偏桃体のなすがまま

どうしてこんなにも翔さんに惹かれるのでしょう。
その理由が知りたくて今日もあれこれ思うのです。

NO MAN’S LAND

2007-06-24 | 鑑賞・観覧
坂本くんの舞台、本日千穐楽ですね。
どうか全力を出し切って舞台を終えられますように。

私が観に行ったのは6月10日グローブ座でした。
前夜から嵐夏コンの確認電話をかけたり、
友達とやりとりしたりでほとんど寝ておらず、
そのまま観に行って、その後、
チケ探しの旅に出たり、なんやかんやで、
全然感想を書けませんでした。
でも、とても心に響いたお芝居でした。

舞台はボスニア・ヘルツェゴビナ紛争のお話です。
坂本くんのストレートプレイは久しぶり観たけど、
良い意味で主役っぽくなかった。
ボスニア兵役の坂本くんと市川シンペーさん、
セルビア兵役の内田滋さん、国連軍の浅野温子さん、
浅野さんの国連軍上官役で篠井英介さんが声のご出演。
4人しか登場人物のいないお芝居で、
坂本くんは主役と言うよりは1人の登場人物として、
お芝居の中にはまっていました。

終始、音がとてもリアルでした。
B列だったので、スモークも凄くて、
最初の坂本くんと市川さんの登場シーンは
あんまり見えてなかったの。

戦争の話なのですが、緊張と緩和の連続で、
緩和の部分には笑いもあったり。
だからこそ、余計に緊張状態の緊迫感が
切実に胸に響くのです。
ストイコビッチの話で盛り上がってた時は
和やかなシーンなはずなのに、
見ていてせつなかったなぁ。
同じ価値観を持ってる部分が沢山あるのに、
奪い合い、憎みあい、殺し合う民族。
そのループから抜け出せない現実。
とにかく戦争は哀しい。あまりにも哀しいです。

役者さん、それぞれとても良かったのですが、
私は市川しんぺーさんが印象的でした。
気絶して寝そべっている間に敵兵の内田さんに、
背面に地雷をしかけられてしまった兵士役なので、
ずっと舞台に仰向けに寝たままでのお芝居なので、
動きが封じられている為、
声の抑揚と間で見せるお芝居なのですが、
とっても素晴らしかった。
最後、死を覚悟して起き上がった時の
表情は圧巻でした。泣けてしかたなかった。


今回はストレートプレイだったので、
坂本くんの歌は聞けないだろうと思っていたのに
お芝居の中で坂本くんの着ていたストーンズの
ベロTシャツがきっかけで盛り上がり、
男性3人で『Honky Tonk Women』を歌うのですが
良かった~。なんて安心な歌声なんでしょう♪
次は坂本くんの歌がたっぷり聞ける演目が
観たい私なのでした。
……コンサートでも一向に構いませんのよ。
夏のお知らせはまだ届きませんが、
待ってるのですけども。秋以降なのかなぁ。寂しい。
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