たまゆらの夢

sakurabana1's BLog
たとえ泡の夢でも夢は持ち続けたいですね

紫式部

2015-08-25 23:20:41 | 日記

大地を震わす和太鼓の旋律に 甲高く鋭い笛の音が重なり響いていた
熱海湾に面した沿道は白昼の激しい陽射しの名残を夜気で溶かし・・・
で始まる又吉直樹さんの「火花」二度読み返しました
さすが純文学と言われるだけあって一文が長く文学的でした
文学とはこう言うものです と云ってるかのような文が次から次へと
その文学的一文を拾い読みするだけでも楽しかったです
作者が投げかけた笑とは。。人間とは。。に関しては
二度読み返したものの私には難しすぎてよくわかりませんでした
ただ笑いを追及するとそこまでするの 出来るの
たとへ人が笑ってくれなくても・・・でした。
今までの純文学とは趣が違いますが結構面白かったです。
台風の風に揺すられてる紫式部の実が色づき始めてました 秋がそこまで・・・

コメント (33)
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