去年の8月から今年の7月までで、110冊本を読みました。
1ヶ月に9冊のペース。大体図書館で借りてます。
読書ノートを付けているので、それを読み返すのも楽しいです。
最近読んだのは
訳が今っぽい感じで読みやすかったです。
なんともいえない面白さがあって、とてもよかったのですが、私の後は誰も予約がなくてびっくり。
みんなもっと借りようよー。
そして、私が大好きな寺地さんの最新刊。
85歳の祖父と一緒に暮らすことになった孫の桐矢の話。
この本に限らず、完全な悪役も、非の打ち所がない人も出てこないのが寺地さんの本のいいところだと思うんですよ。
どんな人にも、それぞれの感情や歴史がある。
全て丸く収まって、めでたしめでたしじゃないけど、最後は希望が見えて終わる感じも好きなんです。
「カレーの時間」、従姉妹の婚約者のSNSが、思わず本を一回閉じるぐらいヤバかった(笑)
あと、おじいちゃんに言う桐矢の台詞がよかった。
「過去は消えへん。ぜったいに」
嫌だったことやつらかったことは、いつまでも人の内側に留まっていて、完全に消えてくれない。
これはうちの夫にもう一回伝えておきたいですねー。
夫の実家に対する私の感情を、全く理解できないみたいなので。
そして恩田陸さん。
これまた私が好きな理瀬シリーズの最新作です。
久しぶりのミステリって感じで楽しく読めました。昔はよく読んでいたので、ちょっと懐かしい感じ。
とある武将の家紋が出てくるのですが、誰とは書いてないので調べたり。
最後に理瀬が手にするあれって大河にも出てきたけど、そういう繋がりもあるのかな!?
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