「薬師温泉 かやぶきの郷 薬師温泉 旅籠 (群馬) 其の一」のつづきです。
群馬県の浅間隠山麓にある秘湯「薬師温泉」
ここ「かやぶきの郷 薬師温泉 旅籠」では、
日帰り温泉で入浴できるのは「郷の湯」と「滝見乃湯」のふたつ。
そのほか宿泊者のみしか入浴できない「薬師の湯」があります。
「薬師の湯」はせせらぎ館にある「湯屋街道」と呼ばれる街並を再現した一角にあります。
風情ある街道。
夜には宿泊者の方向けの「薬師バー」もあるのだそう。
こんな素敵なところでお酒を頂いたら、さぞ美味しいのでしょうね♪
・・・といいつつお酒は飲めない下戸の私・・・笑
▲「湯屋街道」と「薬師の湯」入口
「郷の湯」と「滝見乃湯」を堪能できただけでも大満足の私 (*^▽^*)
・・・だったのですが・・・
この日は運良く、本来宿泊者のみしか入浴できない「薬師の湯」も
時間制限があるものの特別開放されていました。
ラッキー♪
みな「薬師の湯」が開放されていることを御存じなかったのか、
昼食時だったせいなのか、
こちらも私ひとりで貸切状態 (*´ー`*)
中はとても広々。
大きな窓からは目の前を流れる温川(ぬるかわ)のせせらぎと木々の緑を眺めることができます。
総檜造りの浴槽が三つ。
一番左の大きな浴槽が源泉掛け流しの温泉。
真ん中はゲルマニウム温浴。
右は寝湯となっています。
日帰り利用にもかかわらず、こんな大きなお風呂をひとり占め (*´▽`*)
のんびりと温泉に浸かり、贅沢なひとときを過ごすことができました。
源泉は施設内に二百余年前より自墳する天然温泉。
注連縄のかけられたお社の中に源泉があります。
こんこんと湧出する様子が源泉モニターに映しだされ見ることができます。
このすぐ真向かいに「薬師の湯」はあるため、
湧き出たばかりの新鮮な源泉が掛け流されています。
湯上がりには、オリジナルの「旅籠あいす」をいただきました。
「そばの実」味をチョイス。
湯上がりのほてった体に沁みわたります。
▲濱田邸
人間国宝の陶芸家、濱田庄司氏の邸宅を栃木県益子町より移築したもの。
立派なかやぶきの民家です。
▲紺野家
広い敷地内には、かやぶきの邸宅が町のように建てられています。
中でも木村家と呼ばれる建物内には無料で利用できる「お休み処」があります。
ここがまたとても雰囲気の良い「お休み処」
入口すぐには囲炉裏。
火も入っています。
中は2階建ての畳敷き。
なんだか寝そべったりしては申し訳ないような気がしてしまうほど、
素敵な空間です。
都会の喧騒を忘れ、時を越えた旅行を楽しめる「かやぶきの郷 薬師温泉 旅籠」
日帰り温泉でも充分楽しめましたが、是非宿泊して、もっと時間旅行を楽しみたい湯宿です。
ちょっとお高いですが・・・(^^ゞ
▲枕木茶房
昼食は施設内にある手打ち蕎麦のお店「枕木茶房」へ♪
こちらは、まつたけと季節の野菜のてんぷら盛り合わせ。
訪れたのは秋・・・まつたけの季節・・・
とってもお安いお値段でいただくことができました。
温泉にまつたけ♪ 最高に贅沢なひとときでした。
「かやぶきの郷 薬師温泉 旅籠」には、
秘湯ならではの、お客様を楽しませ喜ばせるおもてなしがあるようです (*^▽^*)
(入湯日:2010.11)
***************
入浴料金 : 1200円
日帰り入浴時間 : 10時~16時
定休日 : なし
駐車場 : あり(無料)
住所 : 群馬県吾妻郡東吾妻町本宿3330-20
泉質 : ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉 (中性低張性高温泉) PH6.5
自墳天然温泉
公式HP : http://yakushi-hatago.co.jp/index.html