今、長崎駅が生まれ変わっています。
2022年の新幹線開業に向け、新しい駅舎の建設、線路の高架化を行っています。
3月28日に長崎駅、一部オープンでしたが、コロナもあり、3か月遅れで、駅の見学に行ってきました。
こちらが、新しい駅舎の正面入り口になります。
今までの駅舎とは、反対側の稲佐山を望む西側になりました。
今までは、長崎駅に到着すると、雑多な閉塞感がある景色がお客様をお迎えしておりましたが、新駅になると、上記の稲佐山を正面に望む、伸びやかな景色が迎えてくれるようになります。
左手には、長崎港、長崎県庁舎、海辺の景色が広がっています。
長崎駅周辺が活性化され、美しい景観へと生まれ変わっています。
閉塞感が漂う長崎の街に新しい風を送り込んでくれる事と思います。
中へと入ります。
天井部分に木材が使用されて、空間に柔らかさが感じられます。
天井が高いと、背筋がピッと伸びます。
正面入り口から、右手が入場口。
左手が、旧駅舎への、連絡通路になります。
高架下になります。
都会では、よくある風景ですが、長崎では珍しい風景です。
力強い橋梁や、均整が取れた配管、美しいです。
見えない部分にも、手を抜かない日本の職人さんのお仕事に感謝します。
今、現場で働く職人さんが、高齢化しています。
若い方々が、興味を持って現場の仕事に就業されますように。
ホームや線路が撤去されております。
重機が活躍しています。
あと少しで、この風景とも、サヨナラです。
長崎原爆で、破壊された後に建てられました。
多くの人々を見守ってきました。
鉄筋や鉄骨、美しいです。
長い間ありがとうございます。
0番ホームの屋根を支える、トラス構造も美しいです。
当たり前の景色でしたが、無くなると思うと感無量です。
西の果てにある終着駅、長崎駅の線路の車輪止めの部分になります。
長崎駅の文字があるのは、今まで、気づいていませんでした。
もう、線路が、ありません。
どういう気持ちで、長崎駅の文字は、見ているのでしょうか。
大きな事故もなく、無事任務を終えて、ホッとしているかしら。。。