がんたさんがご自信のブログでRaduのファミリーネーム「Sarb」の「a」は
「ヤマi」というのが分かったけど、どうやって発音するのだろう?など
Raduの謎について色々考察なさっていました。
それから、こよりさんに会ったときにRaduの「名前のルーツ※」が謎なので
私の友達のRaduさんに聞けたら聞いてみて?とお話したことがあります。
※…Danはダニエル、Arsenieは男らしいとかいう意味のギリシャ語Arsenius
(こよりさんの記事より)
ついでにアルシーパパの「Ion」はジョンとかヨハネとか。
ちなみにArsenieのフランス語バージョンは「アルセーヌ」。
さしずめアルシーはアルシニストの心を盗むルパン!?
Raduは名前もファミリーネームもちょっと謎めいてる。
実はちょっと前に色々調べていたので、がんたさんの記事に便乗して書いちゃえ。
↑最悪だよ、私orz
まず苗字。
一番よく見かける表記が「Sarb」。これのモトは。
PCや電光掲示板などでは特殊文字を避けて「a」に置き換える場合があるみたい。
けど、これはルーマニアでの書き方。モルドバではと書くので
そこから「Sirb」というバージョンもでてきます。
ハイ解決。←本当?
だけどまた変な謎が浮上。
何気なくファミリーネームを辞書でしらべたら「Serbian」と出た。
セルビア人? (←スラブ語系)
偶然綴りが同じなだけなのか?
謎を残して次は名前。Radu。
これは語源がスラブ系言語らしい。
「幸せな」といった内容の接頭語(?)radの、ルーマニア語の愛称形だとか。
もしRaduのご先祖様がセルビアと繋がっていたとしたら、面白いなぁ。
地理的に考えて、どこかで繋がっていてもおかしくはなさそうだし。
ラテン系のルーマニアにスラブ系の言葉が入るということは、
ルーマニアにスラブ系の人が入ってきた証拠に他ならないと思う。
それが侵略であっても交友や通商であっても。
ルー語を覚え始めて、夏にモルドバを旅行して思ったことには、
「人は○○を求めて移動する」ものなんだってコト。
人類には"移動したい遺伝子"なんてものがあるんじゃないかとも思った。
○○は愛でも嫁でも利益でも権力でも成功でも、何でもあてはまる。
モルドバ共和国と沿ドニエストル共和国、政治的には対立しているけれど
人の行き交いが途絶えているわけではなかった。
何か用事があってキシナウに行く人、沿ドニエストルに戻る人がいて、
そのバス(乗り合いタクシー)は1日に何本もあった。
陸続きで外国と隣接していない日本での感覚じゃ
100%理解するのは難しいのかもしれないけど、
ヨーロッパ大陸(ユーラシア大陸?)では歴史的背景、商業的背景、
色々なバックグラウンドがあって色んな民族が移動したり、移住したり、
個人的に永住して子孫を残したりってのが
さほど珍しいことではなかったのかもしれないなぁ。特に交通の要所や商業都市。
そんでもって、人の交流があれば文化や言語、概念などが
取り入れられたり、ミックスされたりして定着していったんだろう。
東ティモールや旧ユーゴ、パレスティナ問題など、
悲しいニュースが多い状況下で「民族」という言葉を聞くと、どうしても
「戦争の火種」のようなネガティブなイメージも持ってしまう私の頭ですが、
その戦争というものが必ずついてまわる「人類の営み」であるならば
文化や言語・概念などの交流や伝播も「人類の営み」であることは間違いないと思う。
だから私は、Raduのフルネームは彼のご先祖様が
ベッサラビア(モルドバ&ルーマニアら辺)や、セルビアなど
スラブ系民族のいる地方を(orから)移動し、出会い、紡いだであろう家系図の
今の最終地点であり、「人類の営み」が具現されたものに思えた。
そんな彼もモルドバ共和国から移動し、
ルーマニアで最愛の家族と暮らしている。
こうして今日も明日もあさっても、
村や街や、県境や国境を越えて人々が移動しまくっている。
いつか星を越えて人々が移動する日もくるだろうか?
年末に愛知に来たRaduさんとYさんの言葉がとても印象的。
「またいつか、世界のどこかで会いましょう!」
いつの日か、私も別の街へと移住するだろうか。
「ヤマi」というのが分かったけど、どうやって発音するのだろう?など
Raduの謎について色々考察なさっていました。
それから、こよりさんに会ったときにRaduの「名前のルーツ※」が謎なので
私の友達のRaduさんに聞けたら聞いてみて?とお話したことがあります。
※…Danはダニエル、Arsenieは男らしいとかいう意味のギリシャ語Arsenius
(こよりさんの記事より)
ついでにアルシーパパの「Ion」はジョンとかヨハネとか。
ちなみにArsenieのフランス語バージョンは「アルセーヌ」。
さしずめアルシーはアルシニストの心を盗むルパン!?
Raduは名前もファミリーネームもちょっと謎めいてる。
実はちょっと前に色々調べていたので、がんたさんの記事に便乗して書いちゃえ。
↑最悪だよ、私orz
まず苗字。
一番よく見かける表記が「Sarb」。これのモトは。
PCや電光掲示板などでは特殊文字を避けて「a」に置き換える場合があるみたい。
けど、これはルーマニアでの書き方。モルドバではと書くので
そこから「Sirb」というバージョンもでてきます。
ハイ解決。←本当?
だけどまた変な謎が浮上。
何気なくファミリーネームを辞書でしらべたら「Serbian」と出た。
セルビア人? (←スラブ語系)
偶然綴りが同じなだけなのか?
謎を残して次は名前。Radu。
これは語源がスラブ系言語らしい。
「幸せな」といった内容の接頭語(?)radの、ルーマニア語の愛称形だとか。
もしRaduのご先祖様がセルビアと繋がっていたとしたら、面白いなぁ。
地理的に考えて、どこかで繋がっていてもおかしくはなさそうだし。
ラテン系のルーマニアにスラブ系の言葉が入るということは、
ルーマニアにスラブ系の人が入ってきた証拠に他ならないと思う。
それが侵略であっても交友や通商であっても。
ルー語を覚え始めて、夏にモルドバを旅行して思ったことには、
「人は○○を求めて移動する」ものなんだってコト。
人類には"移動したい遺伝子"なんてものがあるんじゃないかとも思った。
○○は愛でも嫁でも利益でも権力でも成功でも、何でもあてはまる。
モルドバ共和国と沿ドニエストル共和国、政治的には対立しているけれど
人の行き交いが途絶えているわけではなかった。
何か用事があってキシナウに行く人、沿ドニエストルに戻る人がいて、
そのバス(乗り合いタクシー)は1日に何本もあった。
陸続きで外国と隣接していない日本での感覚じゃ
100%理解するのは難しいのかもしれないけど、
ヨーロッパ大陸(ユーラシア大陸?)では歴史的背景、商業的背景、
色々なバックグラウンドがあって色んな民族が移動したり、移住したり、
個人的に永住して子孫を残したりってのが
さほど珍しいことではなかったのかもしれないなぁ。特に交通の要所や商業都市。
そんでもって、人の交流があれば文化や言語、概念などが
取り入れられたり、ミックスされたりして定着していったんだろう。
東ティモールや旧ユーゴ、パレスティナ問題など、
悲しいニュースが多い状況下で「民族」という言葉を聞くと、どうしても
「戦争の火種」のようなネガティブなイメージも持ってしまう私の頭ですが、
その戦争というものが必ずついてまわる「人類の営み」であるならば
文化や言語・概念などの交流や伝播も「人類の営み」であることは間違いないと思う。
だから私は、Raduのフルネームは彼のご先祖様が
ベッサラビア(モルドバ&ルーマニアら辺)や、セルビアなど
スラブ系民族のいる地方を(orから)移動し、出会い、紡いだであろう家系図の
今の最終地点であり、「人類の営み」が具現されたものに思えた。
そんな彼もモルドバ共和国から移動し、
ルーマニアで最愛の家族と暮らしている。
こうして今日も明日もあさっても、
村や街や、県境や国境を越えて人々が移動しまくっている。
いつか星を越えて人々が移動する日もくるだろうか?
年末に愛知に来たRaduさんとYさんの言葉がとても印象的。
「またいつか、世界のどこかで会いましょう!」
いつの日か、私も別の街へと移住するだろうか。
語頭と語尾ではiを、語中ではaを使うことになった…
そうそう、それなんです!SarbとSirbの謎を解く鍵は!
モルドバのサイトを見てて「あれ?」と思ってよくよく
見てみたらヤマaがヤマiだったことが分かったんです。
表記の改正以降は公文書や教科書も改正されたと思うので
モルドバから来たRaduの身分証明書がどうなってるか気になります。
>いつかAkiraさんとルー語でお喋りできたらなぁ☆
嬉しいです♪実現できるといいなあ。
その日のためにも頑張ります。
ヤマiとaについての話ですが、
ルーマニアでは確か93年に表記の改正があって、
語頭と語尾ではiを、語中ではaを使うことになった…と
書かれていたので、そのつもりでいたのですが、
モルドバでは元のまま?なんですね。
うう……ややこしいかも。
実は結局本人には聞くチャンスがなくて、後々
ネットで調べまくったら出てきたんです。
こよりさんの推理があたっていましたね!すごい!
ルーマニアにはスラブ系の人もいればトルコ系の人も
ラテン系もロマも…と多彩。
そこからルーマニア独自の文化が生まれているんでしょうね、きっと。
万博のルーマニア館で民族舞踊を見たのですが、後ろの席の人が
「何かヨーロッパっぽくないねー。」と少々不満気味に
もらしていたのを聞いて寂しい思いをしたものです。
@野々村さん
>逢おうと思えば逢えるのです
いい言葉ですね。それ、イタダキですw
>ところでラドゥのミドルネーム、「Alexei」は…
正直なところ、ミドルネームって何をもってどうやって
つけているのかサッパリなんです(--;
マイケルJフォックスのJって何だ!?状態で。
両親(もしくは先祖)の名前とか、聖人の名前なのかな?
とも思うのですが、実際どうなんでしょうねぇ(?_?)
聖人なら大王と同じ名前の人も(数人!)いるみたいです。
Raduが密かに大王の末裔だったら…ヒャー!
@Akiraさん
>「ルーマニア人の言葉にはスラブ系の単語が
10%…」とあるのを見つけました。
興味深いデータですね!すごい!
何千、何万もある言葉から数えたのでしょうか。
単語を覚える時ロシア語などスラブ系の単語も見てみると
面白いかもしれませんね。
>今、とにかく喋れるようになりたくて、独学ですが、毎日勉強してます。
ルーマニアのテレビもほぼ毎日見てますが…
素晴らしいです!最近は私、だいぶ停滞気味でorz反省反省。
いつかAkiraさんとルー語でお喋りできたらなぁ☆
またお邪魔させてください。
何だか忙しくてご無沙汰してしまっていました。
(O-Zoneファンとしても何だか…曲は毎日聞いてるんですが…)
お久しぶりに来てみたら、面白そうな話題でしたので…。
深いお話ですね。
私も「民族」というとネガティブなイメージがありますが、
だからといって各々の文化を否定する訳ではなく、
全てを尊重していければいいのに…と思うのは
理想論でしょうか。
今回のお話を読んで思い出したのが、
去年の十月にO-Zoneが来日したとき、
テレビを見た知り合いの人が(勿論事前に私が宣伝していたのですが…)
「あの人たちってどこの人?何か、みんな人種が違うよね」
と云っていたことでした。
その時は、よく見てるなあ、位にしか思わなかったのですが、
その後ルーマニアに関する本を何冊か読んで、ルーマニアは
多民族の国なのだということを初めて知りました。
領土も、時代によってずいぶんと変わっていますよね。
モルドバに関しては、あまり資料がないのでよく判りませんが、
歴史的に見ればルーマニアの一部のようなもの?ですので、
同じと見ていいのでしょうか。
もう一つ思い当たったのが、今重点的に読んでいる
1989年のルーマニアの革命の時の話です。
革命以前、チャウシェスクの圧政下から、亡命した人は数知れず…。
「移動」にはそんな悲しい理由があった場合もあるなあ、と思いました。
希望を持って移動できる場合は、きっと幸せなのだなあと。
「世界のどこかで」って、私も本当に素敵な言葉だと思います。
何だか感動してしまいました。
今、手元のコピーを見たら、ルーマニアの写真集をたくさん出されている
みやこうせいさんの本に、「ルーマニア人の言葉にはスラブ系の単語が
10%…」とあるのを見つけました。
どんな単語がそうなのか判ると、また面白そうですね。
そう言えば、私が以前こちらにお邪魔した時に、
トンチンカンなことを云っていたルーマニア語の定冠詞やらの話ですが、勉強しまして、やっと少し判りました。
今、とにかく喋れるようになりたくて、独学ですが、毎日勉強してます。
ルーマニアのテレビもほぼ毎日見てますが…
今の所まだ、知ってる単語を聞き取るのが精一杯です。
いつか喋れるようになって、ルーマニアへ行きたいと、
写真集を見ながら「移動」を夢見てます。
久々にお邪魔して、とりとめなく長々とすみませんでした。
どこに行ってもこの地球の上にいることは間違いなく、そうである限り
逢おうと思えば逢えるのです(ぇ
確かにスラブは入っているかも知れませんね・・
モルドバはかつてはスラブ系のソビエトでしたし、言語はラテン語系、
ルーマニアに関しても、北をウクライナ、南を旧ユーゴ各国とスラブ系国家に挟まれています。
以前から思っていましたが、やはりモルドバやルーマニアはラテンとスラブの両方を持っているのでしょうかね。
ところでラドゥのミドルネーム、「Alexei」は「alexandros(アレクサンドロス=アレクサンダー大王)」から来ているのでしょうかね?
ちなみにこの大王様もマケドニア、スラブ系です。
色んな理由で人々は移動しますが、所詮一人では生きていけないですから
きっと様々な出会いや別れがこれからもあるんだと思います。
さえもんさんもきっと、色んな方に色んな街で出会うでしょうね!生きるって楽しいですね。
Raduの件、覚えててくださってありがとうございます!
彼はやっぱり苗字もスラヴ系なんですね!知りませんでした。
ルーマニア自体はラテン系といわれてますが、場所柄絶対にスラブ系との混在を避けることはできないと思います。
そもそもラテン系の方が後から入ってきたはずですし。
ルーマニア語(モルドバ語)の特殊文字を「a」「i」に
置き換えるのは文字化け対策の1つでもあるかもしれませんね。
とかナントカ大きくでておいて間違っていたらどうしよう(゜д゜;
とも思ってますが(^^;
でも多分、こんな流れなんだと思います。
>昔から続く多国間との交流が無駄ではなかったと呼べる日が来る事を
念願してやみません。
ああ、何ていい言葉なんでしょう!
各国の為政者は過ちを繰り返さぬよう、歴史を振り返るべきでしょうね。
先人の知恵と経験を無駄にするほど無意味なことは
ないかもしれません。
私たちに出来ることは何だろう?
私はファンの方から”Sirb(iに^)が正しい表記”だと教えていただいた記憶があるのですが
ルーマニア語とモルドヴァ語ではまた綴りが違ってくるんですね。
またひとつ知識が増えたので”Sarb(aに^)”の綴りも自分のHPに追記したいと思います。
教えてくださってありがとうございました。
Raduのフルネームは彼のご先祖様が
ベッサラビア(モルドバ&ルーマニアら辺)や、セルビアなど
スラブ系民族のいる地方を(orから)移動し、出会い、紡いだであろう家系図の
今の最終地点であり>
私は世界の歴史に関して全然明るい方ではありません。
過去に各国で戦争も起こりましたし
今の世界情勢は先行きが良いとは呼べませんが
昔から続く多国間との交流が無駄ではなかったと呼べる日が来る事を
念願してやみません。
私も小さい範囲ではありますが
何かを求める気持ちを取り戻したいとこの記事を読んで強く思いました。
(まとまりのない文章になってしまいました・反省orz)