毎週日曜日とか暇があると桜澄舎に出掛けてた私たち
何にもないと昭ちゃんや大ちゃんなども来ていた。
途中のゴルフ練習場で相変わらず練習している先生
そんな時Eさんが思わず「一日一歩三日で散歩三歩下がって五歩下がる」
ってさ・・・私はそんな事はとても恐れ多くて言えないよ・・・なんて
言いながら納得する。
夢中になるって何でもそうだけどそんなものなんだね。
自宅に着くと古野さんが珍しくいたのです。
苦労人で奥さんも働きながら古野さんはピアノ弾きながら
この道を歩いてる人でした。
この人の言葉がジーンと胸に来たのは女性は普通の主婦がいい・・・と
言ってた。納得!!!です。
そして奥さんが入れてくれたのは甘い麦茶
私は若いころは麦茶の甘いのが苦手でした。
・・・が初めて美味しいと思ったのはなぜか理由は理解できないけど
本当に美味しかった。
帰宅すると先生は「お前たち恥ずかしいから掛け声はやめろ」ってさ。
あの物静かな言葉に全員で「すみません」と頭を下げると
大ちゃんが「思ってないくせに・・・」って言葉に全員で睨み返す。
私たちはほとんどが流行歌はあまり好きでなくどっちかというと
白いブランコのような詩作にあこがれてた事
そんな連中が恩師にあこがれ?でなぜかここにいる。
作詞協会にも入れてくれたけどそのまま結局結果としては
それぞれ就職しプロになった仲間は一人もいなかった。