日常にサスペンスという彩りを

火曜サスペンスごっこにまつわるあれやこれや

引っ越し前夜

2021-02-28 23:19:04 | 日記
現在住む家はひとり暮らし用のこじんまりとした家です。駅近で最上階角部屋なのが気に入って5年住みました。

その間に荷物があれよあれよと増え、特に火曜サスペンスごっこの衣装がクローゼットに入りきらないほどになってしまいました。いつかは引っ越さなくてはならないと思っていたところ、広い・日当たりいい・最上階・収納たっぷり、という物件に出会い引っ越すことにしました。

広すぎるので双子の妹と2人暮らしになります。今まで全くのひとり暮らしだったので引っ越し準備段階から揉めることもあり不安要素はありますが仲良くやっていければと思います。




今の我が家の状況ですが悲惨です。まだ荷造り終わってません。夏服だけで段ボール3箱、冬服も3箱。ハンガーにかけているのは明日業者さんがそのまま詰めてくれるというのですが、服ありすぎなんですよね。

じゃあ少し減らしたら?というところではありますが全部に思い入れがあり大切な服なのでなかなか捨てられません。特に古着なんかは一点ものになるので手放せません。

明日無事に引っ越せるといいのですが。まだ箱詰め作業は終わっておりません笑
皆さんあっさり引っ越しされるけどどうやってるのかしら。無茶だわこんなん。

引っ越しが落ち着いたら関東ラブホ巡りながら火サスロケしていきたいと思います。


昭和の文化や建築に触れるレトロラブホ巡り

2021-02-23 00:20:59 | 日記
私がラブホテルに行くときは趣味の火曜サスペンスごっこの撮影になります。


昭和レトロなラブホが好きということもありいくとワクワクしてしまいます。今やラブホは鑑賞&撮影する場所という認識となっており「大人の秘密」的な概念がすっかりなくなってしまいました。健全(?)な訪問をしておりますので、「ラブホ行く」というのは私にとって博物館や美術館のような「昭和の建築や文化を楽しむ場所」という意味であります。


話がちょっと変わるのですが、基本的に友人の少ない私のSNSアカウントは現実の知り合いがわずかしかいません。
ただInstagramのアカウントは学生時代の友人が数人おり私のことを知る人に火曜サスペンスごっこを見られていると思うとそこはちょっと恥ずかしいものがあります笑
学生時代は死んだふりするようなキャラじゃなかったですし…


昨日のラブホ訪問中インスタライブをしたところ学生時代の知り合いに「なにしてんすか!!!」と驚かれてしまい、「確かに何してンだろうな!」と笑ってしまいました。

まぁ、ラブホで何してるかというと、
楽しいこと♥️
ですね。




こんなギラギラした空間、滅多にお目にかかれません。

※ラブホで楽しいことをしている瞬間
ひとりで行くときはこんな感じで三脚を立て撮影しております。これはラブホ巡り旅で同行してくれたTwitterのフォロワーさんに火サス撮影シーンを撮ってもらったやつです。


こういうご時世でなかなか出かける目的を作るのが難しいですが、見たことないギラギラしたものを見るというのはとても気分が上がります。昭和ラブホの魅力が少しでも伝わればいいなと思い地道に訪問しては写真を撮る日々です。

古いものを新しくという流れにのまれレトロなものが姿を消していく中で現役で営業している昭和ラブホの姿をひとつでも多く記録として残したいです。そしてそんな場所が好きと訪れる人が増えれば昭和ラブホの寿命を伸ばすことになるのでは、と思うのです。
有名な建築や文化は書物に記され残りますがラブホという大衆文化はなかなか残りにくいです。後世にもきっと昭和ラブホの魅力にとりつかれる人もいるでしょう。楽しいことは皆で共有できたらもっと楽しいのでね、これからもラブホ巡りを健全に行って参ります😊




これだからやめられない!

2021-02-21 21:16:18 | 日記
火曜サスペンスごっこの撮影を兼ねて昭和レトロなラブホテルに行くのが好きです。前回11月に行ったきりなかなか行けずにいましたが、今日久しぶりに昭和ラブホへ行ってきました!

このフロントの文字に惹かれてふらふらと中へ入りフロントパネルで好きな部屋を選ぶ体験。はぁ~♥️たまりません。

エレベーター内はエメラルドグリーンで、

天井は丸の照明。

丸ボタンは押しごたえがあって好きです。懐かしい感触ですね。昔の切符売場もこんな丸ボタンでした。

エレベーターを降り部屋へ向かいます。
入室すると早速鏡張り。いい感じです。

そしてそして!
円形ベッド!
回転ベッドではありませんでしたが、ベッドヘッドの鏡張り!この昭和レトロ感!久しぶりに体感してうれしくなっちゃいました。この感動があるから昭和ラブホ巡りはやめられないんだよなぁとつくづく思います。行くだけで胸がときめく場所なのです。

円形ベッドにあわせて布団も丸くなっているのがまた愛らしい!

火曜サスペンスごっこも楽しく撮影できました。後々インスタのほうでアップしていきたいと思います。





今はもうない場所

2021-02-14 16:29:31 | 日記
時の流れというのは体感している以上にあっという間で立ち止まって振り返ってみたらあの場所はもうすっかりなくなっていた、ということがしばしばあります。

火曜サスペンスごっこのロケ地もいくつかなくなってしまった場所があります。


ここは浅草にあった観音温泉です。花やしきの近くにあるので、蔦の繁った怪しげな場所として記憶している方もいるのではないでしょうか?
2016年の秋に撮影したものになります。このあと解体されてここら辺もすっかり観光地の一部となっています。観音温泉はいつもうっすら暗くて営業しているか謎でした。なくなってしまえば中に入ってみれば良かったなと惜しんでしまうものです。


ここは箱根の某保養所です。企業の保養所って最近はあまり聞かないですね。昭和のイケイケの時代に企業戦士達が家族を連れてきたのでしょう。栄枯盛衰の末をみた気分です。閉館するということで2018年に泊まってきたときのものです。

温泉、卓球場、カラオケルーム。ザ・バブルといったような施設は今は廃墟だと思います。泡のように色んなものが消えていきますね。


ここは大阪のホテル味園です。


味園ビルというひときわ目を引くビルの上にあったホテルです。

緑の手すりが美しい螺旋スロープのあるビルです。

こちらも閉館の知らせを聞いて行ってきました。2019年のことです。閉館する前に中を見られてよかったという思いでした。火曜サスペンスごっこをしていくなかではからずも場所の記録となってしまうこともあります。

なので行きたい場所があったらなるべく早く行くようにしています。レトロな場所や古いものが好きなので好きな場所がなくなるというのは仕方のない運命ではございます。そういう儚さがあるからより慈しむ気持ちが強くなるのです。


ここは火サスのロケ地ではありませんが、バスに乗っていたら素敵な建築だと思って見た場所は美容室でした。

気になるから後日改めて来て中に入ってカットしてもらったのです。

それはもう現役稼働するレトロに胸がいっぱいになりました。

今はもう閉業されてしまったようで扉がリフォームされ看板はしまわれています。あの美容師のおばあちゃんは元気にしているのだろうか、なんて考えてしまうときがあります。


入ってカットしてもらった話はこちら↓

写真を撮るというのはありし日の記録として大切なことだなと考えさせられる日々です。またあちこち旅できる日が来たらそれはもう忙しなく出掛けてみようと思うのです。





酸いも甘いもバレンタイン

2021-02-10 22:45:02 | 日記
私が物心ついた頃にはバレンタインデーというものが定着しており「好きな男の子にチョコレートを渡す」というのは誰もが知っている行事でした。(バレンタインデーは1958年頃から流行しだしたとされている)


初めて誰かにチョコをあげた記憶ははっきりしませんが、高校生のときに好きだった人にチョコを渡せず自転車のカゴにチョコを入れておいたら翌日教室で「昨日俺の自転車にチョコあったんだけど…誰…?」と話しているのを聞き、気味悪がられていたことを知るという苦い思い出があります。それ以降はきちんとチョコを渡すことの大切さを知ったので自転車のカゴにチョコを入れることはやめました。そんな酸いも甘いもバレンタインの思い出。


火曜サスペンスごっこをするような女になったのは、経験値が 酸い>甘い のパワーバランスだからでしょう。甘い想い出ばかりじゃこの幸薄感は出せないよ。

幸の薄さに定評のあるさかもツインねねがお送りする酸いも甘いもバレンタインエピソードをどうぞ。


チョコを渡す約束をした日に相手が来ない
ヤバくない…?来ないってヤバくない?来ませんでしたあいつは!
残業終わらないみたいなやつです。新橋の駅前の喫茶店で1時間以上待ってそれですよ。閉店の22時30分まで待ちましたがね…待つよ、にも限界があるからね…結局のところ彼女がいたというのもありチョコはもらえないという結論に至ったようです。酸っぱすぎる…チョコは女子会で食い尽くしてやりましたよ。ええ。あの日の1時間は永遠に返ってきません。多分私の生き霊あそこでまだ待ってる。チョコを渡せるまで待ってる。早く成仏してくれぇ~!



バレンタインを境に音沙汰がなくなる
これ1度や2度じゃないですね。もうこういうの多過ぎてホワイトデーとかないですよね。ほとんどない。びっくりするくらい音沙汰がなくなる!

ある日のバレンタインデーに好きな人を呼び出し夜の駅を降りたら雪が降ってきてなんてロマンチックなのと思って告白してチョコを渡したのですが曖昧な返事。結局そのあとから連絡がとれなくなりその好きな人も消息不明となりました。風の噂で長崎で生存を確認したと聞き、まぁ元気でやってるならいいか、と諦めた思い出。
いやそれにしてもなぜ埼玉から長崎…。告白されたのが嫌すぎて長崎に逃げてしまったのか…。あの人今も元気でいるといいな。



ホワイトデーにフラれる
これが1番酸いですね。酸っぱくて死にそう。
まぁこれは付き合ってた人なんですけどバレンタインは普通に渡して、彼がホワイトデーで私にプレゼントを選んでいたときに「何か違うな…」と思ったそうです。ルームフレグランスを買ってくれたそうなのですが、ホワイトデーの朝ルームフレグランスを眺めて別れを決意したのでしょう。朝7時前に「別れましょう」というラインが入って「ちょっと?何!」状態でしたが仕事に行きもうてんやわんやでしてね。最悪のホワイトデーでした。結局彼の気持ちは変わらず別れることになりました。何だったんだあれはまじで…。
ずいぶんと変わった人でしたが、そんなところが好きでしたね。いい匂いのハンドクリームをくれた人でそのハンドクリームを使っていると周りの人に「このハンドクリームすごくいい匂い」と誉められまくりました。そんなハンドクリームを教えてくれた人なのでホワイトデーにふられたけど悪い人ではないという印象です。


酸いばかりですが、甘いもひとつくらいは…ん?ないか…ないね。今年のバレンタインはチョコあげる人すらいないし。その酸いが私を強くする!そしてまた新しい作品を作る…より幸薄くなって…!


チョコの甘さで足りない甘いを補充するから私は大丈夫です。皆さまはよいバレンタインデーをお過ごしくださいね❗