桜の腹黒日記

ヲタ日記。毒吐きまくり。嫌な方は回れ右!責任は持てません!
…更新不定期中。遡ってふいにアップしてたりします。

ホビット~決戦のゆくえ~

2014-12-20 | TV・映画・本・音楽

 

前作を3Dで見なかったことを後悔したので、今回は3Dで見てきました。
…3D技術が着々進化してるなぁ~と。
数年ですげー進化。
以前のように途中で疲れることがなくなったし、ほんと自然になったなぁ。
ただ非常に残念なことに2部のような大自然の迫力のシーンがあまりなかったので、逆にこちらは2Dで見ても良かったのではないだろうかと。

2部は面白かったのだが、正直言って3部は残念でした。
私は期待はずれ…という印象です。
オリジナル要素てんこ盛りにされるとつまらないなぁ。
このシリーズはトールキンが作り上げた世界で完成されているので、オリジナル要素はむしろ邪魔だなぁ。しみじみ。
とくにオリジナルキャラはなんのために出したの?
キーリとタウリエルのラストに泣いた私が言うのもなんですが、でもあの2人の話は別にいらなかったと思う。
いや、だってあの話があったからって別にLOTRには続くところないのよね?
人によってはあの流があったからのちにレゴラスがギムリと親友になるとか思うかもしれなんが、私的にはいやいやそうじゃないっしょって感じだし。
結局、レゴラスのタウリエルへの執着って恋だったんの?なんだったの?て感じ。
さらにはスランドゥイルまで出てきちゃって、つじつま合わないセリフとか言い出して、レゴラスにも母をお前を愛してたとか言い出して…映画を見てる人はその前にレゴラスがお母さんのことを語るシーンをみてるから違和感なく感じるかもしれないが、実際はそんなことをレゴラスが言ってるなんて父は知る筈なのに、なんで今そのタイミングで言うのかなぁ?と。
訳しかたが悪いのか脚本が悪いのか知らんがところどころにそういうちぐはぐなセリフあってう~~んってなった。

あとそんなに戦闘シーン見せたかった?
見せたいものはこれなの?ってくらい戦闘シーンだった。
内容的に見せる部分がそれしかなかったせいもあると思う。
がしかし、LOTRからずーーーーっと見てる私的には戦闘シーンが多いし、長いし、で逆にしまりなくなったなぁって感じ。
トーリンの最後の戦いを見せたいのはわかるけど色々盛りすぎててちょっとなぁ~。
レゴラスの戦いのところもそうだよね。
もういい加減しつこいはって思っちゃったくらい同じようこと繰り返してて、もう少しそぎ落としてもらったほうがよかったんじゃないかとかしか思えない。
バルドが子供助けにいくところとかもおもしろかったけど、なんていうかハリウット的な客を楽しませることを意識したやりすぎな感じがトールキンの世界観とあってないように感じで私はひいた。
アルフリドも必要だったの?てか、あんな信用できない奴はなんでみんな使うんだ?とかまったく意味がわからん。トールキンが書かないような、物語に出さないようなキャラで、最後のあたりはイライラしてきた。
オリジナルキャラはとにかく残念感だけが残った。

あ、でも戦闘シーンは統率されたエルフの動きはすごいなぁって思った。

個人的な爆笑シーンはガンダルフのお姫様だっこwww
しかもガラドリエルにwww
ま、まじかぁ~~www
ガンダルフ受け本思い出しちゃったじゃないですか!!
あの戦闘シーンもいるのか?と思いつつ、まぁ、あそこは次のRORに続く補充編としてはありかなぁと。

私的にはこれ前後編の2本にしてもらった方が面白かったと思う。

しかしあれだけひっぱったのにドワーフのその後も港街のその後もざっくり解説なしって。
おばちゃん、びっくりしたよ。
どうなったか気になるじゃん。
て、原作持ってるから知ってるけど。

相変わらず映像はすごかった。
あと役者さんはどの人も文句なしで、本当に素晴らしかった!!
特にマーティンには脱帽。
ほんと大好きだ!
コミカルと誠実さ、そして勇気…ビルボの良さをあますところなく表現してくれたなぁって感じ。
こっそり抜け出していったり、トーリンとのどんぐりの話のあたりとか、ほんとうよくて、戦闘シーンよりああいうシーンにもう少し力いれてほしかったなぁ。

私はトールキンの世界観が好きで、このシリーズの原作も読破してるんで↑のような感想なのですが、逆に原作読んだことない人だと面白いとお思う。
私がやり過ぎだわ~と思うシーンも面白いと感じられるだろうし、長い戦闘も動きはすごいので、退屈しないでみれるんじゃないかしら。
…とは思う。



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