「今を生きる」(五木寛之著『大河の一滴』より)
人間の値打ちというものは、生きている - この世に生まれて、とにかく生きつづけ、今日まで生きている、そのことにまずあるのであって、生きている人間が何事を成し遂げてきたか、という人生の収支決算は、それはそれで、二番目ぐらいに大事に考えていいのではなかろうか、と思うようになりました。
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