日常にサスペンスという彩りを

火曜サスペンスごっこにまつわるあれやこれや

火曜サスペンスごっこを支えるファッション①

2020-05-30 12:54:28 | 火曜サスペンスごっこ
火曜サスペンスごっこを始めて初期の頃は普段着でパッと撮ることが多かったのですが撮り続けるうちに「ワンピースのほうがいい」「レトロな雰囲気のワンピースがいい」「パンツよりもスカートがいい」「今流行している服より古着ぽいのがいい」という気付きが得られました。
この気付きについては特にきっかけがあったわけではないのですが火サスの写真を何度も振り返って見ているうちにそう感じたのです。

これは2016年、かなり初期の火サスです。


しまむらで買ったチョッキとシャツですね。この頃おしゃれさんの間でチョッキが流行ってたんですよ。あれ…確かそう。チョッキみんな着てたもんな…だから着たんだと思います。


これは2018年の火サス。

同じようなシチュエーションがなかった(一応新緑つながり)ので比べにくいですが、完全に火サスという自我が芽生えています。新緑に映えるのが真赤なワンピースという答をはじき出しました。

背景に火サス体を溶け込ませるときにワンピースだとわりとすっと馴染むのです。上下セパレートの服だと色や情報が多くなるので最近はもっぱらワンピースが多いです。


火曜サスペンスごっこの名前の由来となる火曜サスペンス劇場というのは1981年~2005年まで放送されていたものなのでその頃の時代的なものに合わせると今時流行りの服よりは古着だったりレトロ感のある服の方がしっくりきます。時代を感じさせない定番の服でもいいですね。バブルも経由しているのでバブリーな肩バフバフの服も該当するのですが、火サス=ちょっと幸の薄い女というイメージなのでバブルのゴージャス感は取り入れていません。

ひとつだけゴージャスな服があるとしたら


これですね。ZARAの総スパンコールのワンピースです。これ、めちゃくちゃ重たいです。冬に着るとスパンコールが風を通さないので比較的暖かいですね…笑

普通にコート羽織ればなんとか外出できるレベルになるのでそんなに珍妙な服ではない…はずです。

赤絨毯によく映えますね!
照明を浴びて光るなんて水面みたいで素敵!ZARAの夏と冬の爆セールのときに服が鬼のようにかかっていてしかもそれが5,000円以内で売っていたりするので毎セールのチェックは欠かしません。火サス御用達ショップです。
ちなみにスパンコールワンピは3,000円くらいでした。バカか!と思う値段だとついつい買ってしまいます。クリーニング?だしませんよ、家庭用洗濯機でアタック入れて普通に洗ってます。途中でスパンコール欠けるみたいで洗濯機と家の中はカスカスになりますが😅

火サスの服についてはまだまだ書きたいのですがちょっと長くなってしまったので②へ続きます。
ファッションも気にかけてみていただけるとうれしいです。


ポートレイトの延長

2020-05-27 22:24:12 | 日記
普段死んだふりをした写真ばかり撮っていますがもともと写真を撮るのも撮られるのも好きでした。我が家では母親がカメラを持って旅行のときなどよく写真を撮っていました。記念のときや出掛けたときに写真を撮る環境で育ってきたため写真を撮ることが日常でもあるのです。

火曜サスペンスごっこを始めたのはここ数年のことですが、それまでは友人と出掛ける際はカメラを持ってポートレートを撮っていました。


オリンパスのミラーレス一眼を愛用しています。レンズは付属の。カメラのF値とか詳しいことは全然わかっていません。構えてシャッターを切るだけ。もう少しカメラの勉強した方がいいのかもしれませんがなにせ機械音痴なので多分今のスキルが精一杯でしょう。

写真を撮る上で大切にしているのは「楽しさ」です。はちゃめちゃなポーズ、転倒などのハプニング、大爆笑してる顔。この写真見ると絶対笑っちゃうんだよね、という瞬間が切り取れたらもう最高ですね。

これは友人です。青空ジャンプを5回くらい取り直して完成した1枚。

ちなみにここは行きつけの砂丘。「ぼくたちの失敗」という先日書いたブログで水没して砂場に埋まっている私目線で写真を撮ったので飛んでいるように見えるのです。みなさんも地べたから写真を撮るといい感じに空がきれいに写るのでやってみてはいかがでしょう?



これは失恋した友人に「海に向かって男の名前叫んで!」と言って撮った写真です。

この数年後無事に彼氏ができ、結婚しているので海で叫んだ経験が生きているなら友人冥利につきます。

たまにはツーショットもいりますよね。


happy…

仲良し写真になりました!こういうのどんどん撮っていきたいですね。


モデルとして天才的なセンスを持つ友人のポートレイトです。

カメラを向けるだけでこの完成度!

もう毎回大爆笑です。
強すぎる…

こちらはサボテンサトシというギター芸人さん。

廃退したどこかの街をさ迷うながしのギター芸人感が出ていますでしょうか。

このとき尻に敷いているのは埼玉新聞です。新聞じゃなきゃ演出できない世界がありました。


こんな写真を撮り続けてきた20代~30代を経て今火曜サスペンスごっこにたどり着いているのです。自分のなかではポートレイトの延長という認識です。
ポートレイトはきれいなモデルさんといいカメラ持ったカメラマンだけのものではないと思っているのでこれからも好きなように写真を撮っていければなと思っています。


ぼくたちの失敗

2020-05-26 10:13:10 | 日記
火曜サスペンスごっこを撮っているとたまに失敗もあります。地べたに這いつくばる、シャッターをきる、立ち上がる、たったこれだけの行程のなかでもひとつ歯車が狂えば火サスとして成立しなくなるので撮るときはいつだって真剣です。

失敗その①

これは不自然なポーズなのでボツにしました。
階段が急すぎて怖かったというのもあり大胆に落ちたポーズができなかったというのもあります。足が腰の位置より下がって一段一段丁寧に置かれている不自然さは何回見てもこのポーズは違うという違和感があります。階段のサスペンスはダイナミックに、そして安全に!そんな標語があるとかないとか…(ない!)

失敗その②

これは服の失敗です。
真っ黒のワンピース、タイツ、靴でめりはりがなく人体のラインがはっきりしないのでボツにしました。午前中の太陽光の眩しさというのもあり映画館の方に視線がいってしまいます。冬は露出が減るので人体のラインをどう出していくかが悩ましいところです。

同じ服で撮った火サス↓

こちらは情報が少ないので人体のラインがわかりサスペンスだ!という第一印象があるので合格です。同じ服でも撮る場所によってこんなに違いが出るのです。


失敗その③


こちらはガラステーブルにカメラが映り込んでいるのでボツにしました。ガラス、鏡、反射するものは要注意です。気付かず撮って家に帰ってから見返したときにショックを受けるのでカメラを構えるとき鏡に注意するようになりました。

失敗その④

2017年の火サスです。これだけいくとうまくいっているように見えますが…

あっ!

あっ~!波にのまれちゃいましたね!
砂浜についた手形が本気の焦りを感じさせます。
足元から胸元までじわじわっと波が押し寄せて水没しました。私が…。
着替えもない冬の海。このあとコンビニに行き替えのパンツとキャミを買って着替えました。4波見送り波打ち際を見極めたつもりでしたが5波目にやられました。
波打ち際を攻めるときは5波目まで見送れ!
これは冬の波にのまれて途方にくれた私からのメッセージです。


失敗その⑤

これは2020年2月の火サス。うまくいっているように見えますが…

はい。

あぁ~!

3年ぶり2度目の水没!

やっちまったよ。
5波目まで見送ったんですけど難しいですね。
波打ち際を攻めるときは6波目まで見送れ…いや、波打ち際を攻めるな!
3年かけてたどり着いた答えは波打ち際を攻めるなでした。(綾鷹のCM風に)

幸い足元から波が来たとき「これは!」とピンときてすぐに立ち上がったのでタイツだけ持っていかれた(波に)感じです。前回の失敗を生かし替えのパンツ、タイツを持ってきていたのですが駅のコインロッカーに置いてきてしまったので素足に靴で駅まで戻りました。無事に新しいタイツを手にしたとき、乾いている服っていいなと思いました。(2017年時も乾いている服っていいなと思っている)

普段仕事で失敗が許されない状況で常に神経を尖らせているのでこういう失敗しても笑える状況って必要なのかもしれません。失敗すればするほどおおらかになっていくよ…私。
みなさんも火曜サスペンスごっこならいくら失敗しても怒る人はいないのでぜひチャレンジしてみてください😊
(というかこのブログ、1度書いて昨日間違えて上書き更新して消滅したものを再度書き直しているという失敗の極みブログなのです。途方にくれたよね…消滅きっつぅ~)




目にうつるすべてのロケーションはサスペンス

2020-05-25 23:41:08 | 日記
ついに関東でも緊急事態宣言が解除されるとのことで、まだまだ油断はできませんが「やっとか」とホッとしております。

自粛期間が明けたらしたいこと、そりゃぁもう火曜サスペンスごっこですよね。2ヶ月自粛してて体がなまってないか、ブランクを取り戻せるか等の不安もありますが、火サスやる夢まで見ているくらいなのでやる気は満々です。

家にいる間は行きたい場所や火サス向きの場所をGoogleマップで探したり、古着のオンラインショップで火サス向きのワンピースを買ったりしていました。あとは外に出るだけ!という具合です。

これは近所の公園。
子どもたちが帰り誰もいなくなった公園でのサスペンス。
散歩してたらなかなかいいロケーションだと思い撮ったものです。

まぁ背中がめちゃくちゃになっちゃって「これこれ、火サスの醍醐味~笑!」と楽しくなっちゃっいましたね。

もう目にうつるすべてのロケーションはサスペンス!みたいなテンションになっています。は!や!く!火サスロケに行きたい!

しばらくはソーシャルディスタンしながら人気のない時間帯にそそっと撮れる火サスから始めていきたいと思います。自粛してみてわかったことは火サスって私の生活のなかにかなりしっかり組み込まれているんだなということです。

皆様におかれましても自粛生活、本当にお疲れ様でした~!

海はエモいし火サスに合う

2020-05-17 19:30:20 | 日記
海ってどう写真を撮ってもエモいんですよ。海なし県に住む私が言うのだから間違いないんです(?)。この自粛が明けたらカメラを持って行きたいですね。

これは2017年冬の海。行きつけの砂丘です。

夕方なのでエモい。



はいはい、エモいですね。
エモいって言っときゃいいって思ってるでしょ?って?うん、思ってる。ごめんね。











火サスの自撮りを撮ってくれた友人K(旧姓)もといM。
私が火曜サスペンスごっこというのをやっているのを知らないけど死んだふりをする写真を「あぁ、いつものやつ?」「いつものやつ撮らなくていいの?」なんて言いながら撮ってくれる数少ない私の友人(めちゃめちゃいい人)です。




結論:海はエモいし火サスに合う!

本日言いたいことは以上です。