羽生選手の凛とした佇まいから発せられたこの言葉
何て言えばいいのだろう・・・
とにかく、この素晴らしい言葉を
書き起こしたいと思います。
「圧倒的に勝ちたい」
松岡 :今秋からグランプリシリーズ始まります。開幕戦はロシア、羽生結弦さんいきなり登場です。
アナ :いいですねぇ
松岡 :今年は五輪シーズン、羽生さんにとって2連覇が懸ってくるんです。振り返ってみるとこのソチ五輪金は獲ったんですけれども満足のいく演技ができませんでした。だからこそ今回こう言いました。
「圧倒的に勝つ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
****ナレーション*****
兵庫県神戸市「弓弦羽神社」…羽生選手の参拝の様子が映っている。柏手を打つ音が響き渡る。
自身二度目の五輪へ 羽生結弦さんの言葉はかつてないほど力強いものでした。
*******************
羽生選手 :『圧倒的に勝ちたいです』
******ナレーション*****
その決意を強く感じさせたのが今シーズン初戦となったオータムクラシック「ショートプログラム」
«オータムSPバラ1演技の映像»
実況
荒川:4回転サルコウ 幅も高さも流れもよかったですねぇ~
アナ:完っ璧に決めてきました
ショートもフリーも後半の構成はこれがマックスと語る羽生。
荒川:カウンターからトリプルアクセル ですね~ 高さも流れもありました~
4回転トゥループ、トリプルトゥループ 手を上げましたので加点の対象になります。
アナ:演技後半の4回転 こぉれも素晴らしー!!
荒川:エッジワークをきっちりこなしながらよくバランスを保っていますね~
アナ:圧巻です!! うむ、まぁ今はこんなものかと、そんな表情に見えます。
これから徐々に仕上げていくという時期にもかかわらず、いきなり自らの世界歴代最高得点を更新したのです。
*********************
松岡 :自分のイメージでは…断トツに今勝ちたいと言いました。その断トツのイメージというのはどういう形なのでしょうか?
羽生選手 :全員ノーミスした上で僕もノーミスして優勝です。
誰が何と言おうと、タラレバを言おうが何だろうが「勝てます」という自分にしないと、自分がスポーツをやっている人間としては納得できない、ていうのがあります。
だから一番僕ががそういう試合に近かったなと思うのは2015年のグランプリファイナル。あれはほぼ皆ノーミスして勿論ショートフリーでともに考えたらそんなことはないかもしれないけど、ほぼほぼ皆ベストな状態でベストな演技をしてきて最終的に僕もベストな演技ができた。
そこで圧倒的に勝っている。ああいうのが僕の理想ですね。
*******ナレーション******
羽生さんが理想的な圧勝と語ったのは2年前のグランプリファイナル。
«15年GPFの「SEIMEI」の映像»
実況
アナ:超えました! 羽生結弦が羽生結弦を超えました!!!(
世界歴代最高得点 フリー219.48)
ショートフリーともに世界歴代最高得点を更新。それはライバルたちが次々と高得点を出すハイレベルな戦いの中で成し遂げたものだったのです。
あれから2年、五輪メダリストであるバトルさんと今シーズンの新しいプログラムを作りこむ羽生さん。
«ジェフリー・バトル氏との練習風景の映像»
ジェフリー:一旦ためてから 最後に解き放つようにしよう。
最初は小さく少し大きくなって 最後に大きくプッシュ!
五輪で圧倒的に勝つために羽生さんが選んだ曲は特別なものでした。
ショートはショパンの「バラード第一番」。そしてフリーは「SEIMEI」、ともに2年前世界歴代最高得点を叩き出したプログラムです。
ショート・フリーの両方で過去に演じた曲を選ぶのは非常に稀なこと。それは真新しさがないと取られかねない選曲とともに、羽生さんの場合は常に最高の自分と比較される茨の道です。
************************
松岡 :日本の国民プラス世界の人たちを代表して訊きます。今シーズン、ショートもフリーも同じ曲、みんな思ってる 何故ですか? って。
羽生選手 :まぁ 僕の中では 特に僕の中では 「SEIMEI」に関しては全く迷いもなく最初から決めていたことだったので、もうほんとに先ほど言ったファイナル、2015年のGPファイナルで優勝した時 もうその時からずぅっと「このプログラムってやっぱり五輪に相応しい」なと もうずっと思っていたので、それをやっただけです。
松岡 :僕は思ってないモン
(羽生笑う)--
松岡 :だって あんだけいい 世界最高出して あれだけ苦しんであんだけ泣いて それ以上はやめたほうがいい。
羽生選手 :そうですかねぇ…? でも僕の中ではたぶん 今の技術だったらもっといいものができるし いろんな表現の仕方、いろんな曲の感じ方、いろんな要素 それぞれの要素のやり方 工夫の仕方…いろいろ考えてきたんですよね。その上で成長しているわけだから それを絶対に五輪でぶつけたい 五輪でもっと完成されたものにしたい というふうにはもうその頃ずっと思っていました。
******ナレーション*******
五輪に最高のものをぶつけたい だからこそ技術・表現すべての面で進化を追い求めてきた羽生さん。
思えば前回の五輪 金メダルこそ獲得したもののその演技は納得いくものではありませんでした。
***********************
松岡 :五輪というもののイメージは いろいろ変わってきていると思いますけども 今はどのようにとらえていますか?
羽生選手 :もちろん特別な試合であると認識しています。
特別な試合であり2連覇っていう肩書がかかり そして自分自身も金メダルを本当に心から欲する そして二度と戻らないという…もの凄いプレッシャーはあります。
松岡 :二度と戻らないというのは…?
羽生選手 :ソチ五輪で金メダルを獲った時に 思いました 「もう1回やりたい」って思って。もう一回良い演技で本当に完璧な演技で優勝したい って思いましたもん。…でも 戻らなかった…
でも 僕はもう一回同じタイトルのものを狙える それはもの凄いことだし「そこで発揮しなくていつ発揮する」…とは思います。
そのための今シーズンの曲選びであり 今までの練習なんですけどね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アナ :… … 凄、す、ぎてなかなかついてけないような次元にいますね。
松岡 :もう あの・・インタビューしたときの雰囲気になった…ほんっとに五輪モード全開なんですよ。一緒に話してたらですね、あのぉ僕世界チャンピョンと いろんな方と話してきてますよ。その勝ち方というのは ちゃんとみんなイメージというものは持っていると思います。ただ圧倒的に勝つというのは思っていたとしても言いませんよね普通。だからもう真剣勝負ですよ僕にとっても。すべてを羽生さん曝け出してくるから それをどのように受け止めて どのように伝えて…なんかその魅力と彼の迫力にいつも こう…押されるというんですかね感じるものがありますね。
アナ :こう見てると修造さんが聞いて聞いてというよりも 羽生選手がどんどん伝えたいことを伝えるんだという感じでしょうね。
松岡 :あの伝えたいものがたくさんあるんだと思います。でも その時その時僕いつも聞くことは「フィギュア楽しいですか?」って必ず聞いちゃうんですよ。何故ならば今 新しい選手ライバルとんでもない選手が沢山出てきてる しかもケガがあったり出なくていいものを挑戦するじゃないですか 「苦しんでいるんじゃないですか?」 って。違う違う楽しい って。僕は人よりも何十倍も苦しんできた。ただ何十倍も喜ぶことができるんだ って。僕はソチからの3年間誰よりも苦しんだ道を選んできたから…。平昌ではたくさんの喜びっていうものを僕は見たいですけどもねぇ…。
アナ :でも2015年て330点ですよ、それをまた超えることを目指しているってことですよね。
松岡 :目指してるんじゃなくて確信してるんですよ。
アナ :確信ですか。
松岡 :確信です。で、それを出せば勝てるっていうのもわかってる。すべてやっぱりほんとに勝負は勝たなきゃいけないっていうことがベースになっているから やっぱりこうスポーツの魅力は感じるんでしょうね。
アナ :平昌ではとんでもない光景が見られるんじゃないかって期待もしてますね。
松岡 :期待しますね まずロシアはどうか 僕もロシアすぐ行ってきます。
以上
【余談】~~~≪4回転ルッツを構成に入れたことについて≫ ~~~
松岡:正直言いますね、4回転ルッツを入れたのは僕の中では驚きでしかないです。
羽生:でも練習はしてきましたし 夏からずっと練習している構成ではあるので、入れるというのは質のいいものが跳べるという自信でもあるので、そこまでやってこれたと思っていますし しっかりと自分に課した挑戦というか攻めというか そういうものをしっかりと形にしたいとは思っています。
4回転ルッツはずっと以前からプルシェンコが「降りている」と言ってましたが何か?
松岡さんは何を言ってるんですかねぇ・・・
ファンからすれば「いつ入れるか」というだけのごく自然なことでしかありませんでしたけど。
どうせオーサーが猛反対でもしてるんでしょうよ、ハビが跳べないから(笑)…そのぐらいにしか思っていませんよ。
羽生選手をイラつかせないでくださいね、お願いしますよ松岡さん。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
しかしいつも思うことですが羽生選手の試合に合わせてこういった番組やら何やら出してきますよね(笑)
「圧倒的に勝つ」というフレーズを強調して羽生選手にプレッシャーをかけようという思惑なのでしょうが…煽りますねぇ(笑)
まだまだ沢山のお宝映像を隠し持っているのでしょうねw 切り取って小出しにしながら羽生選手の重要な試合毎に「煽り」として出してくるのでしょうね。
松岡さんが「二つとも同じ曲は何故ですか?」って聞いた時の羽生選手の見透かしていたような感じが面白い。松岡よ、おまえもかみたいな(笑) もっと質のいい質問をしてほしいというか…。そんなことを聞くのはマスゴミとかアンチだけにしてよね(笑)…って、松岡もマスゴミの一員でした(汗)
あの誰の目にも完璧に見えたプログラムが羽生選手にはまだ改善の余地があったということですよね。まだ完成形ではなかった。五輪で完成するという伝説のプログラム。
いろんな要素にまだまだ工夫して表現したいものがいっぱいあったのですね。
それなのに「僕は思ってないモン」って松岡さん、あなたが演技するわけでもないのにそんなに否定しなくても(笑) あなたの贔屓選手に都合が悪い?そう思われちゃいますよw
誰か 羽生選手の口から「おぉ いい質問ですねぇ…!」と言わせるだけの質問をしてほしい(笑)
ファンとしては二曲とも伝説のプログラムですから その進化系がもう一度五輪で観られるなんて夢のようにしか思いませんよ。オータムのバラ1はもうリピしまくりですから。同じの何故ですかなんてファンは全く思わない。思うのはアンチだけですよ(笑)何を言おうが最強のプログラムですからね。
理想の試合は15年のGPFという羽生選手の言葉を聞いて思ったのは、とても似通っている二つのシナリオを見た気がしました。一つはまさに15年のGPF、 二つ目はヘルシンキのワールドです。この二つは雰囲気が非常によく似ている。どちらもあたかも優勝者が前もって決定していたのではないかと思わせるような変な空気が流れていました。
しかし、GPFで羽生選手は二つを完璧に揃えた。特にフェルナンデス選手は羽生選手がミスしなければ絶対に勝てない。
ヘルシンキのワールドでは、羽生選手のショートのあの膝を掠めたミスひとつで大きく減点され5位発進となったのは記憶に新しい。羽生選手のショートの演技は素晴らしかった。あの異次元の演技が5位?…と思ったものだ。あの演技以上の演技をした選手はいたか? そう思うとなんともやりきれない。
一番の問題は、インチキ誤魔化しジャンプがそれこそ邪なジャッジによって認定され続けていること。全く跳び分けができていないのに高得点がつくという異常事態が続いている。
あのキスクラでの羽生選手に点数が僅かに及ばなかったときのあの驚くべきガックリ表情の傲慢な態度。
黒い巨大なバックをしても羽生選手の完璧なフリーには敵わないのは当然ですが、でも羽生選手が一つでもミスしたら…違っていたでしょうね。
この二つのシチュエーションが酷似していたことにフィギュア界の闇を見た思いがする。まるでオーサーがやり方を伝授でもしたようにハビエルと宇野選手の点数の出方が似ている。まぁ、宇野の方が多少あからさま過ぎるが。
それを機に宇野側は盛んに僅差を理由に「タラレバ」言い立てた。「…~したら勝っていた」というフレーズには呆れてしまった。まともなジャンプも跳べないくせによく言うわと思う。そういえばオーサーも「…勝てたのに…」とかほざいていたな(笑)
何が言いたいかというとフェルナンデスにも宇野選手にもバックには欺瞞に満ちた巨大な買収組織があることをそこはかとなく感じさせるところが共通している。15年GPFはハビが。ヘルシンキワールドでは宇野が勝つというシナリオがあり、いずれも羽生選手のクリーンで完璧な演技の前にそれは崩れ去り幻のシナリオと化した感がある。
それこそ圧倒的に勝つというのは不正とか邪なジャッジに対抗するための手段に過ぎない、巨大な買収組織を打ち砕くには卓越した技術と美しい芸術性をもって圧倒的に勝つしかないのだとフィギュア界の闇の全てを看破した言葉なのだ。
松岡さんの言う『僕いつも聞くことは「フィギュア楽しいですか?」って必ず聞いちゃうんですよ。』という言葉にまずは驚く。羽生選手の何を見てきたのかと。
楽しいに決まってる。楽しくなかったら「挑戦」などできないと思うし、この世界を切り拓いて進化させるということは苦しみの中からは決して生まれないと思う。スケートが大好きで楽しいから自分が向上しレベルを引き上げることができるのではないかな。
私は何か新しいものを知ることで喜びを感じますが、それとは違うかもしれないけど羽生選手は今とても「進化」ということに魅せられているように思えるのです。未知の扉を開けることに無上な喜びを感じているような、そんな気がします。極めるということはそういうことにも通じるのではないかと…。
羽生選手はライバルが出現して怖気づくような人ですか? と修造さんに逆に聞きたいわ。羽生選手に恐れ慄いた高橋D元選手じゃあるまいし(笑) ましてやインチキ誤魔化しジャンプで不正を働いている不届き者でもあるまいし。
修造さんは考えや思うことを羽生選手に見透かされているのではないかと思うときがあります。羽生選手の鋭く涼しい眼差しに目標をまっすぐに見据える揺るぎのない強さを感じます。
それにしても松岡さんのアンチ的な考え方といいましょうか、まぁTV業界の人ですから仕方のないことですが、競技人生を長年やられた方とは思えない弱気な発言というか、「圧倒的に勝ちたいとはふつう言わないだとか、フィギュア楽しいですか、とか決して前向きではない松岡さんの押しつけがましい考え方には反発したい気持ちが生じます。羽生選手とはやはり考え方の次元が違うように感じてしまいます。
いくら松岡さんとは言え羽生選手の考え方を否定するような言い方は如何なものか。あとで羽生選手を褒めたりして前言を誤魔化す狡猾さは抜かりないようだが、この人はどちらかというとマスゴミ寄りなのかもしれませんね。。。体よく繕ってはいるようですが。
羽生選手には五輪で最高の技術を披露し圧倒的な勝利を収めることができるように大好きなスケートを思う存分楽しんでほしい、そう思います。
羽生選手を五輪に向けて全力で応援しています。
何て言えばいいのだろう・・・
とにかく、この素晴らしい言葉を
書き起こしたいと思います。
「圧倒的に勝ちたい」
松岡 :今秋からグランプリシリーズ始まります。開幕戦はロシア、羽生結弦さんいきなり登場です。
アナ :いいですねぇ
松岡 :今年は五輪シーズン、羽生さんにとって2連覇が懸ってくるんです。振り返ってみるとこのソチ五輪金は獲ったんですけれども満足のいく演技ができませんでした。だからこそ今回こう言いました。
「圧倒的に勝つ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
****ナレーション*****
兵庫県神戸市「弓弦羽神社」…羽生選手の参拝の様子が映っている。柏手を打つ音が響き渡る。
自身二度目の五輪へ 羽生結弦さんの言葉はかつてないほど力強いものでした。
*******************
羽生選手 :『圧倒的に勝ちたいです』
******ナレーション*****
その決意を強く感じさせたのが今シーズン初戦となったオータムクラシック「ショートプログラム」
«オータムSPバラ1演技の映像»
実況
荒川:4回転サルコウ 幅も高さも流れもよかったですねぇ~
アナ:完っ璧に決めてきました
ショートもフリーも後半の構成はこれがマックスと語る羽生。
荒川:カウンターからトリプルアクセル ですね~ 高さも流れもありました~
4回転トゥループ、トリプルトゥループ 手を上げましたので加点の対象になります。
アナ:演技後半の4回転 こぉれも素晴らしー!!
荒川:エッジワークをきっちりこなしながらよくバランスを保っていますね~
アナ:圧巻です!! うむ、まぁ今はこんなものかと、そんな表情に見えます。
これから徐々に仕上げていくという時期にもかかわらず、いきなり自らの世界歴代最高得点を更新したのです。
*********************
松岡 :自分のイメージでは…断トツに今勝ちたいと言いました。その断トツのイメージというのはどういう形なのでしょうか?
羽生選手 :全員ノーミスした上で僕もノーミスして優勝です。
誰が何と言おうと、タラレバを言おうが何だろうが「勝てます」という自分にしないと、自分がスポーツをやっている人間としては納得できない、ていうのがあります。
だから一番僕ががそういう試合に近かったなと思うのは2015年のグランプリファイナル。あれはほぼ皆ノーミスして勿論ショートフリーでともに考えたらそんなことはないかもしれないけど、ほぼほぼ皆ベストな状態でベストな演技をしてきて最終的に僕もベストな演技ができた。
そこで圧倒的に勝っている。ああいうのが僕の理想ですね。
*******ナレーション******
羽生さんが理想的な圧勝と語ったのは2年前のグランプリファイナル。
«15年GPFの「SEIMEI」の映像»
実況
アナ:超えました! 羽生結弦が羽生結弦を超えました!!!(
世界歴代最高得点 フリー219.48)
ショートフリーともに世界歴代最高得点を更新。それはライバルたちが次々と高得点を出すハイレベルな戦いの中で成し遂げたものだったのです。
あれから2年、五輪メダリストであるバトルさんと今シーズンの新しいプログラムを作りこむ羽生さん。
«ジェフリー・バトル氏との練習風景の映像»
ジェフリー:一旦ためてから 最後に解き放つようにしよう。
最初は小さく少し大きくなって 最後に大きくプッシュ!
五輪で圧倒的に勝つために羽生さんが選んだ曲は特別なものでした。
ショートはショパンの「バラード第一番」。そしてフリーは「SEIMEI」、ともに2年前世界歴代最高得点を叩き出したプログラムです。
ショート・フリーの両方で過去に演じた曲を選ぶのは非常に稀なこと。それは真新しさがないと取られかねない選曲とともに、羽生さんの場合は常に最高の自分と比較される茨の道です。
************************
松岡 :日本の国民プラス世界の人たちを代表して訊きます。今シーズン、ショートもフリーも同じ曲、みんな思ってる 何故ですか? って。
羽生選手 :まぁ 僕の中では 特に僕の中では 「SEIMEI」に関しては全く迷いもなく最初から決めていたことだったので、もうほんとに先ほど言ったファイナル、2015年のGPファイナルで優勝した時 もうその時からずぅっと「このプログラムってやっぱり五輪に相応しい」なと もうずっと思っていたので、それをやっただけです。
松岡 :僕は思ってないモン
(羽生笑う)--
松岡 :だって あんだけいい 世界最高出して あれだけ苦しんであんだけ泣いて それ以上はやめたほうがいい。
羽生選手 :そうですかねぇ…? でも僕の中ではたぶん 今の技術だったらもっといいものができるし いろんな表現の仕方、いろんな曲の感じ方、いろんな要素 それぞれの要素のやり方 工夫の仕方…いろいろ考えてきたんですよね。その上で成長しているわけだから それを絶対に五輪でぶつけたい 五輪でもっと完成されたものにしたい というふうにはもうその頃ずっと思っていました。
******ナレーション*******
五輪に最高のものをぶつけたい だからこそ技術・表現すべての面で進化を追い求めてきた羽生さん。
思えば前回の五輪 金メダルこそ獲得したもののその演技は納得いくものではありませんでした。
***********************
松岡 :五輪というもののイメージは いろいろ変わってきていると思いますけども 今はどのようにとらえていますか?
羽生選手 :もちろん特別な試合であると認識しています。
特別な試合であり2連覇っていう肩書がかかり そして自分自身も金メダルを本当に心から欲する そして二度と戻らないという…もの凄いプレッシャーはあります。
松岡 :二度と戻らないというのは…?
羽生選手 :ソチ五輪で金メダルを獲った時に 思いました 「もう1回やりたい」って思って。もう一回良い演技で本当に完璧な演技で優勝したい って思いましたもん。…でも 戻らなかった…
でも 僕はもう一回同じタイトルのものを狙える それはもの凄いことだし「そこで発揮しなくていつ発揮する」…とは思います。
そのための今シーズンの曲選びであり 今までの練習なんですけどね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アナ :… … 凄、す、ぎてなかなかついてけないような次元にいますね。
松岡 :もう あの・・インタビューしたときの雰囲気になった…ほんっとに五輪モード全開なんですよ。一緒に話してたらですね、あのぉ僕世界チャンピョンと いろんな方と話してきてますよ。その勝ち方というのは ちゃんとみんなイメージというものは持っていると思います。ただ圧倒的に勝つというのは思っていたとしても言いませんよね普通。だからもう真剣勝負ですよ僕にとっても。すべてを羽生さん曝け出してくるから それをどのように受け止めて どのように伝えて…なんかその魅力と彼の迫力にいつも こう…押されるというんですかね感じるものがありますね。
アナ :こう見てると修造さんが聞いて聞いてというよりも 羽生選手がどんどん伝えたいことを伝えるんだという感じでしょうね。
松岡 :あの伝えたいものがたくさんあるんだと思います。でも その時その時僕いつも聞くことは「フィギュア楽しいですか?」って必ず聞いちゃうんですよ。何故ならば今 新しい選手ライバルとんでもない選手が沢山出てきてる しかもケガがあったり出なくていいものを挑戦するじゃないですか 「苦しんでいるんじゃないですか?」 って。違う違う楽しい って。僕は人よりも何十倍も苦しんできた。ただ何十倍も喜ぶことができるんだ って。僕はソチからの3年間誰よりも苦しんだ道を選んできたから…。平昌ではたくさんの喜びっていうものを僕は見たいですけどもねぇ…。
アナ :でも2015年て330点ですよ、それをまた超えることを目指しているってことですよね。
松岡 :目指してるんじゃなくて確信してるんですよ。
アナ :確信ですか。
松岡 :確信です。で、それを出せば勝てるっていうのもわかってる。すべてやっぱりほんとに勝負は勝たなきゃいけないっていうことがベースになっているから やっぱりこうスポーツの魅力は感じるんでしょうね。
アナ :平昌ではとんでもない光景が見られるんじゃないかって期待もしてますね。
松岡 :期待しますね まずロシアはどうか 僕もロシアすぐ行ってきます。
以上
【余談】~~~≪4回転ルッツを構成に入れたことについて≫ ~~~
松岡:正直言いますね、4回転ルッツを入れたのは僕の中では驚きでしかないです。
羽生:でも練習はしてきましたし 夏からずっと練習している構成ではあるので、入れるというのは質のいいものが跳べるという自信でもあるので、そこまでやってこれたと思っていますし しっかりと自分に課した挑戦というか攻めというか そういうものをしっかりと形にしたいとは思っています。
4回転ルッツはずっと以前からプルシェンコが「降りている」と言ってましたが何か?
松岡さんは何を言ってるんですかねぇ・・・
ファンからすれば「いつ入れるか」というだけのごく自然なことでしかありませんでしたけど。
どうせオーサーが猛反対でもしてるんでしょうよ、ハビが跳べないから(笑)…そのぐらいにしか思っていませんよ。
羽生選手をイラつかせないでくださいね、お願いしますよ松岡さん。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
しかしいつも思うことですが羽生選手の試合に合わせてこういった番組やら何やら出してきますよね(笑)
「圧倒的に勝つ」というフレーズを強調して羽生選手にプレッシャーをかけようという思惑なのでしょうが…煽りますねぇ(笑)
まだまだ沢山のお宝映像を隠し持っているのでしょうねw 切り取って小出しにしながら羽生選手の重要な試合毎に「煽り」として出してくるのでしょうね。
松岡さんが「二つとも同じ曲は何故ですか?」って聞いた時の羽生選手の見透かしていたような感じが面白い。松岡よ、おまえもかみたいな(笑) もっと質のいい質問をしてほしいというか…。そんなことを聞くのはマスゴミとかアンチだけにしてよね(笑)…って、松岡もマスゴミの一員でした(汗)
あの誰の目にも完璧に見えたプログラムが羽生選手にはまだ改善の余地があったということですよね。まだ完成形ではなかった。五輪で完成するという伝説のプログラム。
いろんな要素にまだまだ工夫して表現したいものがいっぱいあったのですね。
それなのに「僕は思ってないモン」って松岡さん、あなたが演技するわけでもないのにそんなに否定しなくても(笑) あなたの贔屓選手に都合が悪い?そう思われちゃいますよw
誰か 羽生選手の口から「おぉ いい質問ですねぇ…!」と言わせるだけの質問をしてほしい(笑)
ファンとしては二曲とも伝説のプログラムですから その進化系がもう一度五輪で観られるなんて夢のようにしか思いませんよ。オータムのバラ1はもうリピしまくりですから。同じの何故ですかなんてファンは全く思わない。思うのはアンチだけですよ(笑)何を言おうが最強のプログラムですからね。
理想の試合は15年のGPFという羽生選手の言葉を聞いて思ったのは、とても似通っている二つのシナリオを見た気がしました。一つはまさに15年のGPF、 二つ目はヘルシンキのワールドです。この二つは雰囲気が非常によく似ている。どちらもあたかも優勝者が前もって決定していたのではないかと思わせるような変な空気が流れていました。
しかし、GPFで羽生選手は二つを完璧に揃えた。特にフェルナンデス選手は羽生選手がミスしなければ絶対に勝てない。
ヘルシンキのワールドでは、羽生選手のショートのあの膝を掠めたミスひとつで大きく減点され5位発進となったのは記憶に新しい。羽生選手のショートの演技は素晴らしかった。あの異次元の演技が5位?…と思ったものだ。あの演技以上の演技をした選手はいたか? そう思うとなんともやりきれない。
一番の問題は、インチキ誤魔化しジャンプがそれこそ邪なジャッジによって認定され続けていること。全く跳び分けができていないのに高得点がつくという異常事態が続いている。
あのキスクラでの羽生選手に点数が僅かに及ばなかったときのあの驚くべきガックリ表情の傲慢な態度。
黒い巨大なバックをしても羽生選手の完璧なフリーには敵わないのは当然ですが、でも羽生選手が一つでもミスしたら…違っていたでしょうね。
この二つのシチュエーションが酷似していたことにフィギュア界の闇を見た思いがする。まるでオーサーがやり方を伝授でもしたようにハビエルと宇野選手の点数の出方が似ている。まぁ、宇野の方が多少あからさま過ぎるが。
それを機に宇野側は盛んに僅差を理由に「タラレバ」言い立てた。「…~したら勝っていた」というフレーズには呆れてしまった。まともなジャンプも跳べないくせによく言うわと思う。そういえばオーサーも「…勝てたのに…」とかほざいていたな(笑)
何が言いたいかというとフェルナンデスにも宇野選手にもバックには欺瞞に満ちた巨大な買収組織があることをそこはかとなく感じさせるところが共通している。15年GPFはハビが。ヘルシンキワールドでは宇野が勝つというシナリオがあり、いずれも羽生選手のクリーンで完璧な演技の前にそれは崩れ去り幻のシナリオと化した感がある。
それこそ圧倒的に勝つというのは不正とか邪なジャッジに対抗するための手段に過ぎない、巨大な買収組織を打ち砕くには卓越した技術と美しい芸術性をもって圧倒的に勝つしかないのだとフィギュア界の闇の全てを看破した言葉なのだ。
松岡さんの言う『僕いつも聞くことは「フィギュア楽しいですか?」って必ず聞いちゃうんですよ。』という言葉にまずは驚く。羽生選手の何を見てきたのかと。
楽しいに決まってる。楽しくなかったら「挑戦」などできないと思うし、この世界を切り拓いて進化させるということは苦しみの中からは決して生まれないと思う。スケートが大好きで楽しいから自分が向上しレベルを引き上げることができるのではないかな。
私は何か新しいものを知ることで喜びを感じますが、それとは違うかもしれないけど羽生選手は今とても「進化」ということに魅せられているように思えるのです。未知の扉を開けることに無上な喜びを感じているような、そんな気がします。極めるということはそういうことにも通じるのではないかと…。
羽生選手はライバルが出現して怖気づくような人ですか? と修造さんに逆に聞きたいわ。羽生選手に恐れ慄いた高橋D元選手じゃあるまいし(笑) ましてやインチキ誤魔化しジャンプで不正を働いている不届き者でもあるまいし。
修造さんは考えや思うことを羽生選手に見透かされているのではないかと思うときがあります。羽生選手の鋭く涼しい眼差しに目標をまっすぐに見据える揺るぎのない強さを感じます。
それにしても松岡さんのアンチ的な考え方といいましょうか、まぁTV業界の人ですから仕方のないことですが、競技人生を長年やられた方とは思えない弱気な発言というか、「圧倒的に勝ちたいとはふつう言わないだとか、フィギュア楽しいですか、とか決して前向きではない松岡さんの押しつけがましい考え方には反発したい気持ちが生じます。羽生選手とはやはり考え方の次元が違うように感じてしまいます。
いくら松岡さんとは言え羽生選手の考え方を否定するような言い方は如何なものか。あとで羽生選手を褒めたりして前言を誤魔化す狡猾さは抜かりないようだが、この人はどちらかというとマスゴミ寄りなのかもしれませんね。。。体よく繕ってはいるようですが。
羽生選手には五輪で最高の技術を披露し圧倒的な勝利を収めることができるように大好きなスケートを思う存分楽しんでほしい、そう思います。
羽生選手を五輪に向けて全力で応援しています。