀の「無策」にあります。
円高が進行したことで、輸出関連企業の株価が売り出されたことだけが原因ではありません。
円高は輸入企業にとっては有利となることを忘れてはいけません。
ただ、日本経済の特徴として、実際に輸出関連企業が多いために、円高になると一時的に株価が低迷することはあり得ます。
しかしながら、株価は、利子率と期待値に依存していることを考慮すれば、投資家は政府と日銀のあまりにも稚拙で緩慢な経済対策に失望して「円売り」をしているというのが正しい認識です。
東京株式市場における海外投資家の比率は6%(三橋貴明氏の著書参照)なので、今回の株価低迷は国内の投資家による「売り」であることは間違いありません。
現在は、ゼロ金利に近いので、株価を決定するのは配当に対する期待値だけです。
ただ、残念ながら民主党政権は消費税の増税と緊縮財政を主張し、日銀は金融緩和に対しては極めて緩慢な対応しかしていません。
これではデフレを脱却することができず、増税による景気悪化は不可避です。
そうなれば株主に対して配当を出すこともできなくなります。その結果、株価は一層低迷します。
銀行や生保は多数の株を持っているので、株価下落は銀行の資本を傷つけ、ただでさえ慎重過ぎる銀行が不良債権をつくることを恐れて一層、貸し渋りして、経済に悪影響を与えます。
こうしたスパイラル的な悪循環が日経平均株価を下げているのです。
(つづく)
中野 雄太氏 HP: http://nakano-yuta.hr-party.jp/
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