酒屋三代目 ~明日はどっちだ?~

今や酒屋低迷時代。しかも繁栄か衰退かの境目と言われる「三代目」。それが私……?
――さぁ、精一杯あがいて行こう!

名前から想像してみる

2007年04月09日 20時14分27秒 | リキュール・カクテル
カクテルレシピの本を読んでいると、様々な名前に驚くことも。
えらく単純な物から、創作したバーテンダーさんの想いからの名や、
味わいを的確に表現した名前など……。
名前から味を想像してみるのも面白いかも。

「ジン・トニック」や「カンパリ・ソーダ」などは、単純明快。
何でこの名前が付いたのかなんて、悩む必要すらないほど。
逆に「何でこんな単純な名前になったのか?」と、悩むことは有り?

「マルガリータ」は、昔に亡くした恋人の名前。
グラスに縁取られた、塩のスノー・スタイルの理由……、
よく理解してしまいますよね。
※スノー・スタイル:グラスの縁をレモン汁でぬらし、塩や砂糖で飾り付ける。

「ホノルル」や「シカゴ」など、地名から付けられた物も多い。
飲んでその土地のイメージが湧けば、最高のカクテル?

「アースクェーク」「ロングアイランド・アイスティー」などは、
味の傾向などをそのままに表現。
紅茶を使わず、紅茶の味を表現しているだなんて、粋ですよね。

「ヘミングウェイ」や「ギムレット」などは、創作者の名前がそのままに。
おそらく当初はこの名前ではないと思うので、
どのような経緯を経てこの名前に落ち着いたか、ちょっと知りたいところです。

なかなか興味を惹かれる名前が多く、
「カクテル名の由来」がまとめられた本が欲しい――

かなり濃密で良質なストーリーがありそうで……。

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2 コメント

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Unknown (shu)
2007-05-08 10:13:10
はじめまして。楽しくブログを読ませていただいております。
カクテルの由来の本ですが、心当たりがあります。
ホテルリッツの名バーテンダーが書いた本に、たくさん由来が載っております。
正式な名前は忘れてしまいましたが、ネットか、本屋でカクテル関係で探せばすぐわかると思います。
Unknown (まるたや)
2007-05-08 15:09:10
shuさん、はじめまして~。
コメントもありがとうございます。

早速、調べてみました。
「リッツ・パリのカクテル物語」でしょうか?

専門書並みの価格なのでちょっとびっくりですが、
経費で落として購入してみたいと思います(笑)
ちょうど小説の「刀語」を取り寄せようとしていたので、
こっちも経費で……?

大変ためになる情報、ありがとうございます。
本の到着を今から楽しみに♪

面白いお話があったら、色々と絡めて紹介してみたいので、
これからもこのブログを宜しくお願いします。