麻生太郎首相は、10日午前に皇居・宮殿で行われた天皇、皇后両陛下のご結婚50年を祝う祝賀行事で述べた祝辞で、「弥栄(いやさか)」(いよいよ栄えること)と言うべき部分を、「いやさかえ」と言い間違えた。
麻生首相は、衆参両院議長や最高裁長官、各閣僚らとともに宮殿「松の間」で行われた祝賀行事に出席。首相は出席者を代表し、両陛下の前で祝辞を述べたが、「両陛下の益々のご健勝と皇室のいやさかえを心から祈念し…」と発言した。文脈上、ここは「いやさか」というべきだが、「いやさかえ」と言い間違えた。
麻生首相効果!?漢字の読み方本が23万部
麻生太郎首相(68)の相次ぐ漢字の誤読が話題となる中、今年1月に刊行された漢字の読み方本が、最新の「オリコン“本”ランキング」総合書部門で100位圏外から一気に41位へ浮上したことが24日、分かった。発行部数は、教養本としては異例の23万部に到達。内閣支持率は下がる一方だが、“麻生効果” で上がっている数字もあった!?
発売から11カ月たつ本が、未曾有(みぞう、“みぞうゆう”ではありません)の赤丸急上昇本に化けた。出口宗和著「読めそうで読めない間違いやすい漢字」(二見書房、税込500円)だ。
オリコン調べによると、全国の書店などでの今月15日-21日の販売部数は推計1万3174部。累計売上部数(3万5524部)の3分の1強に当たり、12月の最新ランキングで総合書部門41位に躍進した。
オリコンは「100位以内に入ったのは(発売以来)今回が初めて。麻生首相の件が一因としてあるのではないか」と指摘。また今月17、18両日にテレビで紹介されたことも売り上げ増につながったとみている。
二見書房も反響にはやはりビックリだ。同社は「自分も(漢字誤読で)恥をかきたくないと思った読者がいらっしゃるのでは…。麻生さんの影響がないとはいえない。感謝しています」。同社によると書店で同書を手に取り、自らも読み間違いをしていたことに気付いて悔しそうな表情を浮かべた後、レジに向かう人が多いという。
ただ、ヒットする予感はあった。同社によると、実際の発行部数はオリコン調べよりはるかに多く、初版だけで3万5000部。同社は、3月から同書の販売に力を入れた札幌市の書店でひと月50冊売れたことで手応えをつかみ、10月に1万部、11、12両月で18万5000部を増刷した。
麻生首相が「踏襲(とうしゅう)」を「ふしゅう」「頻繁(ひんぱん)」を「はんざつ」と発音するなどし、「KY(漢字読めない)」と指摘され出したのは11月中旬。同社は「(増刷の時期と)ちょうどタイミングが合った。(累計23万部は)当社で近年、一番売れています」と麻生サマサマの状態だ。
ランキングに参加してます、宜しく。
↓↓↓
![にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ](http://politics.blogmura.com/politicalissue/img/politicalissue88_31.gif)
にほんブログ村
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_please.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_please.gif)