桜の腹黒日記

ヲタ日記。毒吐きまくり。嫌な方は回れ右!責任は持てません!
…更新不定期中。遡ってふいにアップしてたりします。

SP / 革命編

2011-04-24 | TV・映画・本・音楽

やっと見てきたよ。
う~ん、☆☆☆、かな。

正直、期待してた分、内容的にはちょっとがっかりかも。
井上の特殊能力設定はどこに消えた?
岡田くんの身体能力の高さはわかった。
改めて関心した。
格好よかった。
でも、革命編の主人公は尾形ですよね(苦笑)
堤さん大好きだから幸せだったけどさぁ。

内容としては、意表つかれたのは、伊達と尾形が兄弟だというオチだけです。
あとは、尾形が井上宛に手紙を残したので、そこで、もう少し尾形の内情なりの説明があって、一応の決着が付く形にするかと思いきや、半年たっても手紙の封はされたまま(でしたよね?)、尾形もきっと助けられて……と、エンドレスな、いつでも続きが作れるという終わり。
私的には一番、つまらんというか、ありがちな終わりだったなぁという印象。
むしろ、手紙の封は開けてあって、一応の決着はつきつつ、その裏で実は尾形は……。
って感じで、尾形と井上の一応の決着はつけてもらった方がよかったな。

内容としてはつっこみどこ満載。
あんまり、詳しいことは書きませんが、とりあえず、議事堂周辺の警備人数はかなりなので、議事堂の正面玄関の衛視がいなくなった時点で、異変は察知されると思われる。
ということで、本当だったら、乗っ取り計画は初期の時点で発覚するぜ!
ーて、本当に使える案なら映画でやんないけどね。
でも、勘違いするちょっぴり、足りない人が世の中にはいるから一応言っとくけど、あの計画、割合、穴多いからね!
まぁ、そこは映画なので、いいです。
おもしろく見せてもらった。

堤さんが好きということもあるが、基本的には終始、尾形がメインだったので、感想も尾形中心。

尾形はあそこまで頭いいなら、あの革命が成功しないことも、大きな意味をなさないことも分かっていたでしょうに……
実際、そういうカットあるし。
「大儀のため…」と言ってたが、尾形がやってることは大儀ではなく、”私怨”と呼ばれるものでは…
実はこの大風呂敷が一番、冷めたかも。
だって、全然、大儀の為じゃないんだもん(苦笑)
しかも、尾形の場合は、私怨にもならないかなぁ。
罪を罪と認めて欲しかっただけ、自分の中のけじめをつけたかっただけなんじゃないのかなぁ。
でもさ、そう考えると尾形の人生ってなんなんだろう…
父を殺され、復讐のために自分を捨て、別人になりう、信用できる友達はおらず、仲間(?)に裏切られ、最後には肉親にまで裏切られる……
あの瞬間の尾形の演技好きだわ。
あと、結局は撃てないところとかね。
結局、尾形が一番信用してたのは、自分の目で引き抜いて、自分が育てた井上たち4人だけだったんだろうな。
だから、井上が「止めて欲しいんですよ!」って言ったのは、間違いじゃない。
尾形は自分がやってることが茶番劇だと分かっていた。
くだらない茶番から解放されたかったんだと思う。
どう考えても学生が別の人間の人生と入れ替わることなんて、無理だろ思う。
なんらかの組織の介入?となると、おそらく、尾形はその頭脳と能力故に一生使われるんだろうね。
実際、もうすぐですよ、とか最後言われてたし…
成功しないはずの革命を起こしたのだって、組織の意向だったのかな?とか深読みはできる。
まぁ、それくらいの方が、個人的にはおもしろい。

どうでもいいが、TVの時から尾形の子役に不満がある。
目がさ、堤さんと全然違うじゃん、あれがね…
顔のパーツの中で特に印象になるところで、実際、首相も目で思い出すわけじゃん。
だったら、もう少し目の印象が同じ子供にして欲しかったな。
特に香川さんの子供時代を演じた子が目の雰囲気がよく似ていたからさ、残念度が増したわ。
そういえば、最後にまとめて始末されちゃったインテリたちは、尾形と伊達の本当の関係を知っていたのだろうか?
う~ん。
そして、相変わらず香川さんの演技が好きでした。
本当、あの人はいい人役も悪人役もいいよ。
なんだろうか、どこかに愛嬌とか人間臭さがあってさ、ただの悪人にならない。
なんちゅうか、哀愁のような、どこか切なさが残る。
しかも不思議と品がある。
やっぱり、”血”ってすごいね。

…とまぁ、私はこの2人をメインで見ちゃいました(笑)

あ、でもデブ眼鏡(ひどっ)山本のMっぷりとか笑った。
「もっと殴られておけば良かった…」
「安心しろ、これが終わったら殴ってやる」
みたない会話がマジでツボだった。
会場に笑いが起きてたよ。

アクションはすごかったですよ。
でもちょっぴり格闘(特に打撃系)がこっそり好きな私としては、そこを殴っても決定打にならんだろ…とか、ち、急所ずれてやがる…とか思ってしまったことが結構ありましたわ。ふふ。
うん、まぁ、”見せない”っといけないから、すぐに決着ついちゃ駄目ってことよね。はい。
でもね、でもね、新人SP対井上たち4人の時はさすがに、人数差があるんだから初打で沈めないとだめだろう、井上~~~~!!!と思いましたけど。
もっと的確にあごにいれて!
……す、すみません、つい。
まぁ、私は好きなんでそんなつっこみですが、十分派手で見栄えのする戦いでしたよ。

あとは文具トラップが好き。
画鋲とか、地味に痛くて効果的。
カッターの刃とかね。

しかし、あれ、片づけ大変だわ~(笑)

あとは、効果的なんだけど、人間地雷はエグいよね。
ま、実際使われる手ではありますが…。
私はかなりブラックで(精神的に)エグいと思ったけど、どういうことか、知識がちょっとあるからなのかしら。
みんな、さら~とみてたもんなぁ…

色々、書いたが、一般の人には十分楽しめる出来です!

あ、そうそう、やっぱり総理大臣はあれくらいの腐った肝っ玉でないとだめなのね。



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